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ウィルス性疾患 特集

hdc_0001_0003_0_img0280.jpg 
http://www.humanillnesses.com/original/U-Z/Viral-Infections.html

歯科国試からの出題

解説の一部は”闘う!歯科医師国試”からの抜粋です。


1)101B-2 微生物学
ウイルス感染で発症するのはどれか。1つ選べ。

a 猩紅熱
b 上皮真珠
c エプーリス
d Riga-Fede病
e 疱疹性歯肉口内炎

2)92A-28 微生物学
ウイルス性の感染症はどれか。2つ選べ。

a 猩紅熱
b ジフテリア
c 単純疱疹
d 流行性耳下腺炎
e ニューモシスチス肺炎


3)92A-23 微生物学
初感染および回帰発症の好発部位が主に口腔領域にあるウイルスはどれか。
1つ選べ。

a エンテロウイルス
b 単純ヘルペスウイルス1
c 単純ヘルペスウイルス2
d アデノウイルス
e ヒト免疫不全ウイルス(HIV)


4)106C-24

回帰発症を特徴とするのはどれか。1つ選べ。

a 麻疹
b 単純疱疹
c 日本脳炎
d ヘルパンギーナ
e 流行性耳下腺炎


5)106A-12 微生物学
手足口病の原因はどれか。1つ選べ。

a 細 菌
b 真 菌
c ウィルス
d プリオン
e マイコプラズマ


6)107A-37
母乳を介して感染するのはどれか。1 つ選べ。

a 風疹ウイルス
b B 型肝炎ウイルス
c 単純ヘルペスウイルス
d ヒトパピローマウイルス
e ヒトT 細胞白血病ウイルス


7)107C-116
垂直感染によって持続感染を起こすのはどれか。1 つ選べ。

a ノロウイルス
b ポリオウイルス
c A型肝炎ウイルス
d B型肝炎ウイルス
e 日本脳炎ウイルス


8)107A-73
C 型肝炎で正しいのはどれか。2 つ選べ。

a 5 類感染症に分類されている。
b 食物や飲み水により経口感染する。
c 予防にはワクチン接種が有効である。
d キャリアの半数以上が慢性肝炎へと移行する。
e キャリアの割合は30 歳代より若い世代で増加している。


9)108C-33 
軟口蓋に丘疹が認められる感染症の病原体はどれか。1 つ選べ。

a EB ウイルス
b ノロウイルス
c ロタウイルス
d コクサッキーウイルス
e インフルエンザウイルス


10)108C-121
ワクチン投与により予防できるのはどれか。すべて選べ。

a AIDS
b 風 疹
c 麻 疹
d ポリオ
e デング熱


11) 107C-37
インフルエンザ脳炎・脳症の重症化に関連して緊急安全性情報が出たのはどれか。
1 つ選べ。

a  リドカイン
b  フルコナゾール
c  フルオロウラシル
d  エリスロマイシン
e  ジクロフェナクナトリウム


12) 108C-45 
8 か月の乳児。心疾患、聴力障害および白内障の三徴候を有し、
下顎乳中切歯にエナメル質減形成がみられる。
母親が妊娠中に罹患したと考えられるのはどれか。1 つ選べ。

a 腎 炎
b 風 疹
c 糖尿病
d B 型肝炎
e 再生不良性貧血

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解答、解説


1)101B-2 微生物学
ウイルス感染で発症するのはどれか。1つ選べ。

a 猩紅熱 Scarlet fever ×  

A群β溶血性連鎖球菌による病気。
2-10歳の小児に多く発病する。
主に飛沫感染。中耳炎・腎炎・リウマチ熱などと合併して発症する事がある。
3-5日ほどで、回復に向かう。


b 上皮真珠 ×

歯堤の退化不全によって生じる乳児の歯槽堤粘膜に生じた塊状の小真珠様腫瘤
ウィルスと無関係

pearl34.jpg
http://www.chukai.ne.jp/~myaon80/mu4-caseB33pearl.htm

 
c エプーリス  ×

歯肉に生じた限局性腫瘤のうち、良性の線維性組織の増殖あるいは肉芽腫を総括した臨床名
組織学的分類
 1. 炎症性エプーリス
       肉芽腫性、線維性、血管腫性(妊娠性を含む)、骨形成性の一部
 2. 腫瘍性エプーリス
       線維腫性、骨形成性の一部
 3.巨細胞性エプーリス

これらのほかに先天性および裂状エプーリス(義歯性線維腫)

原因と誘因
これらの限局的および内的要因によって形成されます。
    1.不適合な金属冠、充填物、補綴物など器械的刺激
    2.残根や歯石、歯肉縁炎などの慢性炎症性刺激
    3.女性ホルモンなど内分泌の異常関与

epuris11.jpg 
http://www.chukai.ne.jp/~myaon80/mu4-caseB41eplis.htm


d Riga-Fede病 ×

慢性刺激口腔潰瘍の一つで、
下顎切歯部の 尖った切縁で舌小帯や舌尖部が外傷を受け、
種々の大きさの潰瘍を生じたものと
舌下部の肉芽腫、線維腫が下顎切縁で擦傷を受けて潰瘍を生じたものなどがある

riga fede 
http://meddic.jp/リガ-フェーデ病


e 疱疹性歯肉口内炎 ○

Oral Studioから

単純ヘルペスウィルスの初期感染症
→6ヶ月から3歳ぐらいまでに好発

口腔前庭の粘膜に小円形の水泡
→潰瘍が多発

39度近い発熱を伴い有痛性のため栄養摂取に障害

《治療》
口腔内洗浄と安静指示(ワセリンCMCの塗布など)

827cb783.jpg 
http://blog.livedoor.jp/nagasawanorio60/archives/1588769.html


解答 e


2)92A-28 微生物学
ウイルス性の感染症はどれか。2つ選べ。

a 猩紅熱 ×
1)で説明したとおり連鎖球菌が原因

b ジフテリア ×
ジフテリア菌 ( Corynebacterium diphtheriae ) を病原体とする
ジフテリア毒素によって起こる上気道の粘膜感染症

c 単純疱疹 ○
皮膚に生じる単純ヘルペスウイルス感染症の一種

d 流行性耳下腺炎 ○
おたふくかぜ、ムンプスウィルスが原因

e ニューモシスチス肺炎
、酵母様真菌であるニューモシスチス・イロヴェチ(Pneumocystis jirovecii)によって 引き起こされる肺炎。
日和見感染の一つ。


解答 c d



3)92A-23 微生物学
初感染および回帰発症(2度目の発症 recurrence) の好発部位が
主に口腔領域にあるウイルスはどれか。
1つ選べ。

a エンテロウイルス ×
感染しても何の症状もない人が多い。
症状が出る場合、かぜ症候群やインフルエンザ様症状を起こすこともある。
子どもの夏カゼの代表としてよく知られる手足口病、ヘルパンギーナを起こす。
新生児が感染した場合、心臓や肝臓など多くの臓器に感染し死亡する事もある。

b 単純ヘルペスウイルス1 ○
c 単純ヘルペスウイルス2 ×

1型:口の周りや顔面など上半身に発症することが多い

2型:性器や下肢など主に下半身に症状が出るといわれている。

このうち、口手鏡の周りにできるものを「口唇ヘルペス」、
性器周辺にできるものを「性器ヘルペス(GH:Genital herpes)」と呼び、
単純ヘルペスの中でも最も一般的な病気です。
単純ヘルペスウイルスは感染力が強く、しかも一度感染すると、
症状は治まってもウイルスは体内の神経節に潜り込み、
一生そこに棲みついてしまいます。そのため、しばしば再発を繰り返す。
http://www.myclinic.ne.jp/imobile/contents/medicalinfo/gsk/top_topic/topic_41/mdcl_info.html より)

d アデノウイルス ×
アデノウイルスは、ライノウイルス等とともに、「風邪症候群」を起こす主要病原ウイルスの一つ。

肺炎:主として3・7・21型による。
咽頭結膜熱(プール熱):主として3・4型による。
流行性角結膜炎(EKC):主として8型による。
出血性膀胱炎:主として11型による。
急性濾胞性結膜炎:主として1・2・3・4・6・7型による。
胃腸炎:主として31・40・41型による。
      乳幼児期に多く、腹痛、嘔吐、下痢を伴うが、発熱の程度は軽い。

e ヒト免疫不全ウイルス(HIV) ×
AIDS発症のウィルス
CD4陽性Tリンパ球を侵し、徐々に免疫不全により様々な日和見感染症をおこす。


解答 b


4)106C-24
回帰発症を特徴とするのはどれか。1つ選べ。

a  麻疹
b  単純疱疹
c  日本脳炎
d  ヘルパンギーナ
e  流行性耳下腺炎

病原体によっては生体防御機能から逃れて身を隠すことで排除を免れ、
長期にわたって感染を継続させることがある。このような感染を潜伏感染と呼ぶ。
単純ヘルペスウイルスなど一部のウイルスや結核菌などに見られる。
潜伏感染する病原体の多くは、免疫システムの届きにくい神経細胞やリンパ球の細胞内に潜み、
また自分自身の増殖や代謝を出来るだけ低く保つことで免疫による監視や排除から逃れているが、
別の感染症や老化などにより宿主の抵抗力が低下すると、
活性化して再び発病することで、日和見感染の原因になる。
中でも特に潜伏感染と発病を繰り返し行う場合を回帰発症と呼ぶ。
(Wikipediaより)

解答 b



5)106A-12 微生物学
手足口病の原因はどれか。1つ選べ。

a 細 菌
b 真 菌
c ウィルス
d プリオン
e マイコプラズマ

解答 c

解説

原因
• コクサッキーウイルスA16
• エンテロウイルス71

臨床所見
• 1〜4歳の幼児に多発
• 地域集団発生
• 口腔の幅広い部位に小水泡→アフタ様潰瘍
• 皮膚,手掌,足底に小水泡
• 中程度の発熱
• 7〜10日で治癒

治療
• 対処療法のみ

手足口病の症例は以前の記事:小児に時々生ずる発疹性疾患 でも扱いました。
http://iryoukannkeisikaku.blog.fc2.com/blog-entry-77.html を参照!


6)107A-37
母乳を介して感染するのはどれか。1 つ選べ。

a 風疹ウイルス
b B 型肝炎ウイルス
c 単純ヘルペスウイルス
d ヒトパピローマウイルス
e ヒトT 細胞白血病ウイルス

解説

垂直感染

1)胎内感染(経胎盤感染・経羊水感染): 胎盤を通る血液を通じて感染。
  風疹ウイルス、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)、サイトメガロウイルスなど。

2)産道感染(経膣感染): 出産時の出血や皮膚の擦り傷を介して感染。
  B型肝炎やHIVなど。

3)母乳感染: HIVや成人T細胞白血病ウイルスなど。


E5B08FE58590E7A791E38080E291A6E6849FE69F93E79787-5feb0.jpg 
http://kodomonohokenn.seesaa.net/archives/201503-1.html


解答 b (e)

解答はむしろ eがbetter?


7)107C-116
垂直感染によって持続感染を起こすのはどれか。1 つ選べ。

a ノロウイルス
b ポリオウイルス
c A型肝炎ウイルス
d B型肝炎ウイルス
e 日本脳炎ウイルス

前の解説から、答えはd

解答 d


8)107A-73
C 型肝炎で正しいのはどれか。2 つ選べ。

a 5 類感染症に分類されている。 ○
B, C, D型肝炎は5類

b 食物や飲み水により経口感染する。 ×
経口感染はA型。
HCVは血液が主な感染経路で、かつては輸血による感染が多かった。
現在は針刺し事故や刺青、覚醒剤注射の回し打ちなどが主である。
B型肝炎と異なり、性行為ではほとんど感染せず、また母子感染も少ない。

c 予防にはワクチン接種が有効である。 ×
ワクチンはB型。

d キャリアの半数以上が慢性肝炎へと移行する。 ○
初期感染後、70%がHCVキャリアーとなり、慢性肝炎に移行する。

e キャリアの割合は30 歳代より若い世代で増加している。 ×
キャリアーとなるのは40歳以上に多い。

解答 a d


1類~5類感染症 http://www.rakuno.ac.jp/news/hokoku/page22.htm
1 類
エボラ出血熱、クリミア・コンゴ出血熱、ペスト、マールブルグ病、 ラッサ熱
追加・・SARS、天然痘
2 類
急性灰白髄炎、コレラ、細菌性赤痢、ジフテリア、腸チフス、 パラチフス
3 類
腸管出血性大腸菌感染症
新4類
ウエストナイル熱(ウエストナイル脳炎を含む)、エキノコックス症、 黄熱、オウム病、回帰熱、Q熱、
狂犬病、コクシジオイデス症、 腎症候性出血熱、炭疽、ツツガムシ病、デング熱、日本紅斑熱
日本脳炎、ハンタウイルス肺症候群、Bウイルス病、ブルセラ症、 発疹チフス、マラリアライム病
レジオネラ症
追加・・急性A型ウイルス肝炎、急性E型ウイルス肝炎、 高病原性トリ型インフルエンザ、サル痘、
ニパウイルス感染症
野兎病、リッサウイルス感染症、レプトスピラ症
変更・・ボツリヌス症(「乳児ボツリヌス症(4類全数)」を変更)
新5類
(全数)アメーバ赤痢、急性ウイルス肝炎(A型及びE型を除く)、 クリプトスポリジウム症
クロイツフェルト・ヤコブ病、
劇症型溶血性レンサ球菌感染症、後天性免疫不全症候群、 ジアルジア症、髄膜炎菌性髄膜炎、
先天性風疹症候群梅毒、
破傷風、 バンコマイシン耐性腸球菌感染症
(定点)
咽頭結膜熱、インフルエンザ、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、 感染性胃腸炎、急性出血性結膜炎、
クラミジア肺炎(オウム病を除く) 、細菌性髄膜炎、水痘、性器クラミジア感染症、性器ヘルペスウイルス感染症、
成人麻疹、手足口病、伝染性紅斑、 突発性発疹 、百日咳、風疹、ペニシリン耐性肺炎球菌感染症、
ヘルパンギーナマイコプラズマ肺炎、麻疹(成人麻疹を除く)、無菌性髄膜炎、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症、
薬剤耐性緑膿菌感染症、流行性角結膜炎、流行性耳下腺炎、淋菌感染症
追加・・バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌感染症(全数)、 RSウイルス感染症(定点)
変更・・尖圭コンジローマ(定点)(「尖形コンジローム」から 病名を変更)、急性脳炎(定点把握から全数把握に変更)
改正前の4類感染症は、媒介動物の輸入規制、消毒、ねずみ等の駆除、
物 件に係る措置を講ずることができる新4類感染症と、従来どおり発生動向調査のみを行う
新5類感染症に分けられました。
新5類感染症については、全数把握のもの(その感染症の患者すべてについて届出が必要。)と、
定点把握のもの(定点医療機関のみ届出が必要。)とがあります。


1類~3類感染症 ゴロ覚え
http://tkmsjpn.blog69.fc2.com/blog-entry-42.html

1類感染症:南米の一番えらいペットはクマ
南米:南米出血熱
一番:1類感染症
え:エボラ出血熱
ら:ラッサ熱

ぺ:ペスト
ト:痘瘡(天然痘)
ク:クリミア・コンゴ出血熱
マ:マールブルグ病

2類感染症:鳥は時差ぼけ
鳥:鳥インフルエンザ(H5N1)
時:ジフテリア
差:SARS
ぼ:ポリオ(急性灰白髄炎)
け:結核

または、

[2人のポケットじーさん]
2人の=2類感染症
ポ=ポリオ
ケッ=結核
ト=鳥インフルエンザ
じー=ジフテリア
さん=SARS
http://tsunepi.hatenablog.com/entry/2015/01/26/030000 より)


3類感染症:赤いチ○コ
赤:細菌性赤痢
チ:チフス(腸チフス、パラチフス)
○:O-157(腸管出血性大腸菌感染症)
コ:コレラ


9)108C-33 
軟口蓋に丘疹が認められる感染症の病原体はどれか。1 つ選べ。

a EB ウイルス ×
伝染性単核球症:倦怠、発熱、リンパ節腫脹、咽頭炎、肝脾腫
バーキットリンパ腫の原因。

b ノロウイルス  ×
c ロタウイルス  ×
b, c 共に消化管感染症を引き起こす

d コクサッキーウイルス ○
e インフルエンザウイルス ×

解答 d

10)108C-121
ワクチン投与により予防できるのはどれか。すべて選べ。

a AIDS
b 風 疹
c 麻 疹
d ポリオ
e デング熱

解答 bcd

11) 107C-37
インフルエンザ脳炎・脳症の重症化に関連して緊急安全性情報が出たのはどれか。
1 つ選べ。

a  リドカイン
b  フルコナゾール
c  フルオロウラシル
d  エリスロマイシン
e  ジクロフェナクナトリウム

解答 e

インフルエンザに関連しておこる脳炎・脳症に対する
ジクロフェナクナトリウム及びメフェナム酸の使用について
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/iencepha.html

1999、2000年のインフルエンザ脳炎・脳症研究班(森島恒雄班長)の報告では、
解熱剤を使用していない症例でもインフルエンザ脳炎・脳症は発症しており、
その死亡者が5分の1を占めているところから非ステロイド系消炎剤が脳炎・脳症を引き起こしていることは証明されていない。

しかし、1999年のデータに比して2000年のデータではインフルエンザ脳炎・脳症が発症した場合の致命率については
ジクロフェナクナトリウムは有意差を持って高くなっている。

一方、メフェナム酸に関しては2000年の調査でははっきりした傾向は認められなかった。
また、他の非ステロイド系消炎剤の使用については、調査症例数が少なく、
現段階でその関連性が明確になっていないので、さらに調査が必要である。

一般的に頻用されているアセトアミノフェンによる本症の致命率の上昇はなく、
インフルエンザに伴う発熱に対して使用するのであればアセトアミノフェンがよいと考える。

以上より一部の非ステロイド系消炎剤はインフルエンザ脳炎・脳症の発症因子ではないが、
その合併に何らかの関与をしている可能性があり、
インフルエンザ治療に際しては非ステロイド系消炎剤の使用は慎重にすべきである

平成12年11月12日  日本小児科学会理事会


12) 108C-45 
8 か月の乳児。心疾患、聴力障害および白内障の三徴候を有し、
下顎乳中切歯にエナメル質減形成がみられる。
母親が妊娠中に罹患したと考えられるのはどれか。1 つ選べ。

a 腎 炎
b 風 疹
c 糖尿病
d B 型肝炎
e 再生不良性貧血

解答 b

先天性風疹症候群とすぐ気付くであろう。

この疾患のtrias;

1) 難聴
2) 白内障
3) 先天性心疾患(PDA)

その他、網膜症、肝脾腫、血小板減少、糖尿病、
発育遅滞、精神発達遅滞、小眼球などがある。


新生児ウィルス感染症

を 参照。


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2015/06/29 19:10 感染症・微生物学 TB(-) CM(0)
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