これは、医師国試レベルでは多少難しいかもしれないが、出ないとは限らないし、正解可能な範囲でしょう。

股関節後方脱臼のXP:画像
Posterior dislocation of Right hip から引用
整形専門医30-74改35歳の男性.登山中に転落した.既往歴に特記すべきことなし。アルコールは機会飲酒程度で喫煙歴もない.受傷から12時間後に地域の総合病院に搬送され、右股関節後方脱臼の診断で麻酔下に徒手整復術を受けた. なお、単純X線像やCT像にて臼蓋部や大腿骨頭部・頸部の骨折は認めなかった.受傷後6か月の単純X線像は正常で、正常歩行が可能となっていたため,以後の通院を怠っていた.受傷後1年を過ぎて右鼠径部から大腿にかけての疼痛が発生し,最近は歩行が困難となり再び整形外科を受診した.股関節の可動域は保たれている.この症例の股関節画像所見で認めやすいのはどれか.3つ選べ。
a 単純X線像で骨頭内の帯状硬化像
b 単純X線像で関節裂激隙の消失
c 単純X線像で寛骨臼の骨棘形成
d MRI T1強調像で骨頭内のlow band像
e 骨シンチグラムで大腿骨頭部のcold in hot像
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