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 http://pixelrz.com/lists/suggestions/comprehensive-geriatric-assessment/ 110回歯科では、SGA (Subjective Global Assessment) 主観的包括的評価 111回医科では、CGA (Comprehensive geriatric assessment） 高齢者総合機能評価 と似たような名前の高齢者の評価方法の問題が出ています。 実は全然違う評価法。 SGAは栄養評価 CGAは精神・機能評価 CGAに関しては、医師国試では108回あたりから出ているようです。 歯科でも、今後出されるかもしれませんので、checkしておきましょう。 では、問題 110歯C77  111医E23  CGA、栄養などの関連医師国試問題 109E31 108B15 108E50 一般総論：その他27問:外科・栄養・中毒・加齢 解答：MOREへ スポンサーリンク 110歯C77 正解 b 体重変化 SGAは 身体測定や検査データを含まず 最近の体重や食事摂取量の変化、身体所見などから栄養状態を評価する簡便な方法であり、 患者を高度障害・中度障害・正常の3段階に分ける。 実は、この問題については、内容の詳細を知らぬても選ぶことは可能。 つまりは、 ＴＰ 上腕筋面積 BMI Ａｌｂｕｍｉｎ と、 残る全ての選択肢はobjective dataであるので、指標からはずれる。 よって、ｂが正解。 冷静な判断で正解可能。 普段から初見でも、ビビらずに解答力をつけましょう。 しかし、思いのほか正解率はよくないのかも？ 詳細は、http://www.nutri.co.jp/nutrition/keywords/ch1-5/keyword1/ を参照。 111医E23 正解 a （正答率61%） theme: 高齢者総合機能評価〈CGA〉の構成要素とその評価項目 comments: 認知症の検査に復唱を要求するものがあることを思い出せば正解はａ。 「言葉を話す」ことも広義には運動とは言うが、 ｂで言う運動機能とは「身体全体を動かすこと」であり、言語流暢性で評価はしない。 CGA（Comprehensive geriatric assessment）とは、高齢者総合機能評価のことである。 高齢者の状態について、医学的評価だけでなく、 生活機能、精神機能、社会・環境の3つの面から総合的にとらえて問題を整理し、 評価を行うことで、QOL(Quality Of Life)を高めようとする方法。 高齢者は複数の疾患を併発していたり、 ADL（日常生活動作）が低下していたりすることが多く、 総合的な医療が必要である。そのため、 疾患以外の状況も把握したうえで適切な医療・介護を行うためにCGAが行われる。 高齢者総合機能評価は、大きく以下の6項目からなる。 1） ADL（日常生活動作） 2） IADL（手段的日常生活動作） 3） 認知機能：認知症など、精神面に関する評価 4） コミュニケーション能力：視力・聴力・構音・言語・理解などの評価 5） 情緒、気分、幸福度 6） 社会的環境、家庭環境：家族構成や経済状況、介護認定の有無などに関する評価 https://www.kango-roo.com/word/7249 メタアナライシス上でも、有用な評価法であるとのことです。 原文：http://www.bmj.com/content/343/bmj.d6553 Comprehensive geriatric assessment for older adults admitted to hospital : meta-analysis of randomised controlled trials. |
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