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歯科ではよく出る問題だが、この選択肢は悩むかも。
110歯B34 ![]() 関連問題: 歯科国試にも役立つ医科呼吸器関係問題6:臨床問題2呼吸器:歯科国試 107、108ACから救急時の初期対処(様々な症候)歯科麻酔 特集(改訂)Chvostek and Trousseau sign (NBDE Part 1)解答:MOREへ スポンサーリンク 110歯B34 ![]() 若い女性 歯科恐怖症 浸潤麻酔後の呼吸困難、四肢けいれん、意識混濁 血圧低下なし 呼吸数の軽度上昇 BGA: pH 7.55、PaCO2 28 Torr(mmHg)↓, PaO2 280 Torr(mmHg) ↑ * 1 Torr= = 1 mmHg と呼吸性アルカローシス ということで、 病態は過換気症候群 hyperventilation syndrome eの血中Ca低下 は 即答で○ 残る選択肢は、 a 気管支の収縮はasthumaのサインで× dもアルカローシスにて× c:炭酸ガスはむしろ低下しているので、過換気にて炭酸ガスはむしろ飛んでいる ということで × 結局は、消去法にて bの脳血管の収縮が ○ 従って、beが正解 Oral Studio にて 《発生機序》 心因性、不安・緊張・恐怖による過呼吸 →動脈血炭酸ガス分圧↓、呼吸性アルカロ-シス →脳血管収縮・血流量↓、pH↑で血中カルシウムイオン↓ →強い不安感、呼吸困難、口唇・四肢末端のしびれ、テタニ-症状 とある。 しかし、試験場で脳血管の血流量低下は思い出せても、 収縮はするの?と悩むかもしれません。 上で述べたように、冷静に消去法で臨めば正解は得られるでしょう。 冷静に対処して、正解率を上げる努力をしましょう。 常日頃の訓練が、試験当日に役立つことでしょう。 まずは、正攻法の思考過程を大切に! 追記: ☆ 血清Caの異常 ☆d11 基準値: 8.6~10.2 mg/dl Caは骨および歯の形成、血液の凝固、細胞膜の透過性、 心臓および筋肉の働き、酵素の活性化などに関与している。 血清Caの50%はアルブミンと結合し、残りはCaイオンとして存在している。 なので、Caイオンの濃度は血液のpHと蛋白濃度によって大きく影響を受ける。 血清アルブミン値が4g/dl以下のときは下記の補正式で補正Ca濃度を算出する. 4g/dl以上のときは補正の必要はない. 補正Ca値(mg/dl)=実測Ca値(mg/dl)+{4.0-血中アルブミン値(g/dl)} http://www.geocities.jp/study_nasubi/d/d11.html から 上記サイトも訪問してみてください。 |
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