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Fcεレセプターなど:免疫の2題
歯科医師国家試験 臨床問題を熱く語るブログ から一部転用改編です。 1) Fcεレセプターを持つのはどれか。1つ選べ。 a Bリンパ球 b Tリンパ球 c 樹状細胞 d 肥満細胞 e 好中球 2)100歯A67 オプソニン作用はどれか a helper T細胞によるkiller T細胞の活性化 b マクロファージによる抗原提示 c B細胞の形質細胞への分化 d 抗体による貪食の促進 e 補体活性化による好中球集積 類題: 病理:炎症2歯科国試にも出そうな免疫関係の医師国試問題4:好中球など歯科国試にも出そうな免疫関係の医師国試問題5:アレルギー、サイトカイン歯科国試にも出そうな免疫関係の医師国試問題3:免疫グロブリン解答:MOREへ スポンサーリンク 1) Fcεレセプターを持つのはどれか。1つ選べ。 a Bリンパ球 b Tリンパ球 c 樹状細胞 d 肥満細胞 e 好中球 正解 d Fc受容体(Fc receptor、FcR)とは 免疫グロブリン(抗体)分子のFc部位に対する受容体タンパク質であり、細胞表面に存在する。 IgGには、FcγR IgAには、FcαR IgEには、FcεR IgMには、FcμR が対応する。 マスト細胞の表面にはIgEの定常領域と結合する受容体が存在する。 この分子はFcε受容体と呼ばれ、マスト細胞1個あたり、だいたい30万個のFcε受容体が発現している。 ![]() https://blogs.yahoo.co.jp/abcd5963ne/9847565.html 2)100歯A67 オプソニン作用はどれか a helper T細胞によるkiller T細胞の活性化 b マクロファージによる抗原提示 c B細胞の形質細胞への分化 d 抗体による貪食の促進 e 補体活性化による好中球集積 正解 d オプソニン作用といえば、補体(C3b)が有名ですが、IgGもオプソニン作用があります。 なので、IgGはオプソニン抗体とも呼ばれるわけなんです。 (例) 体内に侵入した細菌とIgG抗体のFab部が結合する。 ↓ IgGのFc部が結合するレセプターはFcγレセプター ↓ 好中球の細胞膜表面にIgGのFc部と結合するFcγレセプターが存在する。 (好中球と結合しやすくなる=オプソニン化) ちなみにIgGは胎盤を通じて母親の血液中から胎児の血液中へ移行します。 これを移行抗体と呼びます。 IgGの半減期は約3週間なので、生後2ヶ月くらいまでは効果があります。 IgGは血液中にもっとも多く存在する抗体としても有名。 |
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