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以前の国試問題の焼き直し
問題 COPDにみられるのはどれか。すべて選べ。 a 息切れ b 呼気延長 c 口すぼめ呼吸 d 1秒率上昇 e 肺コンプライアンスの低下 解答:MOREへ スポンサーリンク COPDにみられるのはどれか。すべて選べ。 a 息切れ b 呼気延長 c 口すぼめ呼吸 d 1秒率低下 e 肺コンプライアンスの低下 正解 abcd abcはCOPDの特徴的な症状 口すぼめ呼吸は呼吸テクニックの一つで、口笛を吹くように口をすぼめて息をはくと、 息をはく時間が長くなり、ゆっくりとした呼吸リズムになります。 COPDの患者さんに対して行う呼吸リハビリテーションの一つですが、 患者さんは誰からも指導を受けていなくても自然に口すぼめ呼吸が身についていることが多く見られます。 口をすぼめてゆっくり息をはくと、呼吸が楽になると直感的に体感し、 無意識のうちに口すぼめ呼吸をなさっているのです。 http://www.suehiro-iin.com/arekore/sp/2012/11/copd.html d 1秒率低下 はCOPDの重要な検査所見 e 肺気腫などのCOPDでは肺コンプライアンスは上昇 肺線維症などの拘束性換気障害で、肺コンプライアンスは低下 肺のコンプライアンス上昇と低下の原因 コンプライアンスとは肺の膨らみやすさの指標である。 コンプライアンスが高ければ高いほど柔らかく膨らみやすく、 コンプライアンスが小さいほど肺は膨らみにくい。 コンプライアンスの中でも大事なのは静肺コンプライアンスである。 静肺コンプライアンスは息を止めた状態で測定し、そこから一定量の空気を吸ってもらい、 胸腔内圧がどれほど変化したかを調べることにより求まる(コンプライアンス=体積変化 / 圧力変化)。 ■コンプライアンスが上昇する疾患(肺が膨らみやすい状態) 肺気腫、高齢者(加齢) 肺気腫では肺胞壁が破壊されるので気腫という名前の通り肺の支持組織がなくなる。 故に空気を入れたら簡単に広がってしまう状態なのである(逆に縮みにくい)。 老化現象でも末梢気道や肺胞の弾性組織を変化させてしまい気腔が拡大する。 そして呼気時には容易に閉塞し、肺気腫に似たような状態となり、コンプライアンスは上昇する。 ■コンプライアンスが低下する疾患(肺が膨らみにくい状態) 間質性肺炎、肺水腫、うっ血性心不全、肺炎、無気肺、胸膜の肥厚など つねぴーblog
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