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病理のポイント
歯科医師国家試験対策サイト! DCロムニーハウスがお手伝い December 18, 2016配信 から転用改変



1 核の濃縮はアポトーシス?

アポトーシス(自殺)

ネクロ―シス(他殺)

「生理的な細胞死」

サイトカインなどにて誘発

・核の濃縮

・核の規則的な断片化

(断片化はランダムではなく、プログラミング通りに行われる)

・炎症が起きない

「病理的な細胞死」

外傷などにて誘発

・核の濃縮

・核の膨張

・細胞小器官(ミトコンドリアなど)の膨張

・炎症が起こる



 

★核の濃縮はアポトーシスもネクロシスもともにみられる!

★一番の特徴は、ネクロ―シスは細胞小器官の異常(膨潤)が起こる!


関連記事

遺伝子治療の基礎


2 萎縮、化生、肥大、過形成

萎縮

(容積)

細胞の容積の減少で組織が小さくなる

歯槽骨の廃用性萎縮など

肥大

(容積)

細胞の容積の増加で組織が大きくなる(細胞数は変化なし)

筋肥大など

過形成

(数)

細胞数の増加にて、組織が大きくなる(細胞容積そのものは変化なし)

化生

異なる細胞、組織に置き換わる

円柱上皮の扁平上皮化生など(唾液腺や気管支など)

胃粘膜の腸上皮化生など


関連記事:

細胞変化 (NBDE Part 1)



3 変性

とりわけ重要なのが「タンパク質変性」!

粘液変性

ムチンの増加!

PAS染色ムチカルミン染色などで観察

硝子変性

好酸性の物質が沈着!

唾液腺腫瘍高血圧時の動脈壁などで見られる!

硝子滴変性

ラッセル小体(多発性骨髄腫にてみられる)

フィブリノイド変性

フィブリノイドの沈着!

糸球体腎炎、膠原病などでみられる!




ラッセル小体(Russell body):
一般に免疫グロブリンの過剰産生を経た形質細胞で観察される均一の免疫グロブリンを
有する巨大な好酸性の構造物。
ラッセル小体は腫大した小胞体を特徴とする。
多発性骨髄腫で観察される細胞変化の1つ。
(Wikipediaから)

grapecell.jpg
grape cell
細胞質に入っている白っぽい丸の小体がブドウの房みたいなのでこのような名前に。
ちなみにこの「房」をラッセル小体といいます。

http://www.sho-oh.ac.jp/blog_old/medi-tech/2011/10/post-164.html

kogen05.jpg 

http://www.touei-clinic.jp/original23.html


4 出血

ここでは2つだけ確認しよう!

・喀血:気管支・肺(呼吸器系)からの出血鮮紅色泡を含む

・吐血:食道(消化器系)からの出血鮮紅色

   :胃や腸(すなわち、食道より下の消化器系)からの出血暗褐色

★出血で思い出しましたが、「血腫」は波動を触れるが、血管腫は触れない!しかし、リンパ管腫では波動は触れる!

★その他、類皮嚢胞やWarthin腫瘍では波動は触れない!



え? 先生、類皮嚢胞って波動触れないんすか?

・・・()触れにくい



ってことは、類表皮嚢胞も触れませんか?

・・・おっしゃる通りです。()触れにくい


(見解はいろいろありますが、基本的には触れにくいのです)

★波動関連のひっかけは、やはり「Warthin腫瘍」「血管腫」だと考えます。
この2つは触れません。ガマ腫は?これは粘液嚢胞なので触れます。



5 アミロイド

歯原性腫瘍の中で「アミロイド」と来たら



「石灰化上皮性歯原性腫瘍」(Pingborg腫瘍)!



病理組織

・「腫瘍細胞の『敷石状配列』」がある!

・「Congo-Red染色」にてアミロイドが染色される。



以下の病理像:口腔病理基本アトラス から引用

7_b_003.jpg

アミロイド様物質と移行的な石灰化部位



7_b_004.jpg 
コンゴ赤染色で陽性(橙色)を示すアミロイド様物質



アミロイド沈着で引き起こされるのは

「結核」
「関節リウマチ」
「多発性骨髄腫」



ちなみに、ヘモジデリンの過剰沈着で引き起こされるのは

「肝硬変」
「血鉄症」(ヘモジデローシス)



リポフスチンは消耗性色素で、
 
 
高齢者の「心筋細胞」「肝細胞」に沈着。



参考記事:

打撲後の内出血



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2016/12/19 20:56 病理:歯科 TB(-) CM(0)
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