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かず

Author:かず
某総合病院で日々、臨床で忙しい医師カズです。
各種医療職の資格試験問題に挑戦しつつ、資格を目指す方々を励ますブログです。
内容は、国内の医師、歯科、薬剤師、看護師国試など、さらには米国医師資格試験(USMLE)、米国歯科医師資格試験(NBDE)あたりの問題にも挑戦する予定です。
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から抜粋改編したものです。

http://archives.mag2.com/0001494170/20170608205142000.html?l=pxc0dc99f7 から


1)タンパク質の合成を行う細胞内小器官として正しいものを1つ選べ。

a.リボソーム
b.リソソーム
c.デスモゾーム
d.滑面小胞体
e.ミトコンドリア




2)筋組織の特徴で正しいのはどれか。すべて選べ。(組織学)

a 心筋は横紋を有する。
b 平滑筋は随意筋である。 
c 平滑筋は内臓の運動に関与する。
d 骨格筋は核が細胞の辺縁に存在する。
e 心筋は細胞同士がヘミデスモゾームで結合する。 



3)骨格筋について正しいのはどれか。1つ選べ。(組織学)

a 横紋をもたない。
b 強縮を起こさない。
c 核は中央に存在する。
d 赤筋はミトコンドリアが多い。
e 活動電位にCaイオンが関与する。


4)移行上皮が存在するのはどれか。1つ選べ。(組織学)

a.肺
b.気管
c.皮膚
d.小腸
e.膀胱


5)粘膜下組織が存在するのはどれか。すべて選べ。(組織学)

a.頬 
b.歯肉
c.口唇
d.硬口蓋
e.軟口蓋



6)無顆粒白血球はどれか。すべて選べ。(組織)

a 単 球
b    好中球
c NK細胞
d リンパ球
e 好塩基球


 
7)鰓弓性神経はどれか。1つ選べ。(組織学)

a.第I脳神経
b.第II脳神経
c.第III脳神経
d.第IV脳神経
e.第V脳神経


8)第二咽頭嚢より発生するのはどれか。1つ選べ。(組織)

a.耳 管
b.胸 腺
c.口蓋扁桃
d.上上皮小体
e.下上皮小体


解答:MOREへ

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解答

1)タンパク質の合成を行う細胞内小器官として正しいものを1つ選べ。
a.リボソーム
b.リソソーム
c.デスモゾーム
d.滑面小胞体
e.ミトコンドリア

正解:a

(総括)
基本的な細胞内小器官についての設問です。
このようなサービス問題で間違うことのないようにしましょう。

b.リソソームは不要なタンパク質や不出来なタンパク質を加水分解しています。
c.細胞間の接着に関わるタンパク質です。
d.滑面小胞体では脂質の合成が行われます。
e.ミトコンドリアは内呼吸に関わるものです。おもにATP の産生に関わっています。


2)筋組織の特徴で正しいのはどれか。すべて選べ。(組織学)
a 心筋は横紋を有する。
b 平滑筋は随意筋である。 
c 平滑筋は内臓の運動に関与する。
d 骨格筋は核が細胞の辺縁に存在する。
e 心筋は細胞同士がヘミデスモゾームで結合する。 

解答:a,c,d

解説:
組織学から、筋の支配神経に関する出題です。
進級試験などで出題されやすい部分であると同時に、
高学年でも知識が要求されます。

~押さえておきたい筋線維の特徴~

平滑筋
・不随意筋である(自分の意思で動かせない)
・消化管、血管壁、内臓運動に関与
・収縮すると内臓痛を引き起こす

心筋
・不随意筋である
・横紋を有する
・細胞同士がギャップ結合で結合

骨格筋
・随意筋である
・横紋を有する
・細胞の辺縁に核が存在する


3)骨格筋について正しいのはどれか。1つ選べ。(組織学)
a 横紋をもたない。
b 強縮を起こさない。
c 核は中央に存在する。
d 赤筋はミトコンドリアが多い。
e 活動電位にCaイオンが関与する。

解答:d

解説:
組織学から、筋に関する出題です。
低学年の定期試験から国家試験の必修に至るまで、
狙われやすいところです。しっかりと押さえましょう。

骨格筋の特徴は以下の通りです。
・随意筋である
・横紋をもつ
・強縮する
・核は筋細胞の辺縁に多数存在
・赤筋:ミトコンドリアが多く、瞬発力はないが疲労しにくい
・白筋:ミトコンドリアに乏しく、瞬発力はあるが疲労しやすい

活動電位にCaイオンが関与するのは?心筋でした。(プラトー相に関与)

この部分は、低学年のうちから的確な知識を身につけましょう!!


4)移行上皮が存在するのはどれか。1つ選べ。(組織学)
a.肺
b.気管
c.皮膚
d.小腸
e.膀胱

解答:e

解説:
組織学から、上皮組織に関する出題です。
ここは定期試験でのヤマのひとつです。
上皮について、もう一度おさらいしましょう。
上皮組織は以下の通りに分類されます。

1) 単層上皮…上皮細胞は1層
単層扁平上皮(平べったい):肺胞・血管内皮細胞など
(被覆・物質の受け渡しのイメージ)
単層立方上皮(サイコロ状):尿細管・汗腺導管・甲状腺
(物質のろ過、吸収など。尿細管と甲状腺を覚えよう。)
単層円柱上皮(円柱状):胃腸の上皮

2) 重層上皮…上皮細胞は複数の層に重なり合って存在
重層扁平上皮(平べったい):皮膚・口腔・食道・咽頭・角膜・膣など
(外来刺激に対しての保護のイメージ。)
重層円柱上皮(円柱状):尿道・唾液腺排泄導管
(液体の輸送のイメージ。尿道を覚えましょう。)

3) 多列上皮:基底膜上に配列する細胞は1層であるが見かけ上重層に見える
多列線毛上皮:鼻腔・気管の上皮(線毛による異物の排出)

4) 移行上皮:細胞の高さが変わるもの。
腎盂・尿管・膀胱。
膀胱は尿をためておく必要があるので、容積の変化ができる移行上皮、というイメージを持ってください。


5)粘膜下組織が存在するのはどれか。すべて選べ。(組織学)
a.頬 
b.歯肉
c.口唇
d.硬口蓋
e.軟口蓋

解答:a、c、d、e

解説:
この手の話は試験に頻出ですが、完璧に答えられましたか?
「歯肉は粘膜下組織をもたない」という事実は皆さんご存知のとおりだと思います。
では、他の組織はどうだったか?スーパーXでこれが解けるか?少し、考えてみてください。

「粘膜下組織がある」ということは、
一言で言えば「可動性がある、腺組織・脂肪組織が存在する」ということです。

口蓋には「口蓋腺」があり、口唇には「口唇線」もあり、可動性もありますよね?
頬に関しては、言うに及ばずです。
難化する進級試験、定期試験。
いつ、このような問題が出題されてもおかしくない時代になりつつあります。
そのためには、それぞれの項目について、深い理解が求められます。
これを機に、しっかりと基礎を固めましょう!!


6)無顆粒白血球はどれか。すべて選べ。(組織)
a 単 球
b  好中球
c NK細胞
d リンパ球
e 好塩基球

解答:a,c,d

解説:組織より白血球についての出題です。このような「みんなが見落としがちなトコロ」も
定期試験、進級試験・卒業試験では平気で狙ってきます。しっかりと理解しましょう。

白血球は大きく分けて以下の2つに分類できます。

顆粒白血球:好酸球(アレルギーの抑制、寄生虫感染、アレルギーで増加)
      好中球(貪食能あり。アズール顆粒を持つ。)
      好塩基球(I型アレルギーに関与)

無顆粒白血球:リンパ球
       単球
       NK細胞

ちなみに、この問題が「白血球はどれか。すべて選べ。」であれば、
上記の選択肢がすべて正解になります。

少し細かいところですが、覚えておきましょう!

 
7)鰓弓性神経はどれか。1つ選べ。(組織学)
a.第I脳神経
b.第II脳神経
c.第III脳神経
d.第IV脳神経
e.第V脳神経

解答:e

解説:
組織学から、発生に関する出題です。
ここは定期試験・進級試験・国家試験で意外と狙われます。

「鰓弓性神経」とは?一言で言えば、「鰓弓より発生する神経」です。

ここで、各鰓弓より発生するものをおさらいしましょう。

・第1鰓弓:三叉神経・ツチ骨・キヌタ骨、外頸動脈、三叉神経支配の筋
(咀嚼筋、顎舌骨筋、口蓋帆張筋など)

・第2鰓弓:顔面神経・アブミ骨、茎状突起、アブミ骨動脈・顔面神経支配の筋
(表情筋・茎突舌骨筋など)

・第3鰓弓:舌咽神経・茎突咽頭筋、内頸動脈など

・第4鰓弓:迷走神経・甲状軟骨、輪状甲状筋、大動脈弓など

・第6鰓弓:迷走神経(下喉頭神経・反回神経)、後輪状披裂筋

さて、ギリシャ文字で脳神経を聞かれても大丈夫ですか?
第I:嗅神経 
第II:視神経 
第III:動眼神経 
第IV:滑車神経 
第V:三叉神経 
第VI:外転神経
第VII:顔面神経 
第VIII:内耳神経 
第IX:舌咽神経 
第X:迷走神経 
第XI:副神経 
第XII:舌下神経 
となります。

鰓弓とそこから発生するもの、脳神経のギリシャ数字にも対応できる知識をここで身につけましょう!!


8)第二咽頭嚢より発生するのはどれか。1つ選べ。(組織)
a.耳 管
b.胸 腺
c.口蓋扁桃
d.上上皮小体
e.下上皮小体

解答:c

解説:
組織から発生についての出題です。鰓弓は皆さんマークしていますが、
咽頭嚢(鰓嚢)も定期試験を中心に狙われがちです。しっかりと押さえましょう!

そもそも咽頭嚢とは?「鰓弓と鰓弓の間のくぼみ」を指します。
それぞれから発生するものは以下のようになります。

第一咽頭嚢:中耳・耳管
第二咽頭嚢:口蓋扁桃
第三咽頭嚢:胸腺・下上皮小体
第四咽頭嚢:上上皮小体

上皮小体は、上と下が逆になることに注意しましょう。
発生はしっかりと押さえておきましょう!!



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