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疫学・統計
昨日に続いて薬剤師の問題です。
これも簡単でしょう。 薬剤師国試 102-69 ある病院で新たに降圧薬Aを採用することになった。 そこで薬剤師Xは当該病院において、 高血圧患者にAを投与した場合と投与しない場合との間で、 消化器症状の発現率に差があるかを観察・調査する研究を計画した。 なお、高血圧患者にAを投与するか否かは、 それぞれの主治医による薬物治療上の判断に基づき、 薬剤師Xは介入しないものとした。 この研究に該当するのはどれか。1つ選べ。 1 randomized controlled trial 2 prospective cohort study 3 retrospective cohort study 4 case-control study 5 meta-analysis 解答:MOREへ
今回は簡単な問題でしょう。
H31年度の整形専門医試験からの出題 整形専門医試験31回-118 次のうち臨床研究のエビデンスレベルが低いのはどれか。2つ選べ。 a 症例報告 b 症例対象研究 c 専門家委員会報告 d 前向きコホート研究 e ランダム化比較試験のメタアナライシス 解答:MOREへ
久々に疫学関係の問題です。
問題 疫学研究について正しいのはどれか。2つ選べ。 a メタ解析は単一の研究から結論を出す。 b Systematic Reviewでは問題を定式化する。 c 前向きコホートでは介入を行わない。 d 対象症例研究では無作為割り付けを行う。 e 記述疫学的研究では医学的な仮説を検証する。 解答:MOREへ
疫学関係の問題はよく出されます。
医師国家試験対策wiki 臨床疫学的指標 https://www8.atwiki.jp/kumedisiketai/pages/56.html に多くの問題が集められています。 集中的にやるにはいいでしょう。 99C13改題 ある患者が某疾患である検査前確率を50%としたときの検査後確率はどれか。 信頼できる検査の某疾患に対する感度は78%、特異度は88%とする。 a 11% b 20% c 28% d 35% e 43% 解答:MOREへ
https://medu4.com/109H10 から
基本的な疫学関係の問題 clinical reasoningのbase ![]() clinical reasoning: https://physiosmit.wordpress.com/2013/11/24/clinical-reasoning-do-you-hear-horses-or-zebras/ 109H10 診断の確定に有用なのはどれか。 a 感度が高い検査が陽性のとき b 感度が高い検査が陰性のとき c 特異度が高い検査が陽性のとき d 特異度が高い検査が陰性のとき e ( 1 - 感度)/ 特異度が0.1より低いとき 解答:MOREへ
https://medu4.com/112B22 から
![]() 112B22 検査前確率〈事前確率〉が変わると変化するのはどれか。 a 感度 b 特異度 c 適中度〈的中度〉 d 偽陰性率 e ROC曲線 解答:MOREへ 感度、特異度、尤度比:医師国試でも扱った関係問題。
なんだか、訳がわからんですな。
![]() https://www.slideshare.net/nickromero76/ratio-probability-proportion-percent-jeopardy-review-presentation 103E17 医学統計で誤っているのはどれか。 a 率の算出では分子は分母に含まれる。 b 比の算出では分子と分母とは独立である。 c 率の算出には時間的な概念が入ることがある。 d 比の算出には時間的な概念が入ることがある。 e 率と比は同じ意味で使用できる。 解答:MOREへ
https://medu4.com/112F11 から
これは、難しいというか、いやらしい問題といえるだろう。 正答率は13%という超割れ問! ![]() http://www.orgsync.com/professional_services/research_design 112F11 ランダム化比較試験〈RCT〉の必須要件はどれか。 a 二重盲検 b プラセボの使用 c 参加者の無作為抽出 d エンドポイントの追跡 e intention to treat 〈ITT〉 解答:MOREへ 研究デザイン:111歯D36(改訂)と同様に、111回歯科で扱われた研究デザインの問題。やはり、少しずつ難しくなっているな。 ![]() https://www.slideshare.net/naveen5112/4-case-control-studies 111B21 ![]() 解答:MOREへ
111歯D36を参考に、新しい問題を作成してみました。
![]() https://www.slideshare.net/takashifujiwara71/140115-grade 新作 70歳以上の日本の地域在宅高齢者810例を対象に、 2012年から追跡調査を行い 牛乳の摂取頻度とサルコペニアの有無との関連を検討した。 牛乳の摂取状況は、普通乳あるいは低脂肪乳について、 摂取頻度ごとに3群に分けて評価し、 サルコペニアの発生の有無を調査した。 牛乳の摂取頻度とサルコペニアの有無との関連性は、 多重ロジスティックモデルを用いて解析し、 性、年齢、対象地域、総エネルギー摂取量に加え、 BMI(21.5未満、21.5以上25.0未満、25.0以上)、 生活習慣(飲酒、喫煙および運動の習慣)、 食品摂取の多様性スコア(牛乳の摂取頻度以外) および既往症(脊椎系疾患、骨粗鬆症の有無)について調整した。 この研究の方法はどれか。1つ選べ。 a メタアナライシス b ランダム化比較試験 c 非ランダム化比較試験 d 前向きコホート研究 e 後ろ向きコホート研究 解答:MOREへ
111回歯科から、研究デザインの問題。
手を変え品を変え出題してきます。 ただ、この問題の出し方はいかがなものか? 出題委員の質の問題か? 受験生を悩ましたいのか? 難しい問題を作ろうと意識しすぎたきらいがある。 申し少し医師国試の問題を研究してもらいたい。 小生には甚だ疑問である。 ※解説:一部改編しました。 ![]() https://www.slideshare.net/JITHINKT/research-design-67446427 111D36 ![]() 解答:MOREへ
112回医師国試から
今日は簡単な問題。 112B10 介入研究はどれか。 a 横断研究 b コホート研究 c 症例対照研究 d ケースシリーズ研究 e ランダム化比較試験〈RCT〉 解答:MOREへ
Systematic Review、Meta-analysisについては、判然としないという意見もあります。
システマティックレビューと メタアナライシスでも以前に記事にしました。再度、確認しておきましょう。 以下は、阪大の老年・腎臓内科から発信しているサイト: http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/kid/clinicaljournalclub8.html からの引用です。 分かりやすいです。 これで、頭がさらにclearになるでしょう。 Reviewの分類 Reviewには、大きく3つの段階があります。 (1) Narrative Review (2) Systematic Review (3) Meta-analysis (メタアナリシス) Meta-analysis (メタアナリシス)の位置付け ![]() (1) Narrative Reviewは 「偉い先生の御意見」です。 文献検索方法も不十分で、 「都合の悪い」エビデンスは無視されているかも(Biasが入っているかも?)しれません。 (2) Systematic Reviewは、 文献検索方法の記載が有り(例: Medline + Cochrane + EMBASE + ,,,)、 「都合の悪い」エビデンスも評価しています。 (3) Meta-analysis (メタアナリシス)は、 統計的手法を用いて、データを量的に統合するものです。 Narrative review、Systematic review、Meta-analysis (メタアナリシス)の違い
Systematic reviewとMeta-analysis (メタアナリシス)は下記のように定義されています。 したがって、 Meta-analysis (メタアナリシス)は、systematic reviewの一部です。 Systematic review: A review of a clearly formulated question that uses systematic and explicit methods to identify, select and critically appraise relevant research. Statistical methods (meta-analysis) may or may not be used. Meta-analysis: The use of statistical techniques in a systematic review to integrate the results of included studies. 以下は省略。 http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/kid/clinicaljournalclub8.html で確認ください。
前回に続く、関連の問題
この107歯C44は採点除外になった問題だったとのこと。 採点除外となった理由は正答率が低かった(10%未満)ことにあるようです。 (歯科医師国家試験 臨床問題を熱く語るブログ によると) この類の問題が、111回歯科に出るかどうかは、いかんとも言い難いですが、 本ブログ内における疫学・統計 (32) は、再度 復習しといても損はないでしょう。 Denticola 歯科国試のポイント でも扱っていましたので紹介します。 107C44 研究を行ったサンプルにおいて、 2 群間の差を統計的に検定した結果と母集団に おける真理との関係を表に示す。 ![]() 第 1 種の過誤はどれか。 1 つ選べ。 1.ア 2.イ 3.ウ 4.アとエ 5.イとウ 解説:MOREへ
EBMに関して当たり前のように理解していること。
しかし、なんだか分かりにくい統計問題。 1)100薬67 仮説検定における第一種の過誤はどれか。1つ選べ。 1 誤った統計手法で対立仮説を棄却する過誤 2 棄却すべきでない対立仮説を誤って棄却する過誤 3 棄却すべきでない帰無仮説を誤って棄却する過誤 4 棄却すべき対立仮説を棄却し損なう過誤 5 棄却すべき帰無仮説を棄却し損なう過誤 2)101薬194 仮説検定を危険率1%で行ったところ、帰無仮説は棄却できなかった。 この検定結果に関する記述として適切なのはどれか。1 つ選べ。 1 第1種の過誤が生じている可能性がある。 2 帰無仮説は肯定されたと解釈される。 3 危険率を5%とすれば帰無仮説は棄却されやすくなる。 4 危険率を変えなければ標本数を増やしても帰無仮説が棄却される見込みは変わらない。 5 第2種の過誤を犯す可能性の程度は1%である。 解答:MOREへ
本問題とは異なる題材で医科歯科の国試で出る可能性はあるでしょう。
101薬-127 第二次世界大戦後、四日市地域ではコンビナート (火力発電、石油精製、石油化学の工場群)が次々に操業を開始した。 その後、市への悪臭の苦情及び汚染地域でのぜん息患者が増加したが、 これらの現象はコンビナート操業前には認められなかった。 そのため、1961年から5年間の国民健康保険のレセプト(診療報酬明細書)をもとに、 汚染地区と汚染がみられなかった地区(対照地区)の住民約3万人について、 二酸化硫黄による大気汚染と地域住民の気管支ぜん息などの健康被害の調査が行われた。 以下の図1~3は、その調査結果である。 ![]() この疫学調査に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 この調査は、症例対照研究である。 2 1961年の時点で、四日市市内では頻繁に酸性雨が認められていた。 3 対照地区でも気管支ぜん息の受診があったことから、 二酸化硫黄が原因物質である可能性は低いと考えられる。 4 1961年以降、汚染地区で、気管支ぜん息の受診割合が対照地区に比べ多いことから、 二酸化硫黄曝露と健康被害との間には関連があると考えられる。 5 二酸化硫黄濃度が高くなると、気管支ぜん息の発作回数が増加する傾向が認められる。 解答:MOREへ
薬剤師国試から統計の問題
医師、歯科国試に比べてかなりのhigh levelのようです。 101回薬剤師195 以下の図は、3群以上の間で仮説検定を行う場合の、 データの種類に応じた仮説検定法の選択とその順序の概要を示したものである。 図の(1)、(2)、(3)の組合せとして適切なのはどれか。1つ選べ。 なお、post hoc多重比較検定にはTukeyの検定、Scheffeの検定、 Dunnettの検定などが含まれる。 ![]() 1 (1)post hoc多重比較検定、(2)Kruskal-Wallis検定、(3)一元配置分散分析 2 (1)post hoc多重比較検定、(2)一元配置分散分析、(3)Kruskal-Wallis検定 3 (1)一元配置分散分析、(2)Kruskal-Wallis検定、(3)post hoc多重比較検定 4 (1)一元配置分散分析、(2)post hoc多重比較検定、(3)Kruskal-Wallis検定 5 (1)Kruskal-Wallis検定、(2)一元配置分散分析、(3)post hoc多重比較検定 6 (1)Kruskal-Wallis検定、(2)post hoc多重比較検定、(3)一元配置分散分析 関係問題: 3群間の平均値の差 理学療法50P 492群間の平均値の差解答:MOREへ |
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