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頭蓋底を出た各脳神経に関する局所解剖の問題。
この辺は、複雑なので各自シェーマを自分で書くなどして、 手と目を総動員して覚えてください。 麻布模試3 (2016)改題 茎乳突孔を通過した神経が支配するのはどれか。1つ選べ。 a 顎下腺の分泌 b 舌体の体性感覚 c 舌根の体性感覚 d 口唇の運動 e オトガイ部の知覚 解答:MOREへ スポンサーリンク 茎乳突孔を通過した神経が支配するのはどれか。1つ選べ。 a 顎下腺の分泌 b 舌体の体性感覚 c 舌根の体性感覚 d 口唇の運動 e オトガイ部の知覚 正解 d 要は、茎乳突孔を通過した顔面神経の機能は何? という問題。 以下の説明から明らかなように、茎乳突孔を通過した神経は 顔面神経の運動枝;dの口唇に運動が正解 a 顎下腺の分泌 は茎乳突孔を通過する前に分枝する鼓索神経 以下の説明・図1,2: あましこくし~スマホで出来るあん摩マッサージ指圧師の国家試験過去問題集~ http://chousei58.com/?cat=13056&paged=6 から一部改編 顔面神経の走行はとても複雑である。 そのためまずは大枠の流れを理解し、更に細かい所を見ていくと良い。 橋中枢を発端に顔面神経は後頭蓋窩から内耳孔を出ると、 顔面神経管というトンネルに入り折れ曲がって膝のように見える膝神経節たどり着く。 膝神経節で 上顎の方にいく大錐体神経と分岐する。 更に進むと下顎の方にいく鼓索神経と分岐する。 その後、茎乳突孔を通り表情筋を支配する枝として分岐していく。 上顎の方に分岐した大錐体神経はその後、 下顎の方に分岐した鼓索神経はその後、 ※補足情報※ 狭い意味での顔面神経は、 もうひとつ緑色のラインの副交感性の中間神経があるがこれと合わせて 二つの神経は並走して顔面神経管を通るが、 鼓室で鼓室神経となり下顎へ向かう。 b 舌体の体性感覚 卵円孔 foramen ovlaleから出る下顎神経の枝である舌神経が支配する。 ![]() 中頭蓋底を中心として認められる孔(正円孔、卵円孔、棘孔、頸動脈管)の画像診断 http://遠隔画像診断.jp/archives/16524 c 舌根の体性感覚 頚静脈孔から出る舌咽神経が支配する。 e オトガイ部の知覚 三叉神経の枝である下顎神経のオトガイ神経が支配する。 |
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