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病理:炎症関係
![]() http://www.uic.edu/classes/bios/bios100/lecturesf04am/lect23.htm 歯科国試から 1)105C-128 病理学 炎症の症候はどれか。すべて選べ。 a 腫 脹 b 疼 痛 c 発 赤 d 発 熱 e 出 血 2)105C-117 滲出性炎はどれか。全て選べ。 a 漿液性炎 b 化膿性炎 c 線維素性炎 d 肉芽腫性炎 e カタル性炎 3)103C-85 化膿性炎はどれか。 すべて選べ。 a 壊 疽 b 膿 瘍 c 肉芽腫 d 蓄膿症 e 蜂窩織炎 4)108A-103 急性炎症の特徴に該当しないのはどれか。1 つ選べ。 a 好中球の浸潤 b 細静脈の拡張 c 血管透過性の亢進 d 線維芽細胞の増殖 e フィブリンの析出 5)103C-5 病理学 膿汁中の菌塊を特徴とするのはどれか。1つ選べ。 a 梅 毒 b 結 核 c 放線菌症 d カンジダ症 e サルコイドーシス 6)107C-33 病理学 歯肉の炎症によって接合上皮内への遊走細胞数が増加するのはどれか。1つ選べ。 a B細胞 b 好中球 c NK細胞 d 肥満細胞 e 形質細胞 7)108C-103 急性炎症部位で低下するのはどれか。2 つ選べ。 a pH b 痛覚閾値 c 局所血流量 d PGE2 の産生 e 一酸化窒素の産生 8)107C-57 (既出) 細胞膜由来の起炎性物質はどれか。 2 つ選べ。 a ヒスタミン b カリクレイン c ブラジキニン d ロイコトリエン e プロスタグランジン 解答はMOREをクリック スポンサーリンク 1)105C-128 病理学 炎症の症候はどれか。すべて選べ。 a 腫 脹 b 疼 痛 c 発 赤 d 発 熱 e 出 血 急性炎症の5徴候 five classic sign of acute inflammation 1)発赤 redness (rubor) 2)熱感 local heat (calor) 3)腫脹 swelling (tumor) 4)疼痛 pain (dolor) 5)機能障害 loss of function (functio laesa) 解答 a b c d 2)105C-117 滲出性炎はどれか。全て選べ。 a 漿液性炎 b 化膿性炎 c 線維素性炎 d 肉芽腫性炎 e カタル性炎 滲出性炎の分類 (Wikipedia) 漿液性炎症 線維素性炎症 化膿性炎症 カタル性炎症 出血性炎症 腐敗性炎症 以前の記事: 急性炎症の病理で詳細に説明してあるので、参照ください。 解答 a b c e 3)103C-85 化膿性炎はどれか。 すべて選べ。 a 壊 疽 × b 膿 瘍 ○ c 肉芽腫 × d 蓄膿症 ○ 膿性カタルに相当 e 蜂窩織炎 ○ 解答 b d e 化膿性炎症 (Wikipedia) 滲出物に多量の好中球を含む炎症で、 漿液に混ざっているものを漿液化膿性炎、 線維素が混ざっているものを線維素化膿性炎という。 また、膿性滲出物を膿(pus)といい脂肪変性を起こした好中球、 壊死崩壊物により黄白色で、不透明で粘稠な液体を示し、通常アルカリ性である。 化膿性炎は、病理学的に下記の3型に分けられる。 1) 膿瘍 2) 蜂窩織炎 3) 膿性カタル 4)108A-103 急性炎症の特徴に該当しないのはどれか。1 つ選べ。 a 好中球の浸潤 acute b 細静脈の拡張 acute c 血管透過性の亢進 acute d 線維芽細胞の増殖 chronic これは、慢性炎症の特徴 e フィブリンの析出 acute 解答 d 炎症の病理 (シェーマ) ![]() https://montereybayholistic.wordpress.com/2012/12/21/20-ways-to-fight-inflammation/ 5)103C-5 病理学 膿汁中の菌塊を特徴とするのはどれか。1つ選べ。 a 梅 毒 b 結 核 c 放線菌症 d カンジダ症 e サルコイドーシス 解答 c 《特徴と症状》 Oral Studio ・下顎角部や頬部の軟組織にびまん性の腫脹を生じる。 ・進行すると咬筋が板状硬結を示すようになり、開口障害を呈する。 ・多発性膿瘍(菌塊、硫黄顆粒の確認)。 ・膿腫周囲に肉芽組織が増殖し、次第に繊維化を起こし板状硬結 ・咀嚼筋周囲への炎症の波及により強度の開口障害 ・骨髄内にも膿腫を生じ進行性に拡大し、多発性膿瘍の感染症である ・膿汁中に菌塊 ![]() http://www.asahi-net.or.jp/~HF4T-KG/library53.html 6)107C-33 病理学 歯肉の炎症によって接合上皮内への遊走細胞数が増加するのはどれか。1つ選べ。 a B細胞 b 好中球 c NK細胞 d 肥満細胞 e 形質細胞 解答 b 7)108C-103 急性炎症部位で低下するのはどれか。2 つ選べ。 a pH ○ acidosisisに傾く、ph歯低下。 b 痛覚閾値 ○ ブラジキニンなどの増加で、痛みが誘発。痛み閾値も低下 c 局所血流量 × むしろ増加 d PGE2 の産生 × PGE2上昇にて血流は増加 e 一酸化窒素の産生 × NO分泌も上昇 解答 ab 炎症 http://hobab.fc2web.com/sub4-inflammation.htm 生体は、炎症反応により、体内に侵入した病原体や毒素が、局所から拡散しないようにする: 生体は、体内に細菌が侵入したり、毒素が産生された時に、局所に炎症反応を起こし、血管透過性を亢進させ、 白血球を、局所に浸出させ、血漿などの防御因子を、局所に漏出させ、 血液凝固を促進させ、血管内を閉塞させ、 局所の酸素濃度を低下させ、 病原体の増殖を抑制したり、全身への毒素の拡散を予防する。 炎症は、本来は、生体の合目的的な防御反応だが、過剰な炎症反応は、生体の自己組織の損傷をも、もたらす。 過剰な炎症反応は、痛みも増悪させる。 炎症では、熱感、発赤、疼痛、腫脹が見られる。 これらの炎症の四徴は、生体が、患部で、PGE2などを産生し、 患部の血流を増加させ、治癒を促進させようとする反応である。 アラキドン酸やリノール酸など、不飽和脂肪酸の摂取が多いと、 炎症物質(LTC4、D4、E4など)が過剰に産生され、組織損傷を増加させると、考えられる。 真皮表層で、肥満細胞から放出されたヒスタミンは、 紅斑や発赤を形成させたり(血管を拡張させる)、 浮腫を生じさせたり(血管透過性を亢進させる)、 痒み感覚を惹起させる(痛覚を伝導するC線維を刺激する)。 炎症時には、肥満細胞などから放出される化学伝達物質(ヒスタミンなど)により、 血管の拡張(局所の血流が増加し発赤や熱感が生じる)、 血管透過性の亢進(血漿中の補体、抗体、凝固因子、キニンなどが、組織に漏出して、 腫脹・浮腫や疼痛が生じる)、 食細胞の遊走・浸潤(好中球、次いで、単球/マクロファージが、病巣に浸潤する)が、起こる。 ブラジキニン(BK)は、血管透過性亢進作用(ヒスタミンの15倍)があり、 組織を腫脹させ、浮腫を生じさせ、疼痛を来たさせる。 PGE2は、細動脈を拡張させ、局所の血流を増加させ、発赤や熱感を来たさせ、 ブラジキニンによる疼痛(発痛)を、増強させる。 ![]() http://www.pnas.org/content/104/52/20647/F1.expansion.html 8)107C-57 (既出) 細胞膜由来の起炎性物質はどれか。 2 つ選べ。 a ヒスタミン b カリクレイン c ブラジキニン d ロイコトリエン e プロスタグランジン 解答 d e とのことだが、どの細胞なのか不明。 出題の仕方が悪い。 細胞膜を構成するリン脂質由来のmediatorということであれば、 答えは、d eということになるのでしょうか? いずれにしても、細胞膜由来という言葉をどう理解するのかが問題 下に炎症関係 mediator を表にしておきます。 http://www.shiga-med.ac.jp/~koyama/analgesia/subs-inflamm.html
組織学(口腔顔面系) 特集も参照。 |
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