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高齢者の生理学
![]() http://www.slideshare.net/kalaiarassi/physiological-changes-09 歯科国試問題から 1)105C-69 生理学 高齢者の生理的変化で正しいのはどれか。2つ選べ。 a 機能的残気量が減少する。 b 圧受容体反射機能が亢進する。 c 血清アルブミン濃度が減少する。 d クレアチニンクリアランスが上昇する。 e 脳血流量の自動調節能が右方移動する。 2)106A-66 高齢者で低下するのはどれか。2つ選べ。 a 脈圧 b 耐糖能 c 糸球体濾過率 d 機能的残気量 e 肺胞気-動脈血酸素分圧較差(A-aDO) 3)107A-35 老化に伴って低下するのはどれか。 1 つ選べ。 a 食後血糖 b 収縮期血圧 c 末血管抵抗 d 動脈圧受容器反射機能 e 血清総コレステロール 4)107C-73 老化に伴う呼吸器系の変化はどれか。 1 つ選べ。 a 残気量の増加 b 肺活量の増加 c 咳嗽反射の亢進 d ガス拡散能の上昇 e 胸郭コンプライアンスの上昇 5)108A-54 高齢者の生理的特徴で正しいのはどれか。2 つ選べ。 a 呼吸数は増加する。 b 肺残気量は低下する。 c 収縮期血圧は上昇する。 d 動脈血酸素分圧は低下する。 e 姿勢変化による血圧変動は小さい。 6)108A-16 老化に伴う口腔機能の変化で正しいのはどれか。1 つ選べ。 a 刺激唾液の増加 b 咀嚼時間の短縮 c 味覚閾値の低下 d 最大咬合力の低下 e 喉頭侵入頻度の減少
解答はMOREをクリック スポンサーリンク 1)105C-69 生理学 高齢者の生理的変化で正しいのはどれか。2つ選べ。 a 機能的残気量が減少する。 × b 圧受容体反射機能が亢進する。 × c 血清アルブミン濃度が減少する。 ○ d クレアチニンクリアランスが上昇する。 老人では腎機能低下にてろ過率低下 × e 脳血流量の自動調節能が右方移動する。 ○ 慢性高血圧の患者になると、脳灌流圧と脳血流のカーブは右へシフトするため、 自動調節能が働く範囲は、100~120mgHgとなる。 そのため、慢性高血圧の患者においては、 正常血圧者にとっては安全な血圧の範囲でも、 急激な平均血圧や脳灌流圧低下が、脳虚血を惹起する可能性がある。 ![]() http://blog.livedoor.jp/thnkks0304/archives/cat_50047873.html?p=2 解答 c e 2)106A-66 高齢者で低下するのはどれか。2つ選べ。 a 脈圧 低下もありえるが? ×? b 耐糖能 明らかに低下 ○ c 糸球体濾過率 これも低下 ○ d 機能的残気量 逆に増大 × ![]() 機能的残気量⇒残気量+予備呼気量 スパイログラムで直接測定できるもの ⇒肺活量(VC)、1回換気量(TV)、吸気予備量(IRV),呼気予備量(ERV)、最大吸気量(IC) *残気量(RV)を成分として含むものはスパイログラムで直接測定できない。 (残気量・機能的残気量・前胚活量) 残気量は最大呼気位における肺気量。正常値は約1.2 l 若年健康者では全肺気量の20%ぐらいであるが、加齢とともに増加し70歳代には50%ぐらいになる。 http://www.geocities.jp/study_nasubi/i/i6.html e 肺胞気-動脈血酸素分圧較差(A-aDO) × A-aDO2の増大の原因として次の3つの病態が重要!! ①換気血流比の不均等(肺梗塞) ②拡散障害(肺気腫・肺線維症) ③シャントの増大(Fallot四徴症・肺動静脈瘻・無気肺) 老人でCOPDなどの合併があれば低下するが、 一般に老化により低下はしないということか? 解答 bc 3)107A-35 老化に伴って低下するのはどれか。 1 つ選べ。 a 食後血糖 上昇にて× b 収縮期血圧 BP↑にて× c 末血管抵抗 当然、上昇 × d 動脈圧受容器反射機能 これは低下 ○ e 血清総コレステロール 上昇 × 解答d 4)107C-73 老化に伴う呼吸器系の変化はどれか。 1 つ選べ。 a 残気量の増加 ○ b 肺活量の増加 低下 × c 咳嗽反射の亢進 低下 × d ガス拡散能の上昇 低下傾向 × e 胸郭コンプライアンスの上昇:言い換えると 肺の膨らみやすさ 上昇 肺伸縮性低下にて× 高齢者の呼吸器の特徴 http://sekitann.com/kisochishiki_koureishanotokuchou.html •背筋力が低下すると姿勢が悪化し、肺を圧迫しやすい •呼吸にかかわる筋力が低下する •肺が縮まる力が低下する •肺活量、1秒量(深く息を吸い込んで、最初の1秒間に吐き出された空気量)が低下する •運動時の最大酸素摂取量(1分間に身体に取り込める最大限の酸素量)が低下する •嚥下反射が低下し、異物が気道に入りやすくなる •せき反射が起こりにくくなり、異物の排除機能が低下する •白血球などによる免疫(ウイルスや細菌などが体内に侵入した際に、 排除して自分の身体を守ろうとする働き) •機能が低下し抵抗力が弱まる 解答 a 5)108A-54 高齢者の生理的特徴で正しいのはどれか。2 つ選べ。 a 呼吸数は増加する。 b 肺残気量は低下する。 c 収縮期血圧は上昇する。 d 動脈血酸素分圧は低下する。 e 姿勢変化による血圧変動は小さい。 解答 c d 6)108A-16 老化に伴う口腔機能の変化で正しいのはどれか。1 つ選べ。 a 刺激唾液の増加 むしろ低下 × b 咀嚼時間の短縮 延長でしょう × c 味覚閾値の低下 感じにくくなるので、閾値上昇 × d 最大咬合力の低下 当然 咬む力は低下 ○ e 喉頭侵入頻度の減少 逆に増大して、誤嚥肺炎が起きやすい × 解答 d |
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