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2022年03月
予想通り出ましたね。
Covid-19が! 116F55 76歳の男性。呼吸困難のため救急車で搬入された。8日前から発熱、乾性咳嗽が出現し、本日夕方から安静時でも呼吸が苦しいと訴えていた。意識がもうろうとしていることに妻が気づき救急車を要請した。妻は2週間前に咽頭痛、微熱を認めたが現在は改善している。喫煙歴は20~63歳まで20本/日。意識はJCS III-100。身長163cm、体重65kg。体温37.7℃。心拍数80/分、整。血圧104/64mmHg。呼吸数24/分。SpO2 93%(リザーバー付マスク10L/分 酸素投与下)。心音に異常を認めない。両側背部の下胸部にcoarse cracklesを聴取する。血液所見:赤血球470万、Hb 14.2g/dL、白血球4,800、血小板1.0万、PT-INR 2.4(基準0.9~1.1)。血液生化学所見:LD 629U/L(基準120~245)、尿素窒素23mg/dL、クレアチニン0.9mg/dL、血糖128mg/dL。CRP 10mg/dL。動脈血ガス分析(リザーバー付マスク10L/分 酸素投与下):pH 7.40、PaCO2 42Torr、PaO2 64Torr、HCO3- 24mEq/dL。心電図:正常洞調律。胸部エックス線写真(A)と胸部CT(B)とを別に示す。唾液を用いたSARS-CoV-2のPCR検査は陽性であった。 ![]() A ![]() B 現時点で適切なのはどれか。2つ選べ。 a 人工呼吸管理 b 抗線維化薬投与 c 気管支鏡下肺生検施行 d 副腎皮質ステロイド投与 e シクロフォスファミド経口投与 正解:MOREへ スポンサーサイト ![]()
今回も、整形関係の問題。
116D38 6か月の女児。左下肢を動かさないため母親に連れられて来院した。 2日前に38℃台の発熱があり、自宅近くの診療所で咽頭炎と診断され、 アセトアミノフェン坐剤の処方をうけている。 翌日、おむつを交換するときに激しく啼泣することに母親が気づいた。 新生児期に異常は指摘されていない。 身長68cm、体重7.2kg。体温37.8℃。脈拍132/分、整。 血圧96/68mmHg。呼吸数14/分。 左下肢の自動運動はなく、左股関節を他動的に動かすと啼泣する。 右股関節に可動域制限を認めない。 血液検査:赤血球450万、Hb 12.0g/dL、Ht 38%、 白血球12,600(桿状核好中球4%、分葉核好中球80%、好酸球1%、 好塩基球1%、単球5%、リンパ球10%)、血小板26万。 CRP 15mg/dL。 左股関節穿刺液のグラム染色でグラム陽性球菌が認められた。 行うべき処置はどれか。 a NSAID内服 b 左股関節切開・洗浄 c 両下肢オーバーヘッド牽引 d リーメンビューゲル装具着用 e 副腎皮質ステロイド左股関節内投与 解答:MOREへ スポンサーサイト ![]()
今回の医師国試で正答率が非常に低かった問題のようです。
116C36 65歳の女性。多発関節痛を主訴に来院した。5か月前に自宅近くの医療機関で関節リウマチの診断を受けた。B型およびC型肝炎ウイルス検査、結核菌特異的全血インターフェロンγ遊離測定法〈IGRA〉は陰性で、メトトレキサートとプレドニゾロンによる治療が開始されたが、症状が改善しないため紹介受診となった。多発関節炎を認め、生物学的製剤による治療の適応と考えられた。併存疾患はない。輸血歴、結核の家族歴や接触歴もない。末梢血白血球数、リンパ球数、血清IgG、胸部エックス線検査に異常を認めない。 この患者で生物学的製剤による治療開始前に追加すべき検査はどれか。 a 抗EBNA抗体 b β-D-グルカン c 抗アスペルギルス抗体 d 抗水痘・帯状疱疹ウイルス抗体 e 血中サイトメガロウイルス抗原 解答:MOREへ スポンサーサイト ![]() |
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