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感染症・微生物学
世界史的にも有名な事項で、医学部入試の英語長文でも出題されたことがあるのでは?ないかと。
しかし、思いのほか正答率が低い。 117E23 第一次世界大戦とほぼ時期を同じくしてパンデミックがみられた感染症はどれか。 a エボラ出血熱 b インフルエンザ c 鳥インフルエンザ(H5N1) d 中東呼吸器症候群〈MERS〉 e 後天性ヒト免疫不全症候群〈AIDS〉 解答:MOREへ スポンサーサイト
今回の医師国試から。
COVID関係の問題もすっかり当たり前になってきました。 117E46(117E45の問は割愛) 56歳の女性。乾性咳嗽と呼吸困難を主訴に救急車で搬入された。 現病歴:昨日38.3℃の発熱、本日、乾性咳嗽と呼吸困難が出現したため救急車を要請した。 ①2日前に同居している21歳の息子が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を発症した。 ②息子の陽性が判明した時点で、本人は無症状だったが自宅にあった ③鼻腔ぬぐい液の新型コロナウイルス〈SARS-CoV-2〉抗原定性検査を白身で行い、陰性だったという。 既往歴:④48歳から高血圧症で降圧薬を内服している。新型コロナ(SARS-CoV-2)ワクチンは未接種。 生活歴:⑤無職。21歳の息子と2人暮らしで、最近1週間は朝食と夕食をともにしていた。喫煙歴と飲酒歴はない。 家族歴:息子が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。 現 症:意識は清明。身長158cm、体重65kg。体温38.5℃。心拍数110/分、整。血圧148/94mmHg。呼吸数20/分。SpO2 100%(マスク5L/分 酸素投与下)。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。咽頭に軽度発赤を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部と四肢とに異常を認めない。 検査所見:尿所見:蛋白(-)、糖(-)、潜血(-)。血液所見:赤血球400万、Hb 12.6g/dL、Ht 38%、白血球6,800、血小板11万、PT-INR 1.1(基準0.9~1.1)。血液生化学所見:LD 236U/L(基準120~245)、尿素窒素26mg/dL、クレアチニン0.9mg/dL、血糖98mg/dL、Na 141mEq/L、K 4.5mEq/L、Cl 102mEq/L。CRP 3.0mg/dL。心電図で異常を認めない。 搬入時に再度施行した鼻咽頭ぬぐい液を用いた新型コロナウイルス〈SARS-CoV-2〉抗原定性検査は陰性だった。 次に行うべき最も優先度の高い検査はどれか。 a 新型コロナウイルス〈SARS-CoV-2〉PCR検査 b インフルエンザウイルス迅速抗原検査 c アデノウイルス迅速検査 d マイコプラズマ迅速検査 e RSウイルス迅速検査 解答:MOREへ スポンサーリンク
今回の医師国試の英語問題から一題。
ジカウィルス感染症は歯科国試でも、問われる内容。 ![]() イメージ:New Scientist 記事より 出典:MEC:第115回 国試速報掲示板 115A6 ![]() 解答:MOREへ スポンサーサイト ![]()
時々、出る感染症関係の問題。
出典:medu4:113D57 ![]() www.pref.toyama.jp/branches/1279/kansen/tsutsuga/tsutsuga1.htm から 113D57 61歳の男性。発熱と皮疹を主訴に来院した。 一昨日から発熱があり、昨日から体幹に紅斑が出現した。 本日になり紅斑が四肢にも広がってきたため来院した。 発熱は持続し、頭痛を伴っている。紅斑に痒みは伴っていない。 腹痛や下痢を認めない。 1週間前に山に入り、伐採作業をした。同様の症状を訴える家族はいない。 意識は清明。身長162cm、体重62kg。体温38.8℃。脈拍96/分、整。 血圧146/88mmHg。呼吸数20/分。SpO2 97%(room air)。 体幹・四肢に径2~3cmの紅斑が散在する。 右鼠径部に、周囲に発赤を伴った直径5mmの痂皮を認める。 眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。咽頭の発赤や扁桃の腫大を認めない。 心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。 神経診察に異常を認めない。関節の腫脹を認めない。 尿所見:蛋白(-)、糖(-)、潜血(-)。 血液所見:赤血球488万、Hb 14.1g/dL、Ht 42%、 白血球4,300(桿状核好中球12%、分葉核好中球55%、好酸球1%、 好塩基球1%、単球15%、リンパ球16%)、血小板9万。 血液生化学所見:総蛋白7.5g/dL、アルブミン3.9g/dL、総ビリルビン0.9mg/dL、 AST 76U/L、ALT 46U/L、LD 356U/L(基準176~353)、γ-GTP 45U/L(基準8~50)、 CK 46U/L(基準30~140)、尿素窒素22mg/dL、クレアチニン0.9mg/dL、血糖96mg/dL、 Na 134mEq/L、K 4.4mEq/L、Cl 98mEq/L。CRP 7.4mg/dL。 適切な治療薬はどれか。 a ペニシリン b アシクロビル c アミノグリコシド d アムホテリシンB e テトラサイクリン 解答:MOREへ ![]() アニサキスを食べてみた!? より 112回の医師国試からの改題です。 出典:medu4:112A55 112A55改題 アニサキス症で正しいのはどれか。2つ選べ。 a 比較的冬季にに多い。 b 腸での発症が多い。 c 魚類摂取後24時間以降に発症する。 d プロトンポンプ阻害薬が有効である。 e 病態には即時型アレルギー反応が関与する。 解答:MOREへ
今年の医師国試の問題(出典:medu4:113A51 から)
内科外来をやっていると、時々遭遇する疾患のようです。 歯科国試でも、病名と原因は問われるので、 臨床像の確認にはよい問題でしょう。 113A51 56歳の女性。頭痛と発熱を主訴に来院した。 2週間前に山菜採りに行き、その数日後から右耳介後部に水疱が出現した。 4日前から頭痛と発熱が出現し、3日前に自宅近くの診療所を受診し セフェム系抗菌薬を処方されたが症状は改善しなかった。 昨日から全身に発疹が出現した。既往歴に特記すべきことはない。喫煙歴はない。 海外渡航歴はなく、ペット飼育歴もない。意識は清明。 体温40.1℃。脈拍108/分、整。血圧150/82mmHg。呼吸数24/分。SpO2 96%(room air)。 眼瞼結膜に異常を認めない。眼球結膜に充血を認める。 口腔内粘膜に異常を認めない。頸部にリンパ節腫大を認めない。 項部硬直を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。 腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。 体幹部に赤色の小丘疹が散在しているが、癒合傾向を認めない。 右耳介後面下部の写真を別に示す。 血液所見:赤血球497万、Hb 14.8g/dL、Ht 46%、白血球2,400 (分葉核好中球75%、好酸球0%、好塩基球1%、単球3%、 リンパ球21%、異型リンパ球0%)、血小板11万。 血液生化学所見:総蛋白6.5g/dL、アルブミン3.8g/dL、総ビリルビン1.6mg/dL、 AST 500U/L、ALT 275U/L、LD 881U/L(基準176~353)、 ALP 1,477U/L(基準115~359)、γ-GTP 326U/L(基準8~50)、アミラーゼ73U/L(基準37~160)、 CK 86U/L(基準30~140)、尿素窒素10mg/dL、クレアチニン0.7mg/dL。CRP 5.3mg/dL。 最も考えられる疾患はどれか。 ![]() a デング熱 b マラリア c ツツガ虫病 d 伝染性単核球症 e レプトスピラ感染症 解答:MOREへ
連休中ですが、淡々と。
![]() fineartamerica.com/featured/4-human-herpes-virus-6-science-source.html から 109F13 ヒトヘルペスウイルスによる疾患はどれか。 a 手足口病 b 伝染性紅斑 c 突発性発疹 d 伝染性軟属腫 e 尖圭コンジローマ 解答:MOREへ
最近のテコム模試から3大感染症についての問題。
常識であろう。 ![]() https://www.medgadget.com/2018/02/infectious-disease-treatments-market-to-demonstrate-progress-at-a-7-1-of-cagr-by-2023.html テコム医師国試模擬試験 国際社会が協力して対策にあたっている三大感染症はどれか。 3つ選べ。 a MRSA感染症 b AIDS c マラリア d ペスト e 結核 関連記事: 寄生虫学-総論-まとめ解答:MOREへ
歯科でもよく出るパターン
やや我割れ問。 https://medu4.com/112C1 から ![]() 112C1 アルコールによる手指衛生の効果が高いのはどれか。 a 破傷風菌 b ノロウイルス c ロタウイルス d ボツリヌス菌 e インフルエンザウイルス 解答:MOREへ
AIFDS関係の問題。
正答率は高かったようです。 https://medu4.com/112B27 から ![]() https://ja.soropositivo.org/2017/11/13/o-que-e-hiv/ 112B27 28歳の女性。1年前から口唇ヘルペスで3回の治療を受けた。 歩行時の息苦しさを主訴に受診し、ニューモシスチス肺炎と診断された。 ニューモシスチス肺炎の治療と同時に基礎疾患が検索され、HIV感染症と診断された。 性交渉のパートナーは男性のみで特定の3人である。 喫煙は22歳から10本/日。飲酒はビール350mL/日。 血液所見:赤血球468万、Hb 14.7g/dL、白血球7,600 (好中球60 %、好酸球3%、好塩基球1%、単球8%、リンパ球28%)、 CD4陽性細胞数180/mm3(基準800〜1,200)、血小板15万。 血液生化学所見:総ビリルビン0.7mg/dL、AST 68U/L、ALT 128U/L、 LD 305U/L(基準176〜353)、尿素窒素15mg/dL、クレアチニン 1.0mg/dL。 免疫血清学所見:HBs抗原陽性、HBs抗体陰性、HBV-DNA陽性、HCV抗体陰性。 この患者の抗HIV治療薬の選択において最も重要なのはどれか。 a 飲酒歴 b 喫煙歴 c B型肝炎の合併 d 口唇へルベスの既往 e 性交渉のパートナーの人数 解答:MOREへ ![]() https://longitudeprize.org/blog-post/balance-gps-patient-care-and-antibiotics 110G31 適正使用のため感染対策部門が院内の使用を管理すべき抗菌薬はどれか。 a セフェム系 b ペニシリン系 c カルバペネム系 d マクロライド系 e アミノグリコシド系 解答:MOREへ ![]() https://www.slideshare.net/abigailabalos/bacterial-meningitis-11383501 111A11 成人における細菌性髄膜炎の原因菌として最も頻度が高いのはどれか。 a 大腸菌 b 肺炎球菌 c 髄膜炎菌 d リステリア e インフルエンザ菌 解答:MOREへ
医師国家試験過去問データベース から
次の文を読み、62~63の問いに答えよ。 75歳の男性。熱感を主訴に来院した。 現病歴:5日前の田植え作業中に咳を自覚し、その後持続していた。 痰は少しからむ程度であり、色は白色透明であった。 3日前に、37.4℃の発熱があったため自宅にあった総合感冒薬を 2日間内服したところ症状は軽快した。 頭痛や筋肉痛はなく、田植え作業は継続していた。 今朝の体温が36.8℃で、平熱よりも高いことが気になったため受診した。 既往歴:45歳時にオートバイで転倒し脾臓摘出術を受けた。 60歳時に高血圧を指摘されたが、医療機関にはかからなかった。 インフルエンザワクチンは年1回定期的に受けている。 生活歴:40年来の専業農家で、土に触れる機会が多い。 妻との2人暮らし。喫煙は40本/日を45年間。飲酒は日本酒1合/日を30年間。 家族歴:父親が高血圧性脳出血のため65歳で死亡。 現 症:意識は清明。身長163cm、体重60kg。体温36.8℃。 脈拍72/分、整。血圧140/90mmHg。 呼吸数16/分。SpO2 96%(room air)。 聴診上呼吸音は減弱している。 106G62 現時点での主訴への対応として適切なのはどれか。 a 解熱薬を処方する。 b 抗菌薬の点滴静注を行う。 c 内服用抗菌薬を処方する。 d 内服用抗真菌薬を処方する。 e 治療は必要ないことを説明する。 106G63 この患者に確認すべきなのはどれか。 a HBワクチンの接種歴 b 狂犬病ワクチンの接種歴 c 破傷風トキソイドの注射歴 d 肺炎球菌ワクチンの接種歴 e 免疫グロブリンの点滴静注歴 解答: MOREへ 医師国家試験過去問データベース から ![]() http://www.mtkenyatimes.co.ke/meningitis/ 111I3 細菌性髄膜炎の原因菌でセフェム系抗菌薬が有効でないのはどれか。 a 緑膿菌 b 肺炎球菌 c リステリア d インフルエンザ菌 e クレブシエラ属菌 解答:MOREへ
有名な感染症疑い患者に対する初期対応。
医師国家試験過去問データベース から 111I70 24歳の女性。長引く咳を主訴に来院した。 3か月前から咳と痰とが出現していたがそのままにしていた。 1か月前から症状が悪化し微熱を伴うようになってきた。 身長156cm、体重48kg。体温37.6℃。 脈拍80/分、整。血圧120/74mmHg。呼吸数20/分。 胸部の聴診でcoarse cracklesを聴取する。 塔痰塗抹Ziehl-Neelsen染色陽性。 胸部エックス線写真で両側上肺野に異常陰影を認める。 現時点の対応として適切なのはどれか。 a 保健所へ届ける。 b 特定機能病院に紹介する。 c 抗菌薬による治療を開始する。 d 同居者や密接接触者の健康診断を行う。 e 患者にマスクを着用させて個室に誘導する。 解答:MOREへ
医師国家試験過去問データベース より
111E51 12歳の男児。肺結核の接触者検診のため来院した。 同居している祖父が肺結核と診断されており、 患児は2週間前から37.5℃前後の微熱と咳嗽が続いているという。 対応として正しいのはどれか。 a 診察時は手袋を着用する。 b 聴診器を患児専用にする。 c トイレでの採痰を指示する。 d 医療従事者はN95マスクを着用する。 e 診察室内で患児が接触した場所の消毒を行う。 解答:MOREへ |
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