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Author:かず
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抗菌薬 2

ResistanceMechanisms.gif 
http://image.search.yahoo.co.jp/search?fr=top_ga1_sa&p=anti+bacteria+drug&ei=UTF-8&xargs=2&b=21


問1
アミノグリコシド系抗生物質の副作用として正しいものを全て選びなさい。

1. 腎障害
2. 造血機能障害
3. グレイ症候群
4. 平衡障害
5. 聴覚障害


問2
以下のうち、緑膿菌に有効な薬はどれか。


   A, セファロリジン
   B, セフォチアム
   C, セフピロム
   D, セファゾリン
   E, セファレクシン


問3
以下の中でバンコマイシンが無効なものはどれか。答えは一つとは限らない。

1. 大腸菌
2. MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)
3. クロストリジウム・ディフィシル
4. 緑膿菌
5. PRSP(ペニシリン耐性肺炎球菌)


問4
静菌作用がある薬を全て選びなさい。

1.βーラクタム
2.マクロライド
3.アミノグリコシド
4.サルファ薬
5.テトラサイクリン


問5
これはペニシリンGの構造である。以下の問いに答えよ。

beta rakutamu

(1)抗菌活性をもつ部分を丸でかこめ。また、その構造の名前を記せ。

(2)ペニシリンの作用機序を簡潔に記せ。

(3)ペニシリンが効かない細菌を2つ挙げよ。またその理由をそれぞれ記せ。


問6
抗生物質について誤っているのはどれか。2つ選べ。

1. ペニシリン系抗生物質とセファロスポリン系抗生物質
(ともにβ‐ラクタム系抗生物質である)はマイコプラズマのようなペプチドグリカンの細胞壁を持たない生物には無効である。
そして、過敏症が共通の副作用である。

2. バンコマイシンはMRSAのようなグラム陽性菌には有効である。
そして、それはまた、クロストリジウム・ディフィシルとブドウ球菌による、
潜在的に生命を危うくする抗生物質関連の肺炎にも用いる。

3. アミノグリコシド系抗生物質は好気性菌には有効であるが、
嫌気性菌と緑膿菌には無効である。そして、その主要な副作用は第Ⅷ脳神経障害と腎障害である。

4. テトラサイクリン系抗生物質はリケッチャ、マイコプラズマ、クラミジアのような生物には有効である。

5. マクロライド系抗生物質はマイコプラズマ肺炎、新生児クラミジア肺炎、レジオネラ感染症の治療に用いる。


問7
以下の文章で正しいものはどれか?

 1.四世代セフェムは緑膿菌に対して有効である。
 2.エリスロマイシンは嫌気性菌の第一選択薬である。
 3.ニューキノロン系はDNAジャイレースを阻害する。
 4.聴覚障害はアミノグリコシド系の副作用である。
 5.妊婦はテトラサイクリン系を服用できる。


問8
以下の文章で誤っているのはどれか?2つ選べ。
 1.ST合剤は緑膿菌に有効である。
 2.黄色ブドウ球菌はpenicillin耐性菌が生じる。
 3.rifampicimとisoniazidの副作用には視神経障害がある。
 4.tetracyclinは歯に沈着することがある。
 5.スルフォン化合物はライ菌に有効である。


問9
以下の選択肢から誤っているものを全て選べ。

a.penicillin系の作用機序は細胞膜作用である。
b.tetracycline系は細菌のリボソームに可逆的に結合する。
c.MRSAのメチシリンに対する耐性はβ-lactamaseを誘導することによる。
d.β-lactam系抗生物質では過敏症とけいれん誘発作用の副作用がある。
e.aminoglycoside系抗生物質は緑膿菌には有効だが、嫌気性菌には無効。
解答:a,c


問10
 結核の治療において使われる薬はどれか?

a) イソニアジド
b) リファンピシン
c) ザナミビル
d) エタンブトール
e) アジドチミジン


問11
 細胞壁の合成を阻害する抗生物質はどれか?

a) クロールテトラサイクリン
b) ペニシリンG
c) ニューキノロン
d) ストレプトマイシン
e) エリスロマイシン


問13
Which antibiotic can cause the hearing impairment?
(a) rifampicin
(b) cefoperazone
(c) chloramphenicol
(d) chlortetracycline
(e) gentamicin


問14
以下に示した抗菌薬に関する記述のうち、正しいものをすべて選択せよ。

1.イソニアジドはグラム陽性・陰性菌に作用する広域抗菌スペクトルをもつ抗生物質である。
2.ペニシリンGやエリスロマイシンは肺炎菌に効く狭域抗菌薬である。
3.リファンピシンは細菌の蛋白質の合成を妨げることによって抗菌作用を発現する。
4.結核菌の第一選択薬としてバンコマイシンが用いられる。
5.スルフォンアミドやパラアミノサリチル酸は葉酸の合成を妨げ抗菌作用を発現する。


問15
以下の薬と副作用の組み合わせで正しくないのはどれか。

 1. グリセオフルビン - 肝機能障害
 2. アシクロビル - 痙攣
 3. アムホテリシンB - 腎毒性
 4. ミコナゾール(経口) - 消化管潰瘍
 5. ジドブジン - 汎血球減少

解答:MOREへ

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解答、解説


問1
アミノグリコシド系抗生物質の副作用として正しいものを全て選びなさい。

1. 腎障害
2. 造血機能障害
3. グレイ症候群
4. 平衡障害
5. 聴覚障害

(解答) 1,4,5

(解説)
アミノグリコシド系抗生物質はほとんど代謝されずに腎糸球体濾過により排泄されるので、
(1)腎障害の発症頻度が高い。

また第8脳神経(内耳神経)を傷害しやすく(5)聴力低下や(4)平衡障害をきたすことがある。

(2)造血機能障害と(3)グレイ症候群はクロラムフェニコールにみられる副作用である


問2
以下のうち、緑膿菌に有効な薬はどれか。

   A, セファロリジン
   B, セフォチアム
   C, セフピロム
   D, セファゾリン
   E, セファレクシン

解答;C

解説;
セフピロムはセフェム系薬のセファロスポリンの中で第4世代薬であり、グラム陽性菌、陰性菌、緑膿菌に有効。
セファロリジン、セファゾリン、セファレクシンは第1世代薬であり、
グラム陽性菌には強力で陰性菌に対しても効くが、緑膿菌には効果がない。
セフォチアムは第2世代薬であり、グラム陽性菌、陰性菌、嫌気性菌に有効だが緑膿菌には効かない。
緑膿菌に有効なのは第3、第4世代薬である。


問3
以下の中でバンコマイシンが無効なものはどれか。答えは一つとは限らない。

1. 大腸菌
2. MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)
3. クロストリジウム・ディフィシル
4. 緑膿菌
5. PRSP(ペニシリン耐性肺炎球菌)

解答:1,4

(解説)
バンコマイシンは主にグラム陽性菌に対して殺菌的に作用する。
特に、MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)に有効である。
しかし、バンコマイシンは高分子なので大腸菌や緑膿菌のような、
グラム陰性菌の感染症には無効である。

最近、バンコマイシンにも耐性を獲得したバンコマイシン耐性腸球菌(VRE)が出てきている。

1.大腸菌は、グラム陰性菌でありバンコマイシンは無効である。
2.MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)に有効である。
3.クロストリジウム・ディフィシルは、偽膜性大腸炎の原因菌である。グラム陽性菌。
  バンコマイシンが偽膜性大腸炎に効くことは重要
4.緑膿菌は、グラム陰性菌でありバンコマイシンは無効である。
5.PRSP(ペニシリン耐性肺炎球菌)は、市中感染として問題になっており適用が承認された。
  グラム陽性菌である。


問4
静菌作用がある薬を全て選びなさい。

1.βーラクタム
2.マクロライド
3.アミノグリコシド
4.サルファ薬
5.テトラサイクリン

解答:2,5

解説:
抗細菌薬には、静菌作用と殺菌作用とがある。
MIC(最小発育阻止濃度)とMBC(最小殺菌濃度)というものがあり、
MICとMBCがほぼ等しければ殺菌性、両者の濃度が離れていれば静菌性と考えられている

静菌作用薬は、菌の増殖を抑えるだけで殺菌作用がない。

殺菌性の薬に比べて作用が弱いので服用時間などを守らないと効果が出ない。

また、殺菌性抗菌薬と静菌性抗菌薬を併用すると効果が低下する。

MIC:菌の発育を阻止することができる最小の薬物濃度
MBC:菌の発育を認めなかった試験管から薬物を含有しない培地に移して培養し、
それでもなお発育を認めなかった最小の薬物


問5
これはペニシリンGの構造である。以下の問いに答えよ。

beta rakutamu

(1)抗菌活性をもつ部分を丸でかこめ。また、その構造の名前を記せ。
(2)ペニシリンの作用機序を簡潔に記せ。
(3)ペニシリンが効かない細菌を2つ挙げよ。またその理由をそれぞれ記せ。

答え

1)
構造名:β-ラクタム構造(ラクタムは、カルボキシル基とアミノ基が脱水縮合した形を持って環を成している化合物)

be-ta.png
2)
ペニシリンはβ-ラクタム系抗生物質であり、細胞壁の主要成分である
ペプチドグリカンを合成する酵素(ペプチドグリカン合成酵素、ペニシリン結合タンパク、PBP)と結合し、その活性を阻害する。
この結果ペニシリンが作用した細菌はペプチドグリカンが作れなくなり、
その分裂に伴って細胞壁は薄くなり、増殖が抑制される(静菌作用)。
また浸透圧により最終的には溶菌を起こして死滅する(殺菌作用)。

3)  
MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)
MRSA はβ-ラクタム剤が結合できないペプチドグリカン合成酵素(PBP2')を作ることでβ-ラクタム剤の作用を回避する

マイコプラズマ
細胞壁をもたないため、細胞壁合成阻害薬であるβ‐ラクタム系抗生物質(ペニシリン系、セフェム系)は効かない。


問6
抗生物質について誤っているのはどれか。2つ選べ。

1. ペニシリン系抗生物質とセファロスポリン系抗生物質(ともにβ‐ラクタム系抗生物質である)
はマイコプラズマのようなペプチドグリカンの細胞壁を持たない生物には無効である。
そして、過敏症が共通の副作用である。

2. バンコマイシンはMRSAのようなグラム陽性菌には有効である。
そして、それはまた、クロストリジウム・ディフィシルとブドウ球菌による、
潜在的に生命を危うくする抗生物質関連の肺炎にも用いる。

3. アミノグリコシド系抗生物質は好気性菌には有効であるが、
嫌気性菌と緑膿菌には無効である。
そして、その主要な副作用は第Ⅷ脳神経障害と腎障害である。

4. テトラサイクリン系抗生物質はリケッチャ、マイコプラズマ、クラミジアのような生物には有効である。

5. マクロライド系抗生物質はマイコプラズマ肺炎、新生児クラミジア肺炎、レジオネラ感染症の治療に用いる。

(解答と解説)2,3

1. 正しい。
2. 誤り。pneumonia(肺炎)が誤りで、
これをcolitis(大腸炎、とくにpseudomembranous colitis:偽膜性大腸炎)とすると正しくなる。
クロストリジウム・ディフィシルとブドウ球菌による、
潜在的に生命を危うくする抗生物質関連の偽膜性大腸炎にも用いる。
偽膜性大腸炎は、抗生物質の投与がクロストリジウム・ディフィシルとブドウ球菌の増殖を加速し、
放出された毒素が傷害性を発揮して発症する腸炎である。
MRSA(methicillin-resistant Staphylococcus aureus)はメチシリン耐性黄色ブドウ球菌のこと。
3. 誤り。アミノグリコシド系抗生物質は好気性菌と緑膿菌には有効である。
4. 正しい。
5. 正しい。


問7
以下の文章で正しいものはどれか?

 1.四世代セフェムは緑膿菌に対して有効である。
 2.エリスロマイシンは嫌気性菌の第一選択薬である。
 3.ニューキノロン系はDNAジャイレースを阻害する。
 4.聴覚障害はアミノグリコシド系の副作用である。
 5.妊婦はテトラサイクリン系を服用できる。

(解答)1,3,4

(解説)

1.正解。四世代セフェムはグラム陽性菌、グラム陰性菌、緑膿菌、嫌気性菌の多くに対して有効である。

2.不正解。エリスロマイシンは嫌気性菌に対して無効であるが、
他のマクロライド系は有効である。レジオネラ、百日咳、マイコプラズマ肺炎、
新生児クラミジア肺炎に対して、マクロライド系は第一選択薬となる。

3.正解。ニューキノロンはDNA複製阻害である。
4.正解。アミノグリコシド系の副作用としては他にも平衡機能障害、腎毒性、神経筋接合部抑制作用がある。
5.不正解。妊婦と6歳以下の小児に対してテトラサイクリンは禁忌である。


問8
以下の文章で誤っているのはどれか?2つ選べ。

 1.ST合剤は緑膿菌に有効である。
 2.黄色ブドウ球菌はpenicillin耐性菌が生じる。
 3.rifampicimとisoniazidの副作用には視神経障害がある。
 4.tetracyclinは歯に沈着することがある。
 5.スルフォン化合物はライ菌に有効である。

(解答)1,3

(解説)

 1.誤り。
trimetoprimとsulfamethoxazoleの併用は協力作用を示すためよく利用され、
ほとんどのグラム陽性菌と緑膿菌を除くグラム陰性菌に強い抗菌力を持つ。

 2.正しい。
現在、病院患者に見られる黄色ブドウ球菌は90~95%が耐性菌だといわれる。
耐性菌はβ-lactamaseを産生して、penicillinを失活させる。

 3.誤り。
結核治療に用いるrifampicimとisoniazidの副作用は肝障害と末梢神経障害。
結核治療で併用するethambutolの副作用が視神経障害。

 4.正しい。
他の副作用には、胃腸障害、皮膚の光線過敏症、腎・肝障害が見られる。

 5.正しい。
治療時にはスルフォン化合物のdiaphenylsulfone(DDS)、clofazimine(CLF)、rifampicim(RFP)の3剤を併用する。


問9
以下の選択肢から誤っているものを全て選べ。

a.penicillin系の作用機序は細胞膜作用である。
b.tetracycline系は細菌のリボソームに可逆的に結合する。
c.MRSAのメチシリンに対する耐性はβ-lactamaseを誘導することによる。
d.β-lactam系抗生物質では過敏症とけいれん誘発作用の副作用がある。
e.aminoglycoside系抗生物質は緑膿菌には有効だが、嫌気性菌には無効。

解答:a,c

解説

a.誤り。細胞壁合成阻害である。細胞壁の構成成分で重要なのは
peptidoglycanで、penicillin系やcephem系抗生物質は合成の最終段階である
peptidoglycan間の架橋を担う架橋形成酵素に結合、阻害する。

b.正しい。

c.誤り。
MRSAのメチシリンに対する耐性は抗生物質と結合しないpeptidoglycan架橋酵素を産生することによる。
β-lactamase(penicillinase)を誘導するのはpenicillin耐性菌。
β-lactamaseはpenicillinを分解するが、この酵素によって分解されない薬剤として開発されたのがメチシリンである。

d.正しい。
e.正しい。


問10
 結核の治療において使われる薬はどれか?

a) イソニアジド
b) リファンピシン

c) ザナミビル
d) エタンブトール
e) アジドチミジン

解説

この中で結核の治療薬として使われるのは、isoniazid、riphampicin、ethambutolである。
isoniazidは副作用として末梢神経炎が起こり得るため、それを予防するためにpyridoxineが使われる。
riphampicinは長期投与の副作用として肝腎障害を起こすことがある。
ethambutolは比較的副作用が少ないが、まれに視神経炎が起こることがある。
ちなみに、zanamivirはインフルエンザの治療薬であり、azidothymidineはHIV感染の治療薬である。


問11
 細胞壁の合成を阻害する抗生物質はどれか?

a) クロールテトラサイクリン
b) ペニシリンG
c) ニューキノロン
d) ストレプトマイシン
e) エリスロマイシン

正解 b

解説

a.テトラサイクリン系で蛋白質の合成を阻害
b.βーラクタム系で細胞壁の合成を阻害
c.ピリドンカルボン酸系で核酸合成を阻害
d.アミノグリコシド系で蛋白質の合成を阻害
e.マクロライド系で蛋白質の合成を阻害


問13
Which antibiotic can cause the hearing impairment?

(a) rifampicin
(b) cefoperazone
(c) chloramphenicol
(d) chlortetracycline
(e) gentamicin

正解 e

解説:
aminoglycoside系の抗生物質は耳に対する毒性が強く、前庭器障害(平衡感覚障害)、聴覚障害を起こす。
aminoglycosideの中でgentamicinの聴覚毒性は最も強い。 この聴覚障害は薬剤投与中止でも改善しない。
他に、aminoglycosideの重大な副作用として腎障害が挙げられる。gentamicinは高い腎毒性も持つことに注意。


問14
以下に示した抗菌薬に関する記述のうち、正しいものをすべて選択せよ。

1.イソニアジドはグラム陽性・陰性菌に作用する広域抗菌スペクトルをもつ抗生物質である。
2.ペニシリンGやエリスロマイシンは肺炎菌に効く狭域抗菌薬である。
3.リファンピシンは細菌の蛋白質の合成を妨げることによって抗菌作用を発現する。
4.結核菌の第一選択薬としてバンコマイシンが用いられる。
5.スルフォンアミドやパラアミノサリチル酸は葉酸の合成を妨げ抗菌作用を発現する。

解答 2,5

解説
1.× 2.○ 3.× 4.× 5.○
1.イソニアジドは結核菌などのマイコバクテリアにのみ有効である。細菌の細胞壁の合成を妨げる。
3.リファンピシンはRNAポリメラーゼにドッキングし、DNAからmRNAへの転写を妨げて細菌を殺す。
4.結核菌にはリファンピシンとイソニアジドの併用が主に用いられる。
バンコマイシンはMRSAの第一選択薬である。


問15
以下の薬と副作用の組み合わせで正しくない のはどれか。

 1. グリセオフルビン - 肝機能障害
 2. アシクロビル - 痙攣
 3. アムホテリシンB - 腎毒性
 4. ミコナゾール(経口) - 消化管潰瘍
 5. ジドブジン - 汎血球減少

解答:4

(解説)

1. グリセオフルビンは爪白癬症の経口治療薬。
2. アシクロビルはHSVに有効。これ以外に、錯乱、気管支痙攣などの副作用がある。
3. アムホテリシンBは深在性真菌症治療薬で非常に毒性が強く、他に高熱、血液障害、
    不整脈、心不全などがあげられる。
4. ミコナゾールは真菌のエルゴステロール合成阻害剤だが、経口投与で副作用はほぼない。
5. ジドブジンはHIVの逆転写酵素阻害薬で、他に肝毒性、心筋症などの副作用がある。


出典

医師国家試験対策 薬理 問題と解説
http://bioupdate.jp:8080/pages/viewpage.action?pageId=17596437


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