スポンサーリンク FIMに関する問題 3題 (リハ専門医試験) - 医療関係資格試験マニア
fc2ブログ
様々な医療福祉関係の資格試験に挑むブログ
プロフィール

かず

Author:かず
某総合病院で日々、臨床で忙しい医師カズです。
各種医療職の資格試験問題に挑戦しつつ、資格を目指す方々を励ますブログです。
内容は、国内の医師、歯科、薬剤師、看護師国試など、さらには米国医師資格試験(USMLE)、米国歯科医師資格試験(NBDE)あたりの問題にも挑戦する予定です。
応援よろしくお願いいたします。

ブログ使用時の注意点:
PCビューで見ると、答えが隠れています。
解答を見る場合は、”MORE”ボタンをクリックして下さい。
スマホですと、全てが表示されてしまうので演習目的の場合はPCビューがお勧めです。

広告
カテゴリ
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
学校・教育
11位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
3位
アクセスランキングを見る>>
楽天お勧め
google+1
歯科医学各論で気になったFIMについての問題が、
リハ専門医試験で当然ながら出ていました。
医師国試でも、まだ出ていないようです。
少し難しいかもしれないので、解けなくても気にすることはないです。


1)リハ専門医12-問57 
QOL評価法はどれか. 二つ選べ

⑴ AIMS(arthritis impact measurement scale)
⑵ FAM(Functional assessment measure)
⑶ FIM(Functional independence measure)
⑷ SF-36(medical outcomes study 36-item shortform health survey)
⑸ VAS(visual analogue scale)



2)リハ専門医12-問3 
Quality of life(QOL)を重視しているのはどれか

ア.Fugl-Meyer assessment
イ.Frenchay activities index(FAI)
ウ.Maslow の欲求段階
エ.SF.36(medical outcomes study short form.36 health survey)
オ.機能的自立度評価表(FIM)

⑴ ア,イ  ⑵ ア,オ  ⑶ イ,ウ
⑷ ウ,エ  ⑸ エ,オ



3)リハ専門医11-問57 
FIM の項目で食事が 5 点と評価されるのはどれか

⑴ 配膳前におかずをきざんでもらう.
⑵ 胃瘻のチューブを自分で管理できる.
⑶ エプロンをつけてもらう.
⑷ お皿の上の食べ残しを集めてもらう.
⑸ 口の中に食べ物がたまっていないか介助者が指で確認する


解答:MOREへ


スポンサーリンク


解答


1)リハ専門医12-問57 
QOL評価法はどれか. 二つ選べ

⑴ AIMS(arthritis impact measurement scale)
⑵ FAM(Functional assessment measure)
⑶ FIM(Functional independence measure)
⑷ SF-36(medical outcomes study 36-item shortform health survey)
⑸ VAS(visual analogue scale)

正解 1, 4

リハビリ専門医・認定臨床医試験問題(2016)

1)3)の解答を参照


2)リハ専門医12-問3 
Quality of life(QOL)を重視しているのはどれか

ア.Fugl-Meyer assessment
イ.Frenchay activities index(FAI)
ウ.Maslow の欲求段階
エ.SF.36(medical outcomes study short form.36 health survey)
オ.機能的自立度評価表(FIM)

⑴ ア,イ  ⑵ ア,オ  ⑶ イ,ウ
⑷ ウ,エ  ⑸ エ,オ

正解 4


3)リハ専門医11-問57 
FIM の項目で食事が 5 点と評価されるのはどれか

⑴ 配膳前におかずをきざんでもらう.
⑵ 胃瘻のチューブを自分で管理できる.
⑶ エプロンをつけてもらう.
⑷ お皿の上の食べ残しを集めてもらう.
⑸ 口の中に食べ物がたまっていないか介助者が指で確認する

正解 3


FIM について


FIM(機能的自立度評価表)は、いかなる疾患に対しても用いることができるスケールであり、
能力低下を評価して介助量を判定する目的で考案された。

すでにその信頼性と妥当性が確認されているFIMは、
運動項目13項目みならず
認知項目5項目も含んでいるのが特徴で、
計18項目から成り立っている。

運動項目においてはセルフケア、排泄コントロール、移乗、移動能力が問われ、
認知項目では、コミュニケーション能力と社会的認知が問われる。

FIMを採点する際には以下の3点に注意する必要がある。
FIMでは「実行状況(しているADL)」を採点する
②日内変動が起こる場合は、最低点を採用する
③いくつかの項目は平均点を記載する

詳細は、http://physioapproach.com/blog-entry-488.html 参照


Barthel Index (BI)

10項目を評価する
①食事、②車椅子・ベッド間の移乗、③整容動作、④トイレ動作、⑤入浴、
⑥水平面の歩行・車椅子の移動、⑦階段昇降、⑧更衣動作、⑨排便コントロール、
⑩排尿コントロール

FIMにあるような認知項目はBIには含まれていない


いずれにせよ、
Barthel Index
Functional Independence Measure (FIM)
ともに、"しているADL"、”できるADL” を評価するものであることを、
最低限抑えておけばいいでしょう。

QOL評価ではありません。



関連記事
2017/05/17 23:02 リハビリ TB(-) CM(0)
コメント















 管理者にだけ表示を許可する

アクセス数
検索フォーム
知りたい疾患や用語に関連するブログ記事を探すのに使ってください
広告配信
人気記事
本ブログ内でよく読まれている記事
カレンダー
11 | 2023/12 | 01
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
月別アーカイブ(タブ)
各年のアーカイブ全体はLISTをクリック下さい。 LISTを閉じる際は、SELECTをクリック下さい。
リンク
医歯学などの勉強に有用なサイトを随時増やしていきます。 リンクサイトでアクセス出来ないものあれば、メールフォームで遠慮なく教えて下さい。
ブログランキングなど
ブロとも申請フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: