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6年生の方はそろそろ各施設のマッチング試験が始まる頃でしょう。
夏休みは必修対策(基礎範囲)に力を入れましょう。 毎年、必修で足元をすくわれる受験生が非常に多いのです。 8月の段階からコツコツ毎日、必修対策の勉強をすべきでしょう。 ということで、今回は免疫関係の3問。 東京デンタルスクール: 定期試験・CBT・歯科医師国家試験対策無料メールマガジン から抜粋改編したものです。 1)免疫細胞とその働きの組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。 a 単球――――抗原情報の受容 b 好中球―――抗原提示 c 好酸球―――ヒスタミンの産生 d 形質細胞――抗体の産生 e 好塩基球――アレルギーの抑制 2)リンパ球について正しいのはどれか。1つ選べ。 a.末梢血中ではB細胞よりもTリンパ球が多く含まれる。 b.Th2細胞はIFN-γ、IL-2、TNF-αを産生する。 c.マクロファージはIL-1によりリンパ球を抑制する。 d.T細胞は骨髄で分化する。 e.B細胞は胸腺で分化する。 3)IgG抗体について正しいのはどれか。すべて選べ。 a 五量体である。 b 分泌型が存在する。 c 感染早期に出現する。 d 歯肉溝滲出液に多い。 e アナフィラキシーショックに関与する。 解答:MOREへ スポンサーリンク 1)免疫細胞とその働きの組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。 a 単球――――抗原情報の受容 b 好中球―――抗原提示 c 好酸球―――ヒスタミンの産生 d 形質細胞――抗体の産生 e 好塩基球――アレルギーの抑制 解答:d 解説: ~免疫細胞のはたらき~(すべて白血球に属します。) 好中球:異物の貪食 好酸球:アレルギーの抑制 好塩基球:IgEと結合し、ヒスタミンを遊離→I型アレルギーに関与 単球(これがマクロファージ、樹状細胞に分化する):貪食、抗原情報をTリンパ球に提示 NK細胞:非特異的な細胞破壊(Tリンパ球の指令によらない) Tリンパ球 ヘルパーT細胞:抗原情報を受容し、免疫細胞の活性化、Bリンパ球の形質細胞への分化を促す。 キラーT細胞:感染細胞などの破壊(ヘルパーT細胞の指令が必要) Bリンパ球:形質細胞に分化し、抗体を産生 2)リンパ球について正しいのはどれか。1つ選べ。 a.末梢血中ではB細胞よりもTリンパ球が多く含まれる。 b.Th2細胞はIFN-γ、IL-2、TNF-αを産生する。 c.マクロファージはIL-1によりリンパ球を抑制する。 d.T細胞は骨髄で分化する。 e.B細胞は胸腺で分化する。 解答:a 解説: さて、リンパ球には、大きく分けて胸腺で分化するT細胞と骨髄で分化するB細胞がありました。 T細胞はさらにヘルパーT細胞、キラーT細胞に分けることができ、ヘルパーT細胞はTh1細胞とTh2細胞に分類できます。 Th1細胞がIFN-γ、IL-2、TNF-αを産生、Th2細胞がIL-4、IL-5、IL-6などを産生します。 マクロファージはIL-1によってリンパ球を誘導するんでしたよね? 「基本的だけれども、忘れがちなところ」です。しっかり覚えて、確固たる得点源にしましょう! 3)IgG抗体について正しいのはどれか。すべて選べ。 a 五量体である。 b 分泌型が存在する。 c 感染早期に出現する。 d 歯肉溝滲出液に多い。 e アナフィラキシーショックに関与する。 解答:d 解説: ~抗体の特徴~ ・IgG:最も多く存在(70~80%)、胎盤通過性あり(=胎児の免疫)、単量体、歯肉溝滲出液・歯周ポケットに多い ・IgM:感染初期に出現。五量体である。 ・IgA:分泌型をもつ(唾液腺、小腸のパイエル板、肺などで産生され、唾液、初乳などに含まれる) 分泌型は二量体(J鎖が存在)、通常型は単量体 ・IgE:I型アレルギー(アナフィラキシーショックなど)で増加する ・IgD:B細胞が形質細胞に分化するのに関与するとされる この辺りは頻出です。低学年のうちから、確実な知識を身につけましょう!! |
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