スポンサーリンク 二蜂性発熱を認める疾患 - 医療関係資格試験マニア
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各種医療職の資格試験問題に挑戦しつつ、資格を目指す方々を励ますブログです。
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二蜂性発熱を認めるのはどれか。すべて選べ。

a 肺炎
b 結核
c 麻疹
d 放線菌症
e インフルエンザ



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二蜂性発熱を認めるのはどれか。すべて選べ。

a 肺炎
b 結核
c 麻疹
d 放線菌症
e インフルエンザ

正解 ce


c 麻疹

風邪症状(発熱、くしゃみ、鼻水、結膜炎)があり、38-39度の高熱が3-4日続いた後、一旦熱が低下。
そして再度高熱が出た後(2峰性の熱・2つの山)に、赤々としたぶつぶつがでるのが特徴。

img_mashin.gif
http://www.futamura-hifuka.jp/clinic/jyoho/case1.html


e インフルエンザ

インフルエンザでも、いったん解熱した後に再び発熱する二峰性発熱を認めることがある。

インフルエンザでなぜ二峰性発熱が起こるのか?という原因については、
インフルエンザウイルスがそのような性質を持っている、
発熱を誘導するサイトカインの働きによる、
抗インフルエンザ薬が効いて熱が下がったら、再びウイルスが活性化した
他の感染症に罹った
などの可能性が考えらていますが、
はっきりした原因はまだわかっていません。

http://verafan.com/?p=239


様々な熱型

稽留熱(continuous fever)
一日の体温差が1℃以内で、38℃以上の高熱が持続するもの。
重症肺炎や粟粒結核、腸チフスの極期、髄膜炎などでみられる。

弛張熱(remittent fever)
一日の体温差が1℃以上の変化をとるが、37℃以下にまでは下がらないもの。
敗血症、ウイルス感染症をはじめ種々の感染症、化膿性疾患、悪性腫瘍、膠原病などでみられる。

間欠熱(intermittent fever)
一日の体温差が1℃以上の変化をとり、37℃以下にまで下がるもの。
マラリアの発熱期など、弛張熱と同様の疾患でもおこる。

波状熱(undulant fever)
発熱時期と発熱しない時期とが区別されているもの。
ブルセラ症、マラリア、ホジキン病、胆道閉鎖症、多発性神経炎、脊髄障害。

周期熱(periodic fever) 別名、周期的発熱。
規則的周期で発熱を引き起こすもの。
マラリア、フェルティ症候群(フェルティ病)、関節リウマチ、脾腫など

(Wikipedia から)
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