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What is this intra-oral focus ?
Question 58才、男性。 舌左側の疼痛と腫脹があるため来院。 8カ月前から出血はないものの症状は徐々に強くなってきた。 喫煙歴:20本X26年。 診断は? ![]() A) Aphthous stomatitis アフタ性口内炎 B) Pyogenic granuloma 化膿性肉芽腫 C) Squamous-cell carcinoma D) Syphilis 梅毒 E) Traumatic fibroma 外傷性線維腫 解答:MOREへ スポンサーリンク 58才、男性。 舌左側の疼痛と腫脹があるため来院。 8カ月前から出血はないものの症状は徐々に強くなってきた。 喫煙歴:20本X26年。 診断は? ![]() A) Aphthous stomatitis アフタ性口内炎 B) Pyogenic granuloma 化膿性肉芽腫 C) Squamous-cell carcinoma D) Syphilis 梅毒 E) Traumatic fibroma 外傷性線維腫 正解 C 診断は白板症を伴う扁平上皮癌 国試では、病理組織も提示されるであろうから、 問題としては易しくなるだろう。 A) Aphthous stomatitis アフタ性口内炎 肉眼敵に違うか? B) Pyogenic granuloma 化膿性肉芽腫 直径2cmまでの半球状に隆起した有茎性で、鮮紅色から暗赤色の軟らかい腫瘤。 肉眼的に本例とは異なる。 外傷などが誘因となって生じるcapillary hemangiomaの一種。 ![]() http://medind.nic.in/jay/t14/i2/jayt14i2p236.htm D) Syphilis 梅毒 口腔咽頭梅毒は、初期硬結、硬性下疳(第I期梅毒)、粘膜斑・乳白斑(第II期梅毒) といった梅毒特有の病変を呈することが多いが、 HIV陽性者の梅毒再感染の場合は、それに当てはまらない非定型的な臨床像を呈する。 口腔咽頭梅毒の多くは第II期梅毒で発見されることが多く、 第II期梅毒の30%において、 有痛性の口腔内の浅い潰瘍形成がみられるとの報告がある。 ![]() http://www.nih.go.jp/niid/ja/allarticles/surveillance/2304-iasr/related-articles/related-articles-420/5396-dj4204.html ということで、本例においても口腔内梅毒という診断でもおかしくはないであろう。 病理組織像がないと正解しにくいはず。 E) Traumatic fibroma 外傷性線維腫 これも隆起性病変にて肉眼所見が異なる。 Irritation fibroma、 focal fibrous hyperplasia, fibrous nodule or oral polyp とも呼ばれる 様々な刺激(Lip or cheek biting、義歯による刺激)で起こる ![]() http://medicalpicturesinfo.com/irritation-fibroma/ |
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