プロフィール
Author:かず 広告
最新記事
カテゴリ
アクセスランキング
楽天お勧め
最新コメント
google+1
|
ワーファリン、Vit K関係:111医D11, I18
医師国家試験過去問データベース から protein CやPIVKA-IIまでは歯科では出ないか? ヘパプラスチンテストは出るかも。 1)111D11 ![]() 2)111I18 ![]() 解答:MOREへ スポンサーリンク 1)111D11 ![]() 正解 e(正答率85%) theme:ワルファリンについて comments: 「直接トロンビン阻害薬」がaで初登場。 次年度以降のDOACへの布石となるか? a 直接トロンビン阻害薬とはビタミンK非依存凝固阻害薬(NOAC/DOAC)の一つ タビガトラン(プラザキサ) ワーファリンはビタミンK依存性凝固阻害薬 b プロテインCの作用は減弱 ビタミンKと言えば、活性を有したビタミンK依存性凝固因子(VII, IX, X, II)を産生するのに 必要なビタミンとして良く知られています。 そもそも、ビタミンKの「K」の語源は、オランダ語のKoagulation(英語ではCoagulation)からきています。 まさに、凝固のためのビタミンがビタミンKと言うことができます。 その他にもビタミンK依存性蛋白は多数知られていますが、 ビタミンK依存性凝固因子の次に有名なのが、 ビタミンK依存性凝固阻止因子である、 プロテインC(protein C)、プロテインS(protein S)でしょう。 ですから、ビタミンK拮抗薬であるワーファリンを使用いたしますと、 ビタミンK依存性凝固因子のみならず、 ビタミンK依存性凝固阻止因のプロテインC、プロテインSも低下することが良く知られています。 http://www.3nai.jp/weblog/entry/26740.html d 重篤な肝障害では凝固因子が作られず、ワーファリンにて作用は逆に増強 e 当然、○を指標にワーファリンcontrol 2)111I18 ![]() 正解 d (正答率85%) heme:ビタミンK欠乏症の患者で低値となる血液検査項目 comments: a 出血によりFDPは上昇する。 b II, VII凝固因子が低下するため、凝固時間は延長;PT-INRは上昇する。 c 「ビタミンK欠乏により上昇する蛋白」がPIVKAであるため、上昇する。 PIVKA = Potein Iduced by Vitamin K Asence-II と名の由来通り ![]() d VII凝固因子が低下するため、ヘパプラスチンテストは定値となる。 HPTは、ビタミンK依存性凝固因子活性の異常を検出する血液凝固検査の一つで、 原理的にはトロンボテストと変わらない。 トロンボテスト(TT)とは、血液凝固因子のうち、 肝臓でつくられるときにビタミンKを必要とする、第Ⅱ、Ⅶ、Ⅹ因子の働きを調べる検査です。 ヘパプラチンテスト(HPT)は、同じく第Ⅱ、Ⅶ、Ⅹ因子の働きを調べる検査ですが、 こちらのほうが精度の高い結果を得られています。 e II, IX, X凝固因子が低下するため、APTTは延長(すなわち高値)となる。 |
アクセス数
検索フォーム
知りたい疾患や用語に関連するブログ記事を探すのに使ってください
人気記事
本ブログ内でよく読まれている記事
カレンダー
月別アーカイブ(タブ)
各年のアーカイブ全体はLISTをクリック下さい。
LISTを閉じる際は、SELECTをクリック下さい。
リンク
医歯学などの勉強に有用なサイトを随時増やしていきます。
リンクサイトでアクセス出来ないものあれば、メールフォームで遠慮なく教えて下さい。
ブログランキングなど
ブロとも申請フォーム
メールフォーム
|