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クラブリ関係の練習問題
![]() http://www.dental1.com.au/services/cosmetic-dentistry/crowns/ 東京デンタルスクール: 定期試験・CBT・歯科医師国家試験対策無料メールマガジン から抜粋改編したものです。 http://archives.mag2.com/0001494170/20170608205142000.html?l=pxc0dc99f7 から 1) 陶材焼付ブリッジの前ろう付けで、後ろう付けと比較した特徴で正しいのはどれか。 1つ選べ。(クラウン・ブリッジ) a. 異種金属をろう付けできる。 b. 陶材のクラックのリスクがある。 c. ろう付けする部位が限定されない。 d. ろう付け部の強度への影響は小さい。 e. ろうの融点は金銀パラジウム合金の融点より低い。 2)インプラント上部構造で、セメント固定式と比較したスクリュー固定式の特徴はどれか。 1つ選べ。(クラウンブリッジ) a. 修理が難しい。 b. 審美性に優れる。 c. 浮き上がりが生じやすい。 d. 上部構造の破損のリスクが低い。 e. 上部構造周囲に炎症が起こりにくい。 3)インプラント体埋入窩の形成で正しいのはどれか。すべて選べ。(クラウンブリッジ) a 鈍なバーを用いる。 b 高トルクで形成する。 c 高速回転で形成する。 d 骨質が硬い症例ではタッピングを併用する。 e インプラント体より一回り太い埋入窩を形成する。 4)ジルコニアを用いたオールセラミッククラウンの支台歯マージン形態はどれか。 1つ選べ。(クラウンブリッジ) a ショルダー b ナイフエッジ c ライトシャンファー d べべルドショルダー e ディープシャンファー 5)半固定性ブリッジについて正しいのはどれか。すべて選べ。(クラウンブリッジ) a すべての構成要素を合着する。 b 有床型ポンティックを使用できる。 c ポンティックはキーウェイ側に設置する。 d 支台歯間に動揺度の差があっても応用できる。 e 支台歯同士の平行性が取れない場合に用いる。 6)歯型に適合したクラウンが、口腔内で支台歯に適合しなかった。 原因として考えられるのはどれか。 1つ選べ。(クラウンブリッジ) a 印象体の変形 b 歯型の浮き上がり c マージン部のなめられ d 埋没材の混水比の誤り e 咬合採得時の過度の噛みしめ 7)支台築造について正しいのはどれか。1つ選べ。(クラウンブリッジ) a.ポストの先端は角をつくる。 b.ポストの長さは歯根の1/3とする。 c.ポストの太さは歯根幅の1/2とする。 d.歯質の厚みは0.5mm残っていればよい。 e.ファイバーポストを用いた直接法では歯質を温存できる。 8)クラウンブリッジの力学的要件に該当するのはどれか。1つ選べ。(クラウンブリッジ) a 材料の耐食性 b 支台歯の高い保持力 c 周囲歯肉に調和した色調 d 発音を阻害しない舌面形態 e 歯周組織に配慮した辺縁形態 解答:MOREへ スポンサーリンク 1)陶材焼付ブリッジの前ろう付けで、後ろう付けと比較した特徴で正しいのはどれか。 1つ選べ。(クラウン・ブリッジ) a. 異種金属をろう付けできる。 b. 陶材のクラックのリスクがある。 c. ろう付けする部位が限定されない。 d. ろう付け部の強度への影響は小さい。 e. ろうの融点は金銀パラジウム合金の融点より低い。 解答:c 解説: クラウン・ブリッジからろう付けについての出題です。 ここは理工学とも絡めやすいため、進級試験や国家試験で狙われる部分のひとつです。 前ろうと後ろう、どこが違うのか? 一言で言えば、「金属の構成要素を陶材を焼き付ける前に連結するか、後に連結するか」ということです。 前ろうには以下の特徴があります。 ・金属を結合してから陶材を焼き付けるため、ろう付けの部位はどこでも良い(ブリッジの真ん中でも良い) ・陶材の色調・強度を損なわない ・ろう付け後に陶材を焼き付けるため、ろうの融点は陶材の焼成温度より高い必要があり、使用できる金属も陶材焼付用合金に限定される ・ろう付け後に金属に熱をかけるため、ろう付け部の強度・ブリッジの適合精度への影響がある 後ろうはほぼ前ろうと逆の特徴を有します。 ・ろう付け部位は隣接面部に限定される ・異種金属をろう付けできる ・陶材焼成後に熱をかけるため、陶材のクラックなどのリスクがある c以外はすべて後ろうの特徴です。 まとめると、 前ろうは「陶材に優しく・金属に厳しい」、 後ろうは「金属に優しく・陶材に厳しい」方法です。 ちなみに、温度は高い順に 陶材焼付用合金の融点>前ろうの融点>陶材焼成温度>金銀パラジウム合金の融点>後ろうの融点 となります。 2)インプラント上部構造で、セメント固定式と比較したスクリュー固定式の特徴はどれか。 1つ選べ。(インプラント) a. 修理が難しい。 b. 審美性に優れる。 c. 浮き上がりが生じやすい。 d. 上部構造の破損のリスクが低い。 e. 上部構造周囲に炎症が起こりにくい。 解答:e 解説: クラウンブリッジからインプラントについての出題です。 上部構造の話は試験でしばしば出題されるので、 確実に特徴を押さえましょう! スクリュー固定式(つまりはネジによる固定) ・アクセスホールがあるため、上部構造が破損しやすく、審美性に劣る ・アクセスホールを避けて咬合を付与しなければならない ・修理はスクリューを外して行えるため、容易である ・遊びとなるスペースがないため、構成要素により高い適合精度が要求される セメント固定式 ・アクセスホールが存在しないため、破損しづらく、審美性にも優れる ・セメントスペースが遊びとなるため、適合精度はスクリュー固定式ほど要求されない ・セメントを用いるため、上部構造の浮き上がりやセメントの取り残しによる周囲への炎症のリスクがある ・修理が非常に困難である といった特徴があります。 しっかり覚えて、確固たる得点源にしましょう! 3)インプラント体埋入窩の形成で正しいのはどれか。すべて選べ。(インプラント) a 鈍なバーを用いる。 b 高トルクで形成する。 c 高速回転で形成する。 d 骨質が硬い症例ではタッピングを併用する。 e インプラント体より一回り太い埋入窩を形成する。 解答:b,d 解説: クラウンブリッジからインプラントについての問題です。 インプラントの話は、卒業試験や進級試験で頻出です。 特に、インプラント体の埋入手術は、一歩間違えると生命にかかわ る大事故となりかねません また、インプラント治療の成否にも大きくかかわってくるので、しっかりと押さえましょう。 ~正しいインプラント体埋入窩の形成のしかた~ ・低速回転、高トルクで形成(エアータービンではなく、エンジンを使用) ・骨の熱傷を防ぐため、注水下(生理食塩水を注入)で切削 ・鋭利なバーを用い ・骨質が硬い症例ではタッピング(ねじ切り)を併用する ・インプラント体より一回り細い埋入窩を形成する ・細いドリル→太いドリルの順に使用する つまりは、「骨に熱傷を起こさないようにするにはどうすればいいか?」ということを考えていくことが重要です。 一つ一つ丁寧にマスターしていきましょう。 4)ジルコニアを用いたオールセラミッククラウンの支台歯マージン形態はどれか。 1つ選べ。(クラウンブリッジ) a ショルダー b ナイフエッジ c ライトシャンファー d べべルドショルダー e ディープシャンファー 解答:e 解説: クラウンブリッジより支台歯のマージン形態についての出題です。 国家試験、各種試験にも頻出であるので、しっかりと理解しましょう。 ショルダー・べべルドショルダー:前装冠の唇側・頬側 ナイフエッジ・ライトシャンファー:全部鋳造冠、前装冠の舌側・口蓋側 ディープシャンファー:全部鋳造冠、前装冠の舌側・口蓋側、前装冠の唇側・頬側、 オールセラミッククラウン 暑さが必要なところはショルダーやディープシャンファーになると考えてください。 早いうちから一つ一つ丁寧にマスターしていきましょう。 5)半固定性ブリッジについて正しいのはどれか。すべて選べ。(クラウンブリッジ) a すべての構成要素を合着する。 b 有床型ポンティックを使用できる。 c ポンティックはキーウェイ側に設置する。 d 支台歯間に動揺度の差があっても応用できる。 e 支台歯同士の平行性が取れない場合に用いる。 解答:a,d,e 解説: クラウンブリッジより半固定性ブリッジについての出題です。 半固定性ブリッジについては、間違ったイメージを 持っている人もちらほら見かけます。ここでしっかりと理解しましょう。 ~正しい半固定性ブリッジの特徴~ ・すべての構成要素を合着する ・ポンティックはキー側(出っ張りのある側)に設置する(維持力の弱い方をキーウェイとする) 連結部分が動くため、以下の症例に適する ・支台歯の平行性が取れない ・支台歯間の維持力、動揺度に差がある ・中間に支台歯を含むロングスパンブリッジ 可撤性の要素はないため、有床型のポンティックは使用できません。 半固定性ブリッジは、あくまで「連結部分に遊びのある固定性ブリッジ」と考えてください。 6)歯型に適合したクラウンが、口腔内で支台歯に適合しなかった。 原因として考えられるのはどれか。 1つ選べ。(クラウンブリッジ) a 印象体の変形 b 歯型の浮き上がり c マージン部のなめられ d 埋没材の混水比の誤り e 咬合採得時の過度の噛みしめ 解答:a 解説: クラウンブリッジより装着時のトラブルについての出題です。 この分野は進級試験・卒業試験、 国家試験などで頻出の事項です。 臨床実地問題としても出題されやすいので、しっかりと理解しましょう。 ~クラウンブリッジ トラブル一覧~ 1)歯型に適合しない:鋳造過程でのミス(埋没材の不適切な練和など) 2)歯型に適合するが、口腔内で支台歯に適合しない ・印象体の変形(=作業用模型の変形) ・歯型トリミングのミスによるオーバーマージン ・強い隣接面コンタクト ・内面の突起・付着物 3)咬合が低い ・歯型の浮き上がり ・咬合採得時の過度の噛みしめ ・対合歯模型の変形 4)咬合が高い ・咬合採得の不備 ・歯型・対合歯模型以外の部分の模型の突起 5)マージンが短い:過度のトリミング、マージン部のなめられ 原因をまず学び、それから解決策も学習しておきましょう! 7)支台築造について正しいのはどれか。1つ選べ。(クラウンブリッジ) a.ポストの先端は角をつくる。 b.ポストの長さは歯根の1/3とする。 c.ポストの太さは歯根幅の1/2とする。 d.歯質の厚みは0.5mm残っていればよい。 e.ファイバーポストを用いた直接法では歯質を温存できる。 解答:e 解説: クラウンブリッジから支台築造についての出題です。 ここは試験頻出分野です。特徴を押さえましょう! ~正しい支台築造窩洞のかたち~ ・ポストの先端は丸める(応力集中防止のため) ・ポストの長さは歯根の1/2以上と2/3未満とする(骨縁下まで形成する) ・ポストの太さは歯根の幅の1/3未満とする(歯根破折防止のため) ・単根歯では回転防止のための対策が必要 ・歯質は1mm以上厚みを残し、フェルールを付与する ファイバーポストを使用した直接法では、アンダーカットが許されるため、歯質の削去量が少なくてすみます。 したがって、歯質を温存することが出来ます。 支台築造の目的も。 ・残存歯質の補強 ・クラウンの適合性・保持力の向上 ・クリアランス量の調整 といったところがあります。 確実に押さえられるようにしましょう! 8)クラウンブリッジの力学的要件に該当するのはどれか。1つ選べ。(クラウンブリッジ) a 材料の耐食性 b 支台歯の高い保持力 c 周囲歯肉に調和した色調 d 発音を阻害しない舌面形態 e 歯周組織に配慮した辺縁形態 解答:b 解説: クラウンブリッジからクラウンブリッジの要件についての問題です。 ちょうど5つ存在するため、意外と試験で狙われます。 (109回歯科医師国家試験での出題実績あり) ~クラウンブリッジの要件~ 生物学的要件:歯髄、歯質、歯周組織に悪影響を及ぼさないために必要なもの。 例)二次齲蝕にならない形態、歯周組織に配慮した辺縁形態 力学的要件:補綴物が「壊れない、外れない」ために必要なもの。 例)補綴物の厚み、補綴物が脱離しないような支台歯形態、軸面形態 審美的要件:審美性の問題。 例)周囲歯肉、歯質と調和した色調 機能的要件:咀嚼、発音を阻害しない 例)発音を阻害しない舌面形態 材料学的要件:材料が組織に影響を及ぼさないこと。 例)耐食性のある材料を用いる、材料の生体親和性 |
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