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かず

Author:かず
某総合病院で日々、臨床で忙しい医師カズです。
各種医療職の資格試験問題に挑戦しつつ、資格を目指す方々を励ますブログです。
内容は、国内の医師、歯科、薬剤師、看護師国試など、さらには米国医師資格試験(USMLE)、米国歯科医師資格試験(NBDE)あたりの問題にも挑戦する予定です。
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認知症screeningの代表格であるHDS-RとMMSE。
似ていて違います。
今回はこの辺についての問題です。
医科でも歯科でも、ここまでは聞いてこないとは思いますが。

問題

認知症の検査法であるHDS-RとMMSEにおける共通する検査項目はどれか。
3つ選べ。

a 時間の見当識
b 場所の見当識
c 自発書字
d 図形模写
e 計算力




関係問題:
認知能の代表的検査法
認知症の症状?:111歯B47
認知症の評価



解答:MOREへ



2019/01/01 23:45 老年医学・認知症 TB(-) CM(0)
サルコペニアについては、どの国家試験でも頻出分野でしょう。
頭整理のために、まとめておきます。

Wikipediaからの改編
understanding-sarcopenia-6-728.jpg
https://citywidesuperslow.com/use-lose-muscles-aging/

からの引用


サルコペニアは、
1989年にRosenbergによって
「加齢による筋肉量減少」を意味する用語として提唱された。

サルコペニアは造語で、
ギリシア語でサルコ(sarco)は「肉・筋肉」
ペニア(penia)は「減少・消失」
の意。

当初は骨格筋肉量の減少を定義としていたが、
徐々に筋力低下、機能低下も含まれるようになった。

上述の定義は
European Working Group on Sarcopenia in Older People(EWGSOP)のものであり、
身体機能障害、クオリティ・オブ・ライフ(QOL)低下、
死のリスクを伴う包括的な内容も含まれる。


サルコペニアの分類

EWGSOPでは、
サルコペニアを加齢に伴って生じる原発性(一次性)サルコペニアと、
活動、栄養、疾患に伴って生じる二次性サルコペニアに分類している。

原発性
加齢性サルコペニア - 加齢以外に明らかな原因がないもの。

二次性

1)活動に関連する
寝たきり、不活発なスタイル(生活)、失調や無重力状態が原因となり得るもの。

2)疾患に関連する
重症臓器不全(心臓、肺、肝臓、腎臓、脳)、炎症性疾患、
悪性腫瘍や内分泌疾患に付随するもの。

3)栄養に関係する
吸収不良、消化管疾患、および食欲不振を起こす薬剤使用などに伴う
摂取エネルギーおよび/またはタンパク質の摂取量不足に起因するもの。

代謝
外科処置
などによるものは2次性サルコペニアには含まれない。


また、サルコペニアのステージ分類として、下記のような3段階を定義している。


ステージ 筋肉量 筋力 身体能力
プレサルコペニア
サルコペニア または
重症サルコペニア

サルコペニア関係の記事:

2018/12/31 00:19 老年医学・認知症 TB(-) CM(0)
介護については政治レベル、医療サイドにおいても大きな問題です。
医科、歯科ともに、この関係の問題は必ず出ますね。

ブログ内検索で “介護保険”  と入力すると、
かなりの記事がヒットします。

トライしてみてください。




img_220e3e1bfaadf1bb3af3da697889429f296273.jpg

https://toyokeizai.net/articles/-/60171 から



問題

平成28年度の国民生活基礎調査で、
要介護となる原因疾患の第2位はどれか。
1つ選べ。

a 骨折・転倒
b 高齢による衰弱
c 認知症
d 脳血管疾患(脳卒中)
e 肺炎


解答:MOREへ

2018/12/27 23:01 老年医学・認知症 TB(-) CM(0)
nutrition-evaluation-760x532.png
https://www.obesityhelp.com/articles/what-to-expect-at-your-bariatric-nutrition-evaluation から



栄養評価方法は最近は歯科でもよく出るようです。
このブログでも以下の記事で話題にしてきました。

栄養評価

SGA (110歯C77)とCGA (111医E23)

成人の栄養状態の評価:108医E10

MNAとSGA:栄養評価


ダメ押しに、再度確認問題。



問題

客観的栄養評価として用いられる指標はどれか。3つ選べ

a FIM
b SGA
c 血清アルブミン
d BMI
e 尿中クレチニン



解答:MOREへ


2018/12/24 00:04 老年医学・認知症 TB(-) CM(0)
誤嚥性肺炎に関する似た問題を2問。
この辺は、形を変えて歯科でも出されやすい分野です。
来年あたりは、誤嚥肺炎のlung XPなども、歯科で出されるかもしれませんよ。

1)は思いのほか正答率が低かったようです。


E382B9E383A9E382A4E3838933-b3ba6-thumbnail2.jpg

http://tnagao.sblo.jp/article/161908474.html


1)112D54
89歳の男性。
発熱と意識レベルの低下とを主訴に来院した。
2年前に脳梗塞を発症し嚥下困難となったため、胃瘻から栄養を摂っている。
この1年間で2回、肺炎に罹患している。
2週間前、38℃台の発熱があり、意識障害を認めたため、
入所中の特別養護老人ホームの職員に連れられて来院した。
胸部エックス線写真で両側下肺野にすりガラス陰影を認めた。
入院し抗菌薬の投与を行ったところ、症状は改善し退院することとなった。
合併症に対する内服薬を胃瘻から投与している。

肺炎再発リスクとなる可能性の高い薬剤はどれか。

a 睡眠薬
b 去痰薬
c 胃粘膜保護薬
d 腸管蠕動改善薬
e カルシウム拮抗薬


2)109I48
80歳の男性。発熱と食欲低下とを主訴に来院した。
半年前から食事中にむせることがあった。
3か月前に発熱で入院しペニシリン系抗菌薬で治癒した。
2日前から発熱が出現し食事摂取ができなくなったため受診した。
胸部エックス線写真で右下肺野に浸潤影を認め、前回と同じ抗菌薬で軽快した。
1年前に脳梗塞の既往がある。

この患者の繰り返す病態の予防に効果が期待できるのはどれか。

a 口腔ケア
b 食後の臥位安静
c 鎮咳薬の服用
d 向精神薬の服用
e ヒスタミンH2受容体拮抗薬の服用


解答:MOREへ

2018/11/16 06:00 老年医学・認知症 TB(-) CM(0)
認知症関連:111回医師国試から

認知症関連の問題は、本格的な超高齢化社会を迎える今、
医師、歯科ともにコンスタントに出題されるでしょう。

ところで、米国でも dementia という用語は使わないらしい。
日本語の"痴呆"に相当する差別用語だというわけである。

日本同様に、"認知症";cognitive disorder (dysfunction, impairment) というらしい。


 ninnchi#
http://www.utas.edu.au/wicking/understanding-dementia


医師国家試験過去問データベース から


1)111C23
111C23.jpg



2)111E10
111E10.jpg



3)111E13
111E13.jpg



4)111H1
111H1.jpg



5)111I6
111I6.jpg


解答:MOREへ

2018/10/09 17:11 老年医学・認知症 TB(-) CM(0)
https://medu4.com/112C28 から


112C28

70歳の女性。腰痛を主訴に来院した。
2日前に屋内で段差につまずいて
転倒した後から腰痛が出現した。
歩行は可能である。
下位腰椎に強い叩打痛がある。
腰椎エックス線写真で第3腰椎の圧迫骨折を認める。

この患者の今後の生活に対する指導を
する際に考慮する必要性が低いのはどれか。

a ロコモティブシンドローム
b むずむず脚症候群
c サルコぺニア
d 廃用症候群
e フレイル 



関連問題:

サルコペニアの診断:111歯B25

サルコペニア、フレイル関連の問題

管理栄養士 第28回 問題29:サルコペニアなど

サルコペニア・フレイルティ:管理栄養士国試問題から

新傾向の高齢歯科関係問題:110歯B36ほか

歯科国試:予想英語問題 31 Elderly



解答:MOREへ

2018/10/05 06:00 老年医学・認知症 TB(-) CM(0)
Alzheimer型認知症でみられる高次脳機能障害について
(以前upしたものであるが、解答を一部改編)

1)は歯科でも卒試には出るレベルかもしれません。


医師国家試験過去問データベース から

1)111E10
Alzheimer型認知症でみられるのはどれか。

a 身体失認
b 感覚性失語
c 肢節運動失行
d 半側空間無視
e 遂行機能障害


2)109H29
78歳の男性。
テレビ番組の録画がうまく出来なくなったことを主訴に来院した。
これまで自分の好きなテレビ番組をこまめに録画していたが、
最近はほとんど録画しなくなったため心配した妻とともに受診した。
妻の話によると録画装置の使い方が分からなくなったようだという。
日常生活では特に問題はないが、最近、同じことを何度も聞くようになり、
遠方の娘から電話がかかってきたことを忘れていることがあるという。
妻と2人暮らし。
60歳ころから糖尿病の治療のため外来にはバスを利用して1人で通院している。
脈拍84/分、整。血圧126/84mmHg。
四肢に運動麻痺を認めない。腱反射は正常である。

この患者にみられる高次脳機能障害はどれか。

a 幻 覚
b 失 語
c 妄 想
d せん妄
e 遂行機能障害



解答:MOREへ

2018/10/02 12:55 老年医学・認知症 TB(-) CM(0)

medu4から、老化に関する問題。

methode_times_prod_web_bin_2a323d4e-a85e-11e7-b9a3-2cac9d6c85bd.jpg 
https://www.thetimes.co.uk/article/elderly-face-impossible-search-for-a-care-home-lkmwdq3bw


108G45
82歳の男性。
最近よく転倒することと、頼んだことをよく忘れることを
心配した娘に連れられて来院した。
脈拍72/分、整。血圧144/84mmHg。
礼節は保たれ、時間の見当識障害はない。
昨日の夕食のメニューは半分程度しか思い出せないが、
今朝家で朝食を済ませて来院したことはよく覚えている。
脳神経には異常を認めない。
握力は右22kg、左20kgで、Gowers徴候は陰性、Romberg徴候は陰性であった。
振動覚は両側外果で10秒。
腱反射は両側アキレス腱反射が減弱していることを除き正常。
両側Chaddock反射は陽性であった。

この患者で正常な老化とは考えられない所見はどれか。


a 両側Chaddock反射陽性
b 握力は右22kg、左20kg
c 振動覚は両側外果で10秒
d 両側アキレス腱反射が減弱
e 昨日の夕食の内容が思い出せない



解答:MOREへ

2018/09/09 11:01 老年医学・認知症 TB(-) CM(0)

高齢者のポリファーマシー:112医F82改題

でも扱った老人のポリファーマシー関係の問題。

少し 難しいかも?

Polypharmacy.jpg 
https://www.rxrelief.com/blog/polypharmacy-risks-elderly


111D46
83歳の女性。
全身の衰弱のため、心配した介護施設の職員に伴われて来院した。
2か月前から介助がないと立ち上がれなくなった。
1か月前からさらに活気がなくなり、1週間前から食事量も減少してきた。
脳梗塞後遺症の左不全片麻痺、高血圧症、脂質異常症、骨粗鬆症および便秘のため、
アスピリン、カルシウム拮抗薬、スタチン〈HMG-CoA還元酵素阻害薬〉、
活性型ビタミンD、酸化マグネシウム及びプロトンポンプ阻害薬を内服している。

意識レベルはJCS I-2。血圧126/62 mmHg。
尿所見:蛋白(-)、潜血(-)。
血液所見:赤血球302万、Hb 9.7g/dL、Ht 30 %、白血球5,700、血小板14万。
血液生化学所見:総蛋白6.3g/dL、アルブミン3.3g/dL、AST 11 U/L、ALT 16 U/L、
CK 97 U/L(基準30-140)、尿素窒素28mg/dL、クレアチニン2.8mg/dL、
LDLコレステロール120mg/dL、Na 134 mEq/L、K 4.5 mEq/L、Cl 100 mEq/L、
Ca 12.5mg/dL、P 3.1mg/dL、Mg 2.5 mg/dL(基準1.8-2.5)。

この患者の衰弱の原因として最も考えられる薬剤はどれか。

a アスピリン
b 活性型ビタミンD
c カルシウム拮抗薬
d 酸化マグネシウム
e スタチン〈HMG-CoA還元酵素阻害薬〉


解答;MOREへ



2018/09/05 06:03 老年医学・認知症 TB(-) CM(0)
https://medu4.com/112F44 から

WhatIsPolypharmacy_Banner.jpg 
https://www.rasmussen.edu/degrees/health-sciences/blog/what-is-polypharmacy/


112F44
ポリファーマシーの要因になるのはどれか。3つ選べ。

a 残薬の増加
b 処方日数の短期化
c 医療施設間連携の欠如
d 複数医療機関からの処方
e 複数疾患をもつ高齢者の増加



polypharmacy関連問題:



解答:MOREへ


2018/08/12 13:18 老年医学・認知症 TB(-) CM(0)
昨年から、sarcopeniaの問題が歯科でも出るようになりました。
前回は写真問題でした。

 sarcopenia-muscle.jpg
http://citywidesuperslow.com/use-lose-muscles-aging/


111B25
111b25サルコペニア

関連記事:

サルコペニア、フレイル関連の問題

サルコペニア・フレイルティ:管理栄養士国試問題から

新傾向の高齢歯科関係問題:110歯B36ほか

栄養評価

歯科国試:予想英語問題 31 Elderly



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2018/07/02 00:02 老年医学・認知症 TB(-) CM(0)
高齢者のポリファーマシーを意識した問題。
これからの医療では問題となる重要な分野です。

poripha_001.jpg 
https://photo-pharmacy.com/pharmacy/poripharmacy.html


112F82改題

73歳の女性。
右股関節を人工関節に置き換える手術が予定された。
入院時のシステムレビューで、夜間のトイレ歩行時に
軽いふらつきを自覚していることが分かった。
神経学的所見では、右下肢の筋力低下以外に、
ふらつきの原因となる異常は認めなかった。

処方されている薬剤で、ふらつきの原因となる可能性があるのはどれか。
3つ選べ。

a 非ステロイド性抗炎症薬〈NSAIDs〉
b 降圧薬
c 睡眠薬
d 整腸薬
e 点眼薬




解答:MOREへ



2018/06/01 06:00 老年医学・認知症 TB(-) CM(0)
褥瘡 
pressure sore, bed sore, decubitus
について簡単な問題


https://medu4.com/110I16 から

 b195d087918ca28d7cfc34a912c1ad91--cgi-teaching-tools.jpg
https://www.pinterest.jp/kolby67/pressure-sores/ から



110I16
褥瘡の発生に関与しないのはどれか。

a 低栄養
b 関節拘縮
c 知覚過敏
d 皮膚の乾燥
e 全身麻酔下での手術


解答:MOREへ



2018/05/10 06:00 老年医学・認知症 TB(-) CM(0)
加齢に伴い観察される現象

https://medu4.com/112F13
 から


hires-2-_wide-01ac5a1fe10b9f73fde8d94a5bd43e08322f8951-s900-c85.jpg

https://www.npr.org/sections/health-shots/2013/10/08/230175345/delaying-aging-may-have-a-bigger-payoff-than-fighting-diseases から


112F13
加齢に伴い観察されるのはどれか。

a 上肢の静止時振戦
b 膝蓋腱反射の消失
c 腸腰筋の筋力低下
d Babinski徴候陽性
e 第3足趾の位置覚消失


解答:MOREへ

2018/05/03 21:13 老年医学・認知症 TB(-) CM(0)
認知症の症状について、
引っかかる受験生も多かったかも。


12_dementia.jpg 

https://financialtribune.com/articles/people/53411/alzheimer-s-affects-one-in-40-iranian-families から



111B47
85歳の男性。
家族に義歯を隠されたと訴えて来院した。
家族によるとその事実はないという。
この症状と同じカテゴリーに分類される認知症の症状はどれか。
2つ選べ。

a  異 食
b 失 認
c 不潔行為
d 見当識障害
e 実行機能障害




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2018/04/09 06:00 老年医学・認知症 TB(-) CM(0)
昨年の歯科国試には、栄養評価法としてSGA (Subjective Global Assessment)が出ました。
今年は、MNAなど別の評価方法が出るのでは?と思い、
以下のような問題を作成してみました。
当たれば、国試受験生からは絶賛されるところですが。


問題1
以下のうち、栄養評価に使われるものはどれか。3つ選べ。

a SF36
b SGA
c MNA
d MUST
e FIM


問題2
SGA (Subjective Global Assessment)と
MNA-SF(Mini Nutritional Assessment-short fom)
に共通しない項目はどれか。1つ選べ。

a 食事量
b 体重変化
c 活動性
d 精神的問題(認知面)
e 身体所見





関連記事:

 MNA(mini nutritional assessment)

SGA (110歯C77)とCGA (111医E23)




解答:MOREへ
2018/01/24 06:03 老年医学・認知症 TB(-) CM(0)
医師国試を歯科用に簡単にしたものです。

mg22129510_700-1_1200.jpg 

https://www.newscientist.com/article/mg22129510-700-defusing-dementia-why-is-risk-of-alzheimers-falling/ から



108医A38改題
78歳の女性。
手指振戦と動作緩慢とを主訴に来院した。
1年前から手指の震えが出現し、次第に動作が緩慢になっていた。
半年前から物忘れを自覚していた。
1か月前から、誰もいないのに「人が座っている」と訴えたり、
「蛇がいる」と怖がったりするようになったため、
1週前にリスペリドンを少量投与したところ、
四肢の筋強剛と流涎とを認めるようになった。
最も考えられる疾患はどれか。 1つ選べ。

a Alzheimer型認知症
b パーキンソン病
c 前頭側頭葉型認知症
d レビー小体型認知症
e 脳梗塞




関連記事:

特徴的な神経細胞内の構造物

109回歯科AC:高齢歯科、嚥下

認知症1

認知症関連の問題

110歯C 薬理



解答:MOREへ
2018/01/17 22:13 老年医学・認知症 TB(-) CM(0)
医師国家試験過去問データベース から引用改編


110D41
75歳の女性。
物忘れを主訴に夫に連れられて来院した。
2年前から物忘れが目立つようになり、
何度も同じことを尋ねるようになった。
買い物で同じ物を買ってくることがあり、
そのことを指摘しても適当にはぐらかすようになった。
また料理も簡単なものしか作らなくなり、
心配した夫に連れられて受診した。
大学卒業後、市役所に勤務し、60歳で定年退職した。
その後、地域の婦人会活動を活発に行っていたが、
最近は外出することがほとんどない。
既往歴に特記すべきことはない。
診察時、疎通性は比較的良好であるが、時間と場所の見当識障害がみられる。
改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)は11点(30点満点)である。
その他の神経学的所見に異常を認めない。
血液生化学所見に異常を認めない。
頭部MRIで両側海馬の萎縮を認める。
この患者に対する治療薬として適切なのはどれか。

a ドパミン受容体遮断薬
b アセチルコリン受容体遮断薬
c アセチルコリンエステラーゼ阻害薬
d 選択的セロトニン再取り込み阻害薬〈SSRI〉
e セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬〈SNRI〉


解答:MOREへ



2017/11/14 21:31 老年医学・認知症 TB(-) CM(0)
フレイルということばはどこかで聞いたことがあるでしょう。
英語のfrailtyの訳として「虚弱」のかわりに日本老年医学会が提唱していることばで

「高齢者がかかえる筋力低下による転倒の危険性の増大などの身体的問題のみならず、
認知機能障害やうつ病などの精神・心理的問題、独居や経済的困難などの社会的問題までを含む概念」であり、

この重要性を医療専門職のみならず広く国民に周知することで、
「介護予防が進み、要介護高齢者の減少が期待できる」としている。

サルコペニアについては医学教育モデル・コア・カリキュラムでは平成28年度改訂版(案)に含まれていますし,
来年からは医師国家試験の出題基準にも入ります。

フレイルについては下記のサイト参照

以上は、
医療系学生と共に国試から学ぶ
サルコペニアとフレイル  からの引用。

本問題の解説の一部も上記ブログから引用しています。


2FA7DA9300000578-3584007-image-a-17_1462927979638.jpg 
http://www.dailymail.co.uk/news/article-3584007/Frail-elderly-people-sent-home-hospital-soon-pressure-free-beds-report-warns.html


また、110回歯科国試でもサルコペニアに関する問題が出されたことは記憶に新しい。
本ブログでも、以下の記事で紹介しました。

新傾向の高齢歯科関係問題:110歯B36ほか



1)52PT午後-92
高齢者にみられる病態のうち、低栄養の関与が低いのはどれか。
1. 貧血
2. 褥瘡
3. 大腿骨骨折
4. サルコペニア
5. 虚血性心疾患


2)理学療法士国試過去問
フレイルの説明で正しいのはどれか。

1.サルコベニアと関連かある。
2.体重は増加している者が多い。
3.虚弱高齢者とは区別される病態を有する。
4.地域在住高齢者での該当者は2%程度である。
5.精神的な活力の低下は判断の要素に含まれない。


3)新作
アジア人のサルコペニア基準となっているものはどれか。3つ選べ。

a 握力
b 身体活動量の低下
c 歩行速度
d 内臓脂肪量の低下
e 四肢骨格筋量


関連記事

歯科国試でも出そうな高齢者関係問題(110回医師国試)

サルコペニア・フレイルティ:管理栄養士国試問題から

新傾向の高齢歯科関係問題:110歯B36ほか



解答:MOREへ




2017/11/04 06:00 老年医学・認知症 TB(-) CM(0)
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