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検査と物理現象:医師107H20

医師国家試験過去問データベース から


医師107H20

107h20.jpg




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医師107H20

107h20.jpg




正解 d

comments:

日本語訳したものが以下。

 a 心電図ー音
 b 内視鏡ー熱
 c MRIー光
 d PETー放射線
 e 超音波ー重力

心電図は電流 electric current
内視鏡は光 light
MRIは磁場 magnetic field
PETは放射線 radiation
超音波は音 sound

をそれぞれ利用しているため、dが正しい。


PET

PET(Positron Emission Tomography)検査は陽電子放出断層撮影法のことで、
心臓、脳などの体の中の細胞の働きを断層画像として捉えます。
これにより病気の原因や病巣、病状を的確に診断することが出来ます。

FDG-PET検査は

「がん細胞は正常細胞に比べ3~8倍のブドウ糖を取り込む」という、がん細胞の性質を利用
します。

ブドウ糖に類似した「FDG」と呼ばれる物質に放射性同位元素をつけた薬剤を投与し、
約1時間後に撮影して、FDGが多く集まる部位を画像から特定することで診断するものです。

CTやMRI検査は病変の形態(形)を画像化して異常を診るのに対し、
PET検査ではブドウ糖代謝などの機能から異常を診ます

病変の形態だけで判断つかない時に、働き(機能)の状況を同時に診ることで、
診断の精度を上げることが出来ます。

FDG-PET検査は病期診断、治療効果判定、再発・転移診断等に有効です。
また全身を一度の検査で診ることができ、
リンパ節に移転したがんの有無の判断にも優れているため、
病期診断には特に効果的です。


pet_01_item0001.jpg


http://www.fimacc.jp/pet/ から


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2016/12/23 18:41 総合診療・救急・症候学 TB(-) CM(0)
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