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歯科医師国家試験 臨床問題を熱く語るブログ :
管理栄養士国試 その4 で第28回管理栄養士の問題について紹介していました. 今回は第28回 問題21に挑戦です。 管理栄養士28午前-21 ヒトの細胞の構造と機能に関する記述である。正しいのはどれか。 1つ選べ。 (1)細胞膜は、リン脂質の二重層からなる。 (2)赤血球は、ミトコンドリアが存在する。 (3)リソソームでは、たんぱく質の合成が行われる。 (4)滑面小胞体では、グリコーゲン合成が行われる。 (5)iPS細胞(人工多能性幹細胞)は、受精卵を使用する。 解答:MOREへ スポンサーリンク ヒトの細胞の構造と機能に関する記述である。正しいのはどれか。 1つ選べ。 (1)細胞膜は、リン脂質の二重層からなる。 (2)赤血球は、ミトコンドリアが存在する。 (3)リソソームでは、たんぱく質の合成が行われる。 (4)滑面小胞体では、グリコーゲン合成が行われる。 (5)iPS細胞(人工多能性幹細胞)は、受精卵を使用する。 正解 (1) (1)○ 細胞の内外を分ける細胞膜は、リン脂質二重層という特殊な構造をしています。 (疎水性部分が向き合うようになっています) これは単に内外を分けるだけでなく、物質輸送に大きく関わっていますね。 (2)× 赤血球には、ミトコンドリア(や核)は存在しません。 全ての血球は骨髄幹細胞という1種類の未分化細胞が分化し成熟します。 赤血球となる細胞は、この成熟過程で、ある種の赤芽球となった 時点で、脱核(赤血球には核がない!)します。 さらに網赤血球(赤血球の直前細胞)となると、ミトコンドリア やリボソームが抜け落ちます。 (3)× リソソームは細胞内の清掃工場に例えられる細胞小器官で、 三大栄養素や核酸を加水分解する各酵素が存在します。 たんぱく質の分解が行われますね。(自食作用:オートファジーなど) たんぱく質の合成は、リボソームが担当しています。 (核に近い位置の小胞体に付着していることが多く、表面がザラザラしたような小胞体を粗面小胞体といいます) 一文字違いの「リソ-」、「リボ-」に注意してください。 (4)× リボソームが付着していない滑面小胞体では、各種脂質 (コレステロール、中性脂肪、ステロイドホルモンなど)が合成されています。 (5)× iPS細胞は、再生医療の実現をするために期待されている細胞ですね。 これは、ヒトの皮膚などの体細胞を使用します。(ヴぁたしぃ、 詳しいことは勉強不足です。京大のHPなどで情報が得られると思います) この細胞は、京都大学の山中先生と研究グループがその作製に成功し、 山中先生により、induced pluripotent stem cell(s)、 と名づけられましたね。敢えてi【あい】を小文字にしているのは、意味があるそうです。 受精卵の使用とは、ES細胞(胚性幹細胞)にひっかけていますね。 次回も限りなく出る範囲だと思います。iPS細胞込みで周辺情報を 整理してください。 解説は、 MUSASHINO 管理栄養士国家試験対策 ラボ!! 28回 人体の。。。① から |
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