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歯科医師国家試験 臨床問題を熱く語るブログ
【必修・高齢者】MNAの補足 配信:2017年05月27日(土) において扱っていた内容です。 低栄養と認知症は関係が深いため、栄養状態の評価ってとても重要! 111回歯科国試でも出る可能性が大。 MNA(Mini Nutritional Assessment)は 低侵襲かつ簡便に低栄養リスク者を抽出できる方法です。 もともとヨーロッパで開発された栄養スクリーニング方法です。 MNAは65歳以上の高齢者を対象としていることには注意が必要です。 実はMNAには簡易型のMNA-Short Formというものもあります。 MNA‐SFとも言われますが、現在はMNA‐SFが利用されることが多くなっています。 MNA(mini nutritional assessment) 1999年に提唱された問診表を主体とする簡便なスクリーニング法である。 6個の予診項目(14ポイント)と12個の問診項目(16ポイント)とからなり、 予診の段階で12ポイント以上であれば栄養障害なしと判断し、それ以上の詳細な問診には進まない。 11ポイント以下の場合には、栄養障害の疑いありとしてさらに詳細な12項目の問診を行う。 合計30ポイント中、23.5ポイント以上あれば現時点での栄養障害の可能性はないものとして栄養療法の対象とはしない。 17〜23.5ポイントは、栄養障害の危険ありとしてfull assessmentを行うか、厳重な経過観察を行う必要がある。 17ポイント未満はすでに栄養障害ありと診断され、直ちに何らかの栄養療法が必要となる。 MNA®の問診表については日本語を含む世界12カ国語に翻訳され、妥当性に関する文献も多数報告されており、 信頼できるものとの報告が多い。 現在では、スクリーニングのために図3に示すようなMNA-SF(簡易栄養状態評価表)を利用することが可能である。 わが国でもこれにもとづいた検討結果が報告されているが、いまだ一般には普及しているとは言いがたい。 また、基本的には65歳以上の高齢者を対象としたものであることに注意されたい。 ![]() http://www.nutri.co.jp/nutrition/keywords/ch1-5/keyword6/ より 関連記事: SGA (110歯C77)とCGA (111医E23)
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