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腎・泌尿器
今回は泌尿器科からの問題。
![]() イメージ:Dysuria: Symptoms, Causes & Treatment から 116D15 排尿障害の診断で有用なのはどれか。3つ選べ。 a 残尿測定 b 尿流測定 c レノグラム d 腹部超音波検査 e 末梢神経伝導検査 解答:MOREへ スポンサーサイト
最近は常識になったIgG4関連疾患の問題。
しかし、我々の世代で内科以外の科の先生は、 疾患名すら知らない医師がたくさんいるようです。 ![]() www.slideshare.net/AllergyChula/igg4related-disease-86093081 から 114A13 IgG4関連疾患の腎病変について正しいのはどれか。2つ選べ。 a 思春期に好発する。 b 間質性腎炎を認める。 c 初発症状は発熱が多い。 d 半月体形成性腎炎を認める。 e 治療は副腎皮質ステロイドが第一選択である。 解答:MOREへ
よく出される類の問題でしょうか?
medu4:113A43 から ![]() Rheumatoid Arthritis: Kidney Rheumatoid Arthritis から 113A43 66歳の女性。下腿の浮腫を主訴に来院した。 2年前に関節リウマチと診断された。 発症時には朝のこわばりが昼過ぎまで続き家事にも支障があったが、 現在はプレドニゾロンとブシラミンの内服治療で症状はほとんどない。 1か月前から顔と両下腿の浮腫を自覚し、体重が2kg増加したため受診した。 今まで尿所見に異常は認められなかった。 家族歴で父方祖母に関節リウマチがあるが、腎疾患はない。 身長160cm、体重55kg。脈拍72/分、整。血圧154/80mmHg。呼吸数12/分。 頭頸部と胸腹部に異常を認めない。 両下腿に圧痕を残す浮腫を認める。 関節の圧痛、腫脹、変形を認めない。 尿所見:蛋白3+、糖(-)、潜血(±)、沈渣に変形赤血球2~3/HPFを認める。 随時尿の尿蛋白/クレアチニン比は1.5g/gクレアチニン(基準0.15未満)。 血液所見:赤血球395万、Hb 13.2g/dL、Ht 40%、白血球7,800、血小板10万。 血液生化学所見:総蛋白6.2g/dL、アルブミン3.5g/dL、 尿素窒素13mg/dL、クレアチニン0.5mg/dL。CRP 0.2mg/dL。 腹部超音波検査で腎臓に異常を認めない。 対応として最も適切なのはどれか。 a 腎生検を行う。 b NSAIDsを開始する。 c ブシラミンを増量する。 d 生物学的製剤を開始する。 e プレドニゾロンを減量する。 解答:MOREへ
高齢者では非常に多い病態。
今後、出題が増えていくかも。 ![]() stpeteurology.com/overactive-bladder/ 103I58 65歳の女性。尿意切迫感、切迫性尿失禁および夜間頻尿を主訴に来院した。 尿所見:蛋白(-)、糖(-)、沈渣に赤血球0~2/1視野、白血球1~3/1視野。 尿量1,000~1,300 ml/日、排尿量80~200 ml、残尿量10~20 ml。 昼間排尿回数8~10回、夜間排尿回数2、3回。 対応として適切なのはどれか。 a 水分制限 b 抗菌薬投与 c 睡眠薬投与 d α1遮断薬投与 e 抗コリン薬投与 解答:MOREへ ANCA関連血管炎糸球体腎炎関係の問題:頻度順でも紹介したものに含まれる問題を1つ。110B20 腎生検のPAS染色標本を別に示す。 この病理所見の原因となるのはどれか。 ![]() a 痛風腎 b 微小変化群 c ANCA関連血管炎 d 溶血性尿毒症症候群 e コレステロール塞栓症 解答:MOREへ
簡単な問題です。
https://medu4.com/112E17 から ![]() http://suredevelopersteam.blogspot.com/2016/09/acute-renal-failure.html 112E17 腎後性無尿の原因になるのはどれか。 a 熱傷 b ショック c 後腹膜線維症 d 急性尿細管壊死 e ネフローゼ症候群 解答:MOREへ ![]() http://nursestudy.net/2014/11/13/glomerulonephritis/ 小生は、このGN関係が苦手である。 そこで、 腎炎関係の臨床問題を中心に Medu4:https://medu4.com/ の検索でざーと調べてみた。 詳細に調べた訳ではないのであしからず。 頻度的には、 顕微鏡的多発血管炎やIgA腎症が 血管炎もからめて、いろんな角度からみた問題が多いようである。 溶連菌感染後急性糸球体腎炎とループス腎炎も頻度的に多い。 病理組織図譜もよくみて、研究してみてください。 その詳細は:MOREへ
正解率が低かった超割れ問。
解釈が紛らわしい。 https://medu4.com/112D14 から ![]() https://www.cdc.gov/kidneydisease/prevention-risk.html 112D14 慢性腎臓病〈CKD〉について正しいのはどれか。2つ選べ。 a 重症度は原疾患、GFR、血尿の3者で分類する。 b 蛋白尿の量は心血管死亡のリスクと関連しない。 c GFRが正常でも血尿が3か月続けばCKDである。 d GFRが正常でも顕性蛋白尿が3か月続けばCKDである。 e 腎の形態的異常があってもGFRが正常であればCKDではない 解答:MOREへ
日頃の実習の成果が現れる問題のようです。
https://medu4.com/109G23 から ![]() http://www.namt.jp/seido_kanri/survey_2006/urin06.htm 109G23 尿沈渣の検鏡時、血球成分の個数を計測する際の拡大倍率はどれか。 a 20倍 b 40倍 c 100倍 d 400倍 e 1,000倍 解答:MOREへ
https://medu4.com/112C21 から引用改編
正答率はかなり低めでした。 スポンサーサイト ![]() 112C21 尿路および男性生殖器の解剖について正しいのはどれか。 2つ選べ。 a 精管は鼠径管を通過する。 b 尿道は陰茎の腹側を走行する。 c 尿管口は膀胱頂部にみられる。 d 尿管は総腸骨静脈の背側を走行する。 e 上膀胱動脈は外腸骨動脈から分枝する。 解答:MOREへ スポンサーサイト ![]()
思いのほか、割れ問。
![]() https://theydiffer.com/difference-between-hemodialysis-and-peritoneal-dialysis/ 111E9 慢性透析患者の死因で最も多いのはどれか。 a 悪性腫瘍 b 感染症 c 心不全 d 脳血管疾患 e COPD 解答:MOREへ
https://medu4.com/112B21 から
![]() https://jinzo.ougonritu.net/manseisikyuutaijinen.html から 112B21 慢性腎炎症候群のうち最も頻度が高いのはどれか。 a IgA腎症 b 膜性腎症 c 膜性増殖性糸球体腎炎 d 巣状分節性糸球体硬化症 e 基底膜菲薄化症候群〈良性家族性血尿〉 解答:MOREへ
腎疾患の問題
不得意の学生さんも多いのでは? https://medu4.com/109D38 から 109D38 70歳の男性。 腎機能悪化を指摘されたため来院した。 2か月前から発熱、咳嗽および全身倦怠感が出現し次第に体重が減少してきた。 心配になり自宅近くの診療所を受診し、血清クレアチニンの上昇が 認められたため紹介されて受診した。 喫煙は20本/日を50年間。飲酒は日本酒1合/日を50年間。 意識は清明。身長153cm、体重48kg。 体温37.2℃。脈拍76/分、整。血圧150/76mmHg。 呼吸数22/分。SpO2 98%(room air)。 眼瞼結膜は貧血様である。心音に異常を認めない。 両側の背下部でfine cracklesを聴取する。 顔面と下腿とに浮腫を認める。 尿所見:蛋白1+、蛋白定量0.87g/日、糖(−)、潜血3+、 沈渣に赤血球 多数/1視野、白血球1〜5/1視野。 血液所見:赤血球352万、Hb 10.2g/dL、Ht 32%、 白血球10,700(桿状核好中球2%、分葉核好中球87%、好酸球1%、単球1%、リンパ球9%)、 血小板36万。 血液生化学所見:総蛋白6.3g/dL、アルブミン3.1g/dL、尿素窒素34mg/dL、クレアチニン2.5mg/dL、 尿酸7.6mg/dL、Na 138mEq/L、K 4.5mEq/L、Cl 106mEq/L。 免疫血清学所見:CRP 4.5mg/dL、HBs抗原陰性、HCV抗体陰性、 MPO-ANCA 160EU/mL(基準20未満)、抗核抗体陰性。 腎生検のPAS染色標本を別に示す。 蛍光抗体法で糸球体に免疫グロブリンの沈着を認めない。 直ちに行うべき治療はどれか。 ![]() a 血液透析 b 赤血球輸血 c 副腎皮質ステロイドのパルス療法 d 非ステロイド性抗炎症薬〈NSAIDs〉投与 e アンジオテンシン変換酵素〈ACE〉阻害薬投与 解答:MOREへ
https://medu4.com/112A32 から
![]() おねしょ:bedwetting http://www.reflexologymelbourne.net.au/enurisis-bed-wetting-in-children/ 112A32 7歳の女児。 3歳でオムツが取れたにもかかわらず、 下着が常に少し濡れていることを主訴に来院した。 本人は「お漏らしはしていない」と言う。 静脈性尿路造影では両側に完全重複腎盂尿管を認める。 膀胱鏡検査で右側に2個、左側に1個の尿管口を認める。 尿失禁の原因はどれか。 a 下大静脈後尿管 b 後部尿道弁 c 尿管異所開口 d 尿管瘤 e 膀胱尿管逆流 解答:MOREへ
https://medu4.com/112A8 から
常識的問題? ![]() Osteoblastic metastases involving the sacrum and lumbar spine (arrows) in a patient with history of prostatic adenocarcinoma. http://www.webpathology.com/image.asp?case=20&n=77 112A8 無症候性骨転移を伴う前立腺癌にまず行う治療はどれか。 a PDE 5〈phosphodiesterase 5〉阻害薬投与 b 抗癌化学療法 c ホルモン療法 d 経尿道的レーザー前立腺切除術 e ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術 解答:MOREへ
歯科ではよく多発性骨髄腫とのからみで、出題されることが多いですね。
これは、今年の医師国試から。 https://medu4.com/112A39 から ![]() http://rebelem.com/contrast-induced-nephropathy-cin-fact-myth/ から 112A39 56歳の男性。肝臓の腫瘤性病変の精査のため入院中である。 C型肝炎の経過観察中に行った腹部超音波検査で肝臓に腫瘤性病変が見つかったため入院した。 入院後に腹部造影CTを施行したところ、 入院時1.1mg/dLであった血清クレアチニン値が造影検査後2日目に3.0mg/dLに上昇した。 入院後に新たな薬剤投与はなく、食事は毎日全量摂取できており、体重は安定していた。 体温、脈拍、血圧、呼吸数ともに正常範囲で、排尿回数も5、6回/日で変わらなかった。 造影検査後2日目の検査所見:尿所見:蛋白(-)、糖(-)、潜血(-)、 沈渣に赤血球1〜4/1視野、白血球1〜4/1視野。 血液所見:赤血球302万、Hb 10.4g/dL、Ht 31%、白血球4,600、血小板16万。 血液生化学所見:総ビリルビン1.4mg/dL、直接ビリルビン0.8mg/dL、AST 45U/L、ALT 62U/L、 LD 360U/L(基準176〜353)、ALP 380U/L(基準115〜359)、γ-GTP 110U/L(基準8〜50)、 尿素窒素43mg/dL、クレアチニン3.0mg/L、尿酸8.8mg/dL、Na 136mEq/L、K 5.2mEq/L、 Cl 100mEq/L、Ca 8.2mg/dL、P 6.2mg/dL。 CRP 0.3mg/dL。 腹部超音波検査では両腎に水腎症を認めない。 対応として正しいのはどれか。 a 緊急血液透析 b 経時的な腎機能評価 c 尿道カテーテル留置 d 腹部造影CTの再施行 e 動静脈シャント造設術の準備 解答:MOREへ
CKDの重症度分類表に関する基本問題。
表を意識して見ていれば簡単でしょう。 歯科でも定期試験では出るレベルでしょうか? https://medu4.com/110I14 から 110I14 慢性腎臓病の重症度分類を別に示す。 A1からA3の方向(横軸方向)の区分を規定する指標はどれか。 ![]() a eGFR b 年齢 c 蛋白尿 d 体格指数 e 平均血圧 解答:MOREへ
医師国試からの連問
歯科国試においても、一般問題のヒントになる問題でしょう。 医師国家試験過去問データベース から引用改編 109G61-63 次の文を読み、61~63の問いに答えよ。 72歳の男性。全身倦怠感を主訴に来院した。 現病歴:7日前に自宅を出たところでつまずいて転倒し、 腰痛が生じたため自宅近くの診療所にて鎮痛薬を処方されて頻回に服用していた。 3日前から全身倦怠感と食欲低下とを自覚していたが、 今朝になり食事がとれなくなったため家族に付き添われて受診した。 既往歴:中学生時に虫垂炎。高血圧症、糖尿病および脂質異常症で内服治療中。 生活歴:喫煙は60歳まで20本/日を40年間。12年前から禁煙している。 飲酒は機会飲酒。 家族歴:父親が肺癌で死亡。母親が脳卒中で死亡。 現症:意識レベルはJCSI-1。身長160cm、体重66kg。 体温36.4℃。脈拍52/分、整。血圧120/60mmHg。呼吸数18/分。SpO2 98%(room air)。 眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。 頸静脈の怒張を認めない。 心音と呼吸音とに異常を認めない。 腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。 浮腫を認めない。 検査所見:血液所見:赤血球383万、Hb 11.0g/dL、Ht 34%、白血球8,400、血小板22万。 血液生化学所見:総蛋白7.0g/dL、アルブミン3.5g/dL、総ビリルビン0.9mg/dL、 AST 34IU/L、ALT 42IU/L、LD 341IU/L(基準176~353)、ALP 281IU/L(基準115~359)、 γ-GTP 48IU/L(基準8~50)、アミラーゼ74IU/L(基準37~160)、CK 162IU/L(基準30~140)、 尿素窒素32mg/dL、クレアチニン1.6mg/dL、尿酸8.4mg/dL、 血糖124mg/dL、HbA1c 6.8%(基準4.6~6.2)、 Na 138mEq/L、K 7.8mEq/L、Cl 108mEq/L。 CRP 0.3mg/dL。 109G61 直ちに行うべき検査はどれか。 a 頭部CT b 心エコー検査 c 尿中薬物検査 d 12誘導心電図 e 胸部エックス線撮影 109G62 投与すべき薬剤はどれか。 a ドパミン b アトロピン c アドレナリン d アミオダロン e グルコン酸カルシウム 109G63 今回対応した病態に関連する内服薬として推測されるのはどれか。2つ選べ。 a スルホニル尿素薬 b HMG-CoA還元酵素阻害薬 c 非ステロイド性抗炎症薬〈NSAIDs〉 d ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬 e アンジオテンシン変換酵素〈ACE〉阻害薬 解答:MOREへ |
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