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歯根膜線維芽細胞の特徴
![]() Biology of Orthodontic Tooth movement (スライド集) https://www.slideshare.net/jeanmichael/biology-of-orthodontic-tooth-movement-4776905 PDL関係の基礎医学は、臨床的にもペリオや矯正学で問題になる分野でしょう。 上のスライド集も英語ですが、よくできたものだと思います。 一度、さーと眺めるのもいいかもしれません。 110歯C85 ![]() 解答:MOREへ 組織学関係など 口腔組織学のバイブル:Ten Cate's Oral Histology: Development, Structure, and Function (原書版) スポンサーリンク 110C85 ![]() 正解 BE a 発達した滑面小胞体 滑面小胞体は、コレステロールやステロイドホルモンの合成、カルシウムイオンの貯蔵を行う細胞小器官。 粗面小胞体は、膜上にリボソームがくっついていて、さまざまなタンパク質の分泌に関わる細胞小器官。 粗面小胞体なら、発達しているから正解ということになる。 で、aは× b:明らかに正解 c:エナメル蛋白質はエナメル芽細胞で合成されるので× d トノフィラメントはで上皮デスモゾーム結合を構成している中管径フィラメントなので× https://www.jstage.jst.go.jp/article/dentalmedres1981/13/2/13_69/_article/-char/ja/ から e 細胞突起間のgap結合 口腔組織・発生学 第1版 医歯薬出版 によれば、 下図5-25, 5-26でも見られるように、 歯根膜の線維芽細胞は細胞突起を伸ばし、細胞突起間でgap結合を形成している とのこと。 また、 Ten Cate's Oral Histology: Development, Structure, and Function, 7edition においても、 Ligament fibroblasts also show frequent cell-to-cell contacts of adherens and the gap junction types. との記載があることより、eは正解。 ![]() 口腔組織・発生学 第1版 医歯薬出版 より よって、BE が正解。 かなり難しい問題なのかもしれない。 今後、この手の問題はどこまで学習すべきなのか? 歯根膜: 主な成分: 線維芽細胞を主とする細胞成分細胞外マトリックス(線維成分および線維間マトリックス) 主な構成要素: コラーゲンの太い束からなる歯根膜線維タイプIII型 コラーゲンを少量に含むタイプI型コラーゲン 少量のオキシタラン線維 弾性線維はない 歯根膜の組織学的特長: 細胞成分が多い。 細胞成分:線維芽細胞、骨芽細胞、破骨細胞、セメント芽細胞、未分化間葉細胞、 マラッセの上皮遺残、マクロファージなど。 尚、歯槽壁に接して、骨芽細胞、破骨細胞が認められ、セメント質に接してセメント芽細胞が認められる。 (Wikipedia) 参考文献:歯の移動とメカニカルストレス 骨細胞の働きと骨免疫因子 https://www.jstage.jst.go.jp/article/perio/58/4/58_213/_html/-char/ja/ |
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