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かず

Author:かず
某総合病院で日々、臨床で忙しい医師カズです。
各種医療職の資格試験問題に挑戦しつつ、資格を目指す方々を励ますブログです。
内容は、国内の医師、歯科、薬剤師、看護師国試など、さらには米国医師資格試験(USMLE)、米国歯科医師資格試験(NBDE)あたりの問題にも挑戦する予定です。
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生理学(歯科)関係の練習問題

東京デンタルスクール:
定期試験・CBT・歯科医師国家試験対策無料メールマガジン
から抜粋改編したものです。

http://archives.mag2.com/0001494170/20170608205142000.html?l=pxc0dc99f7 から



循環、体液

1)腎臓の機能はどれか。すべて選べ。(生理)

a 尿の生成
b 血圧の調節
c 尿素の生成
d 電解質の調節
e エリスロポエチンの生成



2)ヘモグロビン酸素解離曲線が右方移動するのはどれか。すべて選べ。(生理学)

a. 体温の上昇
b. 2.3‐DPGの上昇
c. 一酸化炭素中毒
d. 水素イオン濃度の上昇
e. 二酸化炭素分圧の上昇


3)心臓について正しいのはどれか。すべて選べ。(生理)

a 肺動脈には動脈血が流れる。
b 冠動脈は拡張期に血流が流れる。
c 拍動のペースは洞房結節より生じる。
d 刺激を伝導する心筋を特殊心筋という。
e 左心房と左心室の間の弁は三尖弁である。



4)低下すると血圧が上昇するのはどれか。すべて選べ。(生理学)

a 心拍出量
b 循環体液量
c 血液の粘性
d 末梢血管抵抗
e 動脈壁の弾性


ホルモン

5)舌盲孔より発生する組織から分泌されるのはどれか。1つ選べ。(生理学)

a レニン.
b コルチゾール
c バソプレッシン
d カルシトニン
e 活性型ビタミンD3


6)ストレス反応でみられるものはどれか。1つ選べ。(生理)

a.骨成長が促進される。
b.胃の粘膜血流が増加する。
c.肝臓の糖新生が抑制される。
d.コルチゾール分泌が低下する。
e.胃からのペプシン分泌が抑制される。


神経系

7).副交感神経のみに支配されるのはどれか。1つ選べ。(生理学)
a. 腎臓
b. 汗腺
c. 立毛筋
d. 耳下腺
e. 瞳孔括約筋


8)もっとも太さの細い有髄神経線維の働きはどれか。1つ選べ。(生理)
a.骨格筋の運動
b.触圧覚の伝導
c.速い痛覚の伝導
d.遅い痛覚の伝導
e.自律神経節前線維


9)延髄に存在するものはどれかすべて選べ。(生理学)

a. 飲水中枢
b. 嘔吐中枢
c. 血管運動中枢
d. 唾液分泌中枢
e. 体温調節中枢


解答:MOREへ

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解答

循環、体液

1)腎臓の機能はどれか。すべて選べ。(生理)
a 尿の生成
b 血圧の調節
c 尿素の生成
d 電解質の調節
e エリスロポエチンの生成

解答:a,b,d,e

解説:
生理から腎臓の機能についての出題です。
低学年頻出、CBTでも狙われることがあります。
高学年の皆さん、正解できましたか?

~腎臓の機能~

・尿の生成(老廃物などの排泄)
・水、電解質の調節
・pHの調節
・エリスロポエチン(赤血球産生促進)の生成、分泌
・ビタミンDの活性化
・血圧の調節(レニンを分泌してレニン-アンギオテンシン-アルドステロン系を働かせる)


2)ヘモグロビン酸素解離曲線が右方移動するのはどれか。すべて選べ。(生理学)
a.体温の上昇
b.2.3‐DPGの上昇
c.一酸化炭素中毒
d.水素イオン濃度の上昇
e.二酸化炭素分圧の上昇

解答:a、b、d、e

解説:
生理学から、ヘモグロビン酸素解離曲線に関する出題です。
ここは進級試験・CBTなどでやたら狙われます。

ここで押さえておいてほしいのは、
「ヘモグロビン酸素解離曲線が右方移動する」
=「赤血球が酸素を供給しやすい状態にある」ということです。

つまり、体内で酸素が必要な時にヘモグロビン酸素解離曲線が右方移動するということになります。

右方移動するのは、
・体温の上昇
・二酸化炭素分圧の上昇
・pHの低下
・2.3‐DPGの上昇 といった時です。

左方移動は上記の逆の事象+一酸化炭素中毒
(Hbとの結合性が酸素よりはるかに高く、酸素を供給しづらくなるため)
と考えてください。

ここでもう一つ!!
pHは「水素イオン濃度」に左右されるもので、水素イオン濃度が大きいほど
「酸性になる=pHが低下する」ものでしたよね?
なので、「pHが低下したら(=酸性に傾いたら)水素イオン濃度は上昇する」こともここで押さえてください。


3)心臓について正しいのはどれか。すべて選べ。(生理)
a 肺動脈には動脈血が流れる。
b 冠動脈は拡張期に血流が流れる。
c 拍動のペースは洞房結節より生じる。
d 刺激を伝導する心筋を特殊心筋という。
e 左心房と左心室の間の弁は三尖弁である。

解答:b,c,d

解説:
生理学から心臓についての出題です。
定期試験で狙われるほか、麻酔学にもつながる分野です。
しっかりと押さえましょう。

~心臓の特徴~

弁(血液の逆流防止が目的):二尖弁(僧帽弁)…左心房―左心室間
                  三尖弁…右心房―右心室間

肺動脈・大動脈との境界(血液の拍出部)にも肺動脈弁・大動脈弁が存在する。

心筋:固有心筋…心臓の運動(血液の拍出)
    特殊心筋…心臓内の刺激の伝導に関与

刺激伝導:洞房結節(ペースどりを担う)→房室結節→ヒス束→右脚・左脚→プルキンエ線維


最後に。
動脈=「動脈血(酸素の多い血液)が流れている」という考え方は今すぐに卒業しましょう!
なぜなら、その例外が「肺動脈」だからです。
肺動脈は全身より戻ってきた血液を肺へ送り出す役割があるため、
流れているのは「静脈血」です。
動脈=「心臓から出る血管」と考えましょう。

また、普通の動脈は心臓の収縮期に血流が発生しますが、
冠動脈(心筋に酸素や栄養を供給する)は
拡張期に血流が流れます。

この分野もしっかりと押さえておきましょう!!


4)低下すると血圧が上昇するのはどれか。すべて選べ。(生理学)
a 心拍出量
b 循環体液量
c 血液の粘性
d 末梢血管抵抗
e 動脈壁の弾性

解答:e

解説
:生理学より、血圧を規定する因子についての出題です。麻酔学でも頻出の分野です。
血圧の話は確実に理解しましょう。

~血圧を規定する因子~
・心拍出量:低下すると血圧は低下
・循環体液量:低下すると血圧は低下
(なので、アナフィラキシーショックでは輸液によって体液量を増加させます。)
・血液の粘性:低下すると血圧は低下
・末梢血管抵抗:低下すると血圧は低下
・動脈壁の弾性:低下すると血圧は上昇

動脈壁の弾性の低下は、「カチカチのゴムホース」を想像してください。


ホルモン

5)舌盲孔より発生する組織から分泌されるのはどれか。1つ選べ。(生理学)
a レニン.
b コルチゾール
c バソプレッシン
d カルシトニン
e 活性型ビタミンD3

解答:d

解説:
生理学から、ホルモンに関する出題です。
ホルモンは定期試験・進級試験・国家試験で頻出です。
生理学のヤマ場ともいえるので、これを機に押さえましょう。

ここで、ホルモンの作用機序と分泌器管をおさらいしておきましょう。

視床下部:副甲状腺・甲状腺・性腺刺激ホルモンの刺激因子、ソマトスタチン(成長ホルモン抑制)

脳下垂体前葉:視床下部からの刺激を受け、副甲状腺・甲状腺・刺激ホルモン・成長ホルモンを放出

脳下垂体後葉:バソプレッシン(尿細管での水再吸収促進、血圧上昇)、オキシトシン(射乳など)。

甲状腺:カルシトニン(破骨細胞抑制、血清Ca濃度低下)、チロキシン・トリヨードサイロ二ン(代謝の亢進)。

上皮小体(副甲状腺):パラソルモン(破骨細胞活性化、血清Ca濃度上昇)。

膵臓:グルカゴン(α細胞・グリコーゲン分解促進=血糖値上昇)、
    インスリン(β細胞・グリコーゲン分解抑制、血糖値低下)

副腎髄質:アドレナリン・ノルアドレナリン

副腎皮質:コルチゾール(抗炎症・ストレスに抵抗)、
       アルドステロン(尿細管におけるNa、K、Cl、水の再吸収促進)

腎臓:レニン(血圧上昇)、活性型ビタミンD3(血清Ca濃度上昇)

さて、
舌盲孔より発生する組織は?
「甲状腺」
でしたね。

この問題は言い方を変えると、
「甲状腺から放出されるホルモンはどれか?」ということになります。


000109_01.gif 
胎児期(お腹にいるとき)に甲状腺は舌の根元(舌盲孔)にあるのですが、
その後発育とともに舌骨を通り下方に下がり、通常の首の位置に達します。
http://kompas.hosp.keio.ac.jp/contents/000109.html


ホルモン・発生ともに重要です。ここで知識を身につけましょう!!



6)ストレス反応でみられるものはどれか。1つ選べ。(生理)
a.骨成長が促進される。
b.胃の粘膜血流が増加する。
c.肝臓の糖新生が抑制される。
d.コルチゾール分泌が低下する。
e.胃からのペプシン分泌が抑制される。

解答:,e

解説:
生理学について、ストレスに絡めた問題です。
ストレス反応が起こるとどうなるか?交感神経優位の状態になりますね。

交感神経優位の時は
・心拍数、血圧が上昇
・血糖値の上昇(=肝における糖新生の亢進、グリコーゲン分解の促進)
・消化管の働きは抑制

ここでコルチゾール(糖質コルチコイド)についてひとこと。
ちなみに副腎皮質ステロイドホルモンです。

コルチゾールは、またの名を「ストレスホルモン」といい、
生体にストレスがかかったときに増加し、環境の変化に対応します。

しかしながら、ステロイド薬を常用している患者さん(気管支喘息、自己免疫疾患、クローン病など)では、
副腎皮質からのステロイドホルモンの分泌が大幅に低下しています。
そこに外科処置などで大きなストレスが加わると、
「副腎クリーゼ」と呼ばれる重篤な症状を引き起こすリスクがあります。

したがって、ステロイド薬を常用している患者さんの外科処置では、
事前にステロイドを多めに服用する「ステロイドカバー」を考慮する必要があります。
(ステロイドカバーについては、102回国試に出題されています。)

ストレス一つから、ここまで話が広がります。
範囲が広域にわたりますが、しっかり押さえておきましょう。



神経系
7).副交感神経のみに支配されるのはどれか。1つ選べ。(生理学)
a. 腎臓
b. 汗腺
c. 立毛筋
d. 耳下腺
e. 瞳孔括約筋

解答:e

解説:
自律神経には交感神経と副交感神経があり、自律神経の支配には以下のような特徴があります。

・二重支配(交感神経・副交感神経の両方から支配を受ける)
・拮抗性支配(互いに正反対の作用を及ぼす)
・相反性支配(一方が亢進すると、もう一方が抑制される)

ただ、物事には例外がありまして…自律神経の支配についても、いくつかの例外があります。

拮抗性支配の例外:唾液腺(交感神経・副交感神経ともに唾液分泌の亢進にはたらく)
二重支配の例外:腎臓・汗腺・立毛筋・瞳孔散大筋など(交感神経支配のみ)、
        瞳孔括約筋(副交感神経支配のみ)

イメージとしては、
交感神経は「緊張・ケンカ」、
副交感神経は「睡眠時・リラックス」です。

寝るときに目から入る光の量が多いとまぶしくて眠れませんよね?
なので瞳孔括約筋は副交感神経のみの支配、と覚えてください。


8)もっとも太さの細い有髄神経線維の働きはどれか。1つ選べ。(生理)
a.骨格筋の運動
b.触圧覚の伝導
c.速い痛覚の伝導
d.遅い痛覚の伝導
e.自律神経節前線維

解答:e

解説:
生理より神経についての問題です。
ここは進級試験・卒業試験、国家試験などで狙われる部分であり、注意が必要です。

今回の問題である「もっとも細い有髄神経線維」とはどの線維でしょうか?

神経線維は太い順(=伝達速度の速い順)に

Aα:骨格筋の運動神経
Aβ:触圧覚
Aγ:筋紡錘の運動神経
Aδ:速い痛覚・温度感覚
B:自律神経節前線維
C:遅い痛覚・自律神経節後線維 となります。

この中で、C線維以外が有髄神経(=髄鞘をもつ)です。

つまり、「もっとも細い有髄神経線維」とはB線維を指し、eが正解となります。

神経線維についてはよく聞かれますが、速さだけではなく、他の性質も覚えていきましょう。


9)延髄に存在するものはどれかすべて選べ。(生理学)
a. 飲水中枢
b. 嘔吐中枢
c. 血管運動中枢
d. 唾液分泌中枢
e. 体温調節中枢

解答:b、c、d

解説:
生理学から、中枢に関する出題です。
何の中枢がどの部位に存在するかは頻出です。

延髄には様々な中枢が存在します。

・唾液分泌中枢
・血管運動中枢
・呼吸中枢
・嚥下中枢
・嘔吐中枢
・咳中枢
・循環中枢
・味覚下位中枢(孤束核)


では、
体温調節中枢・飲水中枢は?睡眠中枢、摂食中枢などとともに視床下部に存在します。

また、
ホルモン分泌、睡眠の調節(=概日リズムの形成)も視床下部の役割です。

延髄に存在する中枢は重要なものが多いです。
ここで知識を身につけましょう!!


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2017/06/11 05:00 生理:歯科 TB(-) CM(0)
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