金沢大BSL問題から
http://www.3nai.jp/weblog/archive/month201109.html問題造血幹細胞移植後の移植片対宿主病(GVHD)に関する下記の記述について、正しいのはどれか。
一つ選べ。
a. 急性GVHDは移植後100日以降に起こらない。
b. 慢性GVHDは主に移植1年以降に起こる。
c. 急性GVHDの主な標的臓器は、皮膚・肝・口腔である。
d. 同系造血幹細胞移植とは、一卵性双生児間造血幹細胞移植のことである。
e. GVHDの標準予防法は、シクロスポリン(またはタクロリムス)単独療法である。
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解答
造血幹細胞移植後の移植片対宿主病(GVHD)に関する下記の記述について、正しいのはどれか。
一つ選べ。
a. 急性GVHDは移植後100日以降に起こらない。
b. 慢性GVHDは主に移植1年以降に起こる。
c. 急性GVHDの主な標的臓器は、皮膚・肝・口腔である。
d. 同系造血幹細胞移植とは、一卵性双生児間造血幹細胞移植のことである。
e. GVHDの標準予防法は、シクロスポリン(またはタクロリムス)単独療法である。
(解説)
急性GVHDは移植後100日以内に起こりやすいですが、100日以降にも起こります。
急性GVHDの主な標的臓器は、皮膚・肝・腸です。
慢性GVHDは移植後100日から1年以内に多いです。
GVHDの標準予防法は、シクロスポリン(またはタクロリムス)+短期メソトレキセートです。
(答え) d
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