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最近の医師、歯科国試を見ていて、
医師患者関係をうまく築くためのスキルについての出題が多い。 最初の診察やICでいかに、患者とのよい関係が築けるかが 今後の治療を進めていく上でも非常に重要である。 この初期対応で、医療の安全の質も保つことができるし、 クレーム対応などせずに済むことにもなる。 ということで、 今回は医師患者関係を問うような問題をCBT、及び108回医師国試問題から集めてみました。 まずは、公開CBT問題から 例題1 A-1-(2)-3) 患者が自己決定できない場合の対処法を説明できる。 インフォームドコンセントについて正しいのはどれか。 ○A. .新薬の臨床試験においては必要ない。 ○B. 看護師が医師に代わって行ってもよい。 ○C. 未成年者の患者では,保護者のみに行えばよい。 ○D. 進行癌の場合,病名をまず患者の男性の親族に伝える。 ○E. 意識不明の身元不明患者では,医師の判断で救命手術ができる 正答:E 例題2 A-2-(1)-4) 医療の安全性に関する情報(薬害や医療過誤の事例,やってはいけないこと, 模範事例等)を共有し,事後に役立てるための分析の重要性を説明できる。 救急患者の採血検体を検査部へ持っていくよう指示された人(立っている女性)が, 検体を検査技師に手渡す際の写真(カラー表示)を示す。 写真に示された現行の方法について優先的に改善すべき点はどれか。 ○A. 検査の項目をシートで説明する。 ○B. 検査の項目を口頭で告げ,技師も復唱する ○C. 患者の氏名を口頭で告げる。 ○D. 採血管に患者の氏名を手書きで記入する ○E. シートのID番号と氏名を検体にも貼付する。 正答:E 例題3 A-2-(2)-5) 基本的予防策(ダブルチェック,チェックリスト法,薬品名称の改善, フェイルセイフ・フールプルーフの考え方等)について概説し,実践できる。 視覚障害により独歩困難な患者を病室から診察室へ誘導するのに,適切な方法はどれか。 ○A. 介助者が患者の背中を押す。 ○B. 介助者が患者の腕を引っ張る。 ○C. 介助者が患者の肩に手をまわす。 ○D. 介助者が患者に声で指示を出す。 ○E. 介助者の腕を患者につかんでもらう。 正答:E 例題4 A-2-(3)-1) 医療従事者の健康管理の重要性を説明できる。 病院の中で写真(カラー表示)のような標識があった。 ここで安全性が管理されているのはどれか。 ○A. 可燃性物質 ○B. 放射性物質 ○C. 感染性物質 ○D. 遺伝子組換え物質 ○E. 協力な磁気を発する物質 ![]() 正答:B 例題5 A-3-(2)-1) 患者と家族の精神的・身体的苦痛に十分配慮できる。 65歳の男性。結腸癌と診断し,人工肛門造設術を施行した。術後の回復は順調であったが, 自らの予後に不安を感じて,抑うつ状態となっている。この患者への医師の対応として正しいのはどれか。 ○A. 抑うつ薬を投与する。 ○B. 心配することはないと言う ○C. 病室を訪れて頻繁に話を聞く。 ○D. 家族に患者を励ますよう依頼する。 ○E. 他の患者さんと交わるように励ます。 正答:C 以下は、108回医師国試からの問題。 解きやすいので、すぐに解答できるでしょう。 108A-11 72 歳の男性。散歩中に転倒し前頭部を打ったため心配になって来院した。10 年前 から高血圧症にて自宅近くの診療所に通院している。 転倒の原因を推論するための質問として有用性が低いのはどれか。 a 「最近、食欲が増加しましたか」 b 「最近、内服薬が変わりましたか」 c 「転倒直前に動悸や胸痛はありましたか」 d 「転倒直前に目の前が真っ暗になりましたか」 e 「転倒直前に片側の手足の力が弱い感じはありましたか」 答 A 108B-19 19 緩和医療における全人的苦痛について正しいのはどれか。 a 社会的苦痛への対応を優先する。 b 精神的苦痛には傾聴が有効である。 c 家族内問題による苦痛には対応しない。 d スピリチュアルペインは身体的苦痛として対応する。 e 身体的苦痛にはオピオイドの急速静注が必要である。 答 B 108B-45 34 歳の初産婦。産褥4 日目で入院中である。授乳がうまくできず落ち込んでおり、 授乳中に軽度の下腹部痛があるという。乳房は緊満し乳頭刺激により乳汁の分泌を 認める。腟鏡診で赤色悪露を、双合診で新生児頭大の子宮を認める。 褥婦への説明で正しいのはどれか。 a 「乳汁の色はこれから黄色くなります」 b 「赤いおりものは今後1か月間続きます」 c 「子宮はほぼ妊娠前の大きさに戻っています」 d 「下腹部の痛みは今後強くなることはありません」 e 「産後に気分が一時的に沈むことはよく起こります」 答 E 108C-1 1 診療情報を第三者に開示する際の個人情報の保護として適切なのはどれか。 a 保険会社の同意が必要である。 b 利用目的の特定は不要である。 c 死者の情報の保護は不要である。 d 特定機能病院では本人の同意は不要である。 e 法に基づく保健所への届出に本人の同意は不要である。 答 E 108C-2 医療安全支援センターの機能について正しいのはどれか。 a 医師と患者の利害調整 b 医療訴訟の際の証拠保全 c インシデントレポートの集計 d 患者からの苦情や相談への対応 e 医療過誤に対する民事責任の追及 答 D 108C-13 問題指向型医療記録〈POMR〉の要素はどれか。 a assessment b bias c crisis d dimension e elimination 答 A 108C-20 夜間救急外来に「 1 歳の息子がコインを飲んだようだ」と母親から電話があった。 10 分前、母親が目を離したすきに、手に持って遊んでいた2 つのゲーム用コインの うち1 つが見当たらなくなり、飲み込んだのではないかと心配している。本人の機 嫌はよいとのことである。 当直医として適切な対応はどれか。 a 「明日来院してください」 b 「それはお母さんの責任です」 c 「口の中に指を入れて吐かせてください」 d 「もっと周りをよく探してからご連絡ください」 e 「残りのコインを持って直ちに来院してください」 答 E 108C-26。 72 歳の女性。予診票に「熱がある」と記載されている。医師が待合室に向かって診 察室への入室を促した。 医 師「27 番の患者さん、こちらの診察室にお入り下さい」 患 者「はい」 医 師「おはようございます。医師のサトウタロウと申します」 患 者「よろしくお願いします」 次に医師が問いかけるべきなのはどれか。 a 「紹介状はお持ちですか」 b 「今日はどうされましたか」 c 「体温の測定は済みましたか」 d 「今日はどなたか一緒に来られましたか」 e 「確認のために、お名前をフルネームでおっしゃっていただけますか」 答 E 108E-48 45 歳の女性。職場の定期健康診断の胸部エックス線写真で胸部の腫瘤影を指摘さ れ、精密検査が必要との通知を受けた。 3 か月経過したが、いまだに受診していな い。 産業医の対応として最も適切なのはどれか。 a 胸部CT の予約をとる。 b 直接本人に受診を勧める。 c 半年後に再検査を予定する。 d 職場の上司に説得を依頼する。 e 職場の安全衛生委員会で対応を協議する。 答 B 108E-50 78 歳の男性。かかりつけ医からの紹介で総合病院の初診外来を受診した。担当医 は高齢者総合機能評価〈CGA〉を意識した面接を行った。自己紹介や患者確認など導 入部分を終えた後の医師と患者の会話を以下に示す。 医 師「では、少し質問させてください。これから言う言葉を繰り返してください。 後でまた聞きますから覚えておいてください。桜、猫、電車」 患 者「桜、猫、電車」 医 師「今日はどうやって病院まで来られましたか」 患 者「タクシーで来ました」 医 師「ご自宅ではどなたとお住まいですか」 患 者「妻と息子夫婦の4 人暮らしです」 医 師「お風呂はどうしていますか、おひとりで入っておられますか」 患 者「いや1 人では湯船から上がるのは大変なので、ちょっと手伝ってもらって います」 医 師「先ほど覚えていただいた言葉をもう一度言ってみてください」 患 者「桜、猫、電車」 医師が聴取していない項目はどれか。 a 気 分 b 生活環境 c 認知機能 d 基本的日常生活動作 e 手段的日常生活動作 答 A 108F-3 初診外来における医療面接について適切なのはどれか。 a 解釈モデルは最後に聞く。 b 身体診察中は病歴を聞かない。 c 医師の自己紹介は省略してよい。 d 冒頭では患者の訴えを遮らずに聞く。 e 閉じられた質問〈closed question〉は使わない。 答 D 108F-12 自殺を図り意識のない患者に医学的侵襲を伴う処置が緊急に必要となった。患者 の家族にはまだ連絡がとれていない。医学的侵襲を拒絶するような患者の事前の確 固たる意思表示は確認できていない。 リスボン宣言に基づく対応として正しいのはどれか。 a 患者家族の到着を待つ。 b 直ちに処置を開始する。 c 倫理委員会の判断を待つ。 d 自殺企図の患者は処置しない。 e 患者の事前の意思表示を確認するまで待つ。 答 B 108F-13 病院の質を測定する臨床機能評価指標〈クリニカルインディケーター〉は、①スト ラクチャー(病院が有する基盤)、②プロセス(提供される医療の内容)、③アウトカ ム(提供された医療の成果)に分類される。 アウトカムに該当する指標はどれか。 a 専門医数 b 患者満足度 c 年間総手術件数 d 服薬指導実施率 e 最寄駅からの距離 答 B 108F-18 51 歳の男性。突然の右上腹部痛のため搬入された。救急外来で急性胆囊炎と診断 された。特に大きな合併症は認められなかった。生来健康でこれまでほとんど医療 機関を受診したことがない。救急外来担当医から挨拶、病名告知に続いて次のよう な説明が行われた。 医 師「胆囊炎で抗菌薬の点滴が必要です」① 患 者「分かりました」 医 師「入院が必要な状態ですが良いですか」② 患 者「しょうがないですね」 医 師「胆囊内にたくさんの石と1.5cm 位の大きさの腫瘤がありました」③ 患 者「胆石と癌ですか」 医 師「胆囊の腫瘤が悪性かどうかは分かりません」④ 患 者「どうしたらよいでしょうか」 医 師「明日、腹腔鏡下胆囊摘出術をすることに決めました」⑤ 患 者「えっ、明日ですか」 インフォームド・コンセントを得る過程における医師の説明として適切でないのはどれか。 a ① b ② c ③ d ④ e ⑤ 答 E 108F-24 89 歳の女性。 1 年前からParkinson 病のため療養病床に入院中である。71 歳で Parkinson 病を発症し、86 歳でHoehn & Yahr の臨床重症度分類5 度となり、ベッド 上の生活となった。87 歳で家族とのコミュニケーションも困難になった。 3 か月前 から食事量が減り誤嚥性肺炎を2 回起こしている。意思表示は困難であるが、家族 の声かけにわずかに表情が緩むこともある。家族は献身的な介護を続けており、 1 日でも長く生きてほしいと願っている。家族と今後の方針を話し合うことになった。 胃瘻を含む経管栄養や中心静脈栄養など人工的栄養補給の選択肢を説明した。 家族が方針を決めるのを支援する際に、医師が伝える内容として適切なのはどれ か。 a 「一旦方針を決定すると変更できません」 b 「これまでの本人の価値観を十分尊重してください」 c 「人工的栄養補給を行わないと安楽死とみなされます」 d 「最終的な方針決定には病院の倫理委員会の許可が必要です」 e 「いずれ死亡するので無駄な人工的栄養補給は行うべきではありません」 答 B 108F-26, 27 68 歳の女性。両下腿のむくみを主訴に来院した。 現病歴 : 1 か月前から遠方に住む娘の家を訪れている。 3 週前から靴が窮屈とな り、両足のむくみに気付いた。足に痛みや痒みはなく、歩行困難はない。動悸や息 苦しさも自覚していない。最近立ち仕事が多かったためのむくみと考えていたが、 改善しないため娘の家の近くの診療所を受診した。60 歳で高血圧を指摘され、その 後、自宅近くのA 医院から降圧薬を継続的に処方されている。 2 か月前に新たな降 圧薬が追加となった。来週には帰宅しA 医院を受診する予定となっている。 現 症 : 意識は清明。身長154 cm、体重52 kg。体温36.0 ℃。脈拍72/分。血圧 144/86 mmHg。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。心音と呼吸音とに異常を 認めない。両足背から下腿にかけて軽度の圧痕を残す浮腫を認める。下肢の色素沈 着や紫斑を認めない。 担当医は浮腫の原因疾患を同定するために各種の精査を行った結果、今回の浮腫 の原因は、A 医院で追加処方された降圧薬の影響であると考えた。 26 患者への説明や提案として適切なのはどれか。 a 「主治医を変えた方が良いと思います」 b 「病気ではありませんので、様子をみてください」 c 「A 医院と連携して解決方法を検討させてください」 d 「追加になった薬の副作用ですので、こちらでは治療できません」 e 「むくみをとる薬を出しますので、A 医院の薬に追加してください」 27 問題指向型医療記録〈POMR〉の「評価」の記載に該当するのはどれか。 a 「 2 週後に再診とする」 b 「軽度の圧痕を残す浮腫を認める」 c 「副作用について患者に伝えるべきか悩んでいる」 d 「浮腫の原因は降圧薬の副作用である可能性が高い」 e 「最近立ち仕事が多かったためだと患者は考えている」 答 26 C 27 D 108G-3 医師の対応として正しいのはどれか。 a ナイフで刺された患者について警察に通報した。 b 患者を診ずに家族と話しただけで処方箋を交付した。 c 輸血を拒否している成人患者に予定手術で輸血した。 d 患者の意識がなかったので、病状を患者の上司に説明した。 e 患者の家族に依頼され、死亡診断書に虚偽の死因を記載した。 答 A 108G-20 在宅人工呼吸器管理中の筋萎縮性側索硬化症〈ALS〉患者の在宅支援チームによる 活動のなかで、医師の指示が必要なのはどれか。 a 看護師による清拭 b 歯科医師による口腔内処置 c 言語聴覚士による嚥下訓練 d 介護福祉士による体位変換 e 介護支援専門員によるケアプラン作成 答 C 108G-50 28 歳の男性。発熱と皮疹とを主訴に来院した。体温36.7 ℃。耳の後ろから顔、 上半身にかけて丘疹性紅斑を認める。左頸部に圧痛を伴う径2 cm のリンパ節を触知 する。風疹と診断して頓服の解熱薬を処方し、自宅での安静を指示した。午後電話 があり、明日どうしてもはずせない仕事があるので会社に行ってもよいかと相談を 受けた。 本人であることを確認した後の回答として適切なのはどれか。 a 「保健所と相談してみます」 b 「ご自身で判断してください」 c 「出勤しないで自宅で療養してください」 d 「会社の産業医の許可をとってから出勤してください」 e 「男性ばかりの職場であれば出勤してもらって結構です」 答 C 108G-52 父親が自身のかかりつけの医師に悩みを打ち明けた。「今年30 歳になる息子はこ こ3 年間ほとんど家から出ない。家族との会話はほとんどなく、独り言、独り笑い がみられる。暴力を振るうことはないが、時たま窓から外に向かってバカヤローと 叫ぶ」という。両親が本人に精神科受診を勧めると本人は拒否し、時に口論となる。 父親への助言として適切なのはどれか。 a 措置入院の手続きを警察署に依頼する。 b 救急車による搬送を消防署に依頼する。 c 本人を受診させる方法を保健所に相談する。 d 家族・親戚で本人を身体拘束して病院へ搬送する。 e 家族が医療機関から薬をもらって本人に飲ませる。 答 C 108G-59 81 歳の男性。歩行障害を主訴に来院した。自宅の玄関の前に座り込んでいるのを 隣人が見つけて病院に連れてきた。意識は清明。痩せて四肢の筋力低下が著しい以 外は身体診察上特に異常は認めなかった。自力で伝い歩きができるものの歩行は不 安定である。半年前に妻を亡くしてから外出することがなくなり、自宅で寝たり起 きたりの生活をしていたという。食事は業者の配食サービスを利用していた。身体 障害者手帳は持っておらず、要介護認定を受けたことはない。子供が一人遠方で暮 らしているが連絡がとれない。診療と並行して、今後の生活支援の必要性について 患者と相談した。 生活支援を受けるための連絡先として適切なのはどれか。 2 つ選べ。 a 特定機能病院 b 地方衛生研究所 c 居宅介護支援事業所 d 地域活動支援センター e 地域包括支援センター 答 CE 108H-3 3 悪い知らせを伝える際の「SPIKES モデル」に該当しないのはどれか。 a 面談の環境を整える。 b 患者の認識を評価する。 c 知識と情報を提供する。 d 患者の感情に共感を示す。 e 医師のストレスを説明する。 答 E ★ 補足 (http://ichiba-md.com/sick/mental/spikes.html から引用) 医者が患者に悪い知らせを伝えるときの6段階のプロトコールが提唱されています。 頭文字をとってSPIKESとよんでいます。 1.設定-SETTING UP the Interview ・適切な面談の場所を設定し、プライバシーの確保、患者が必要な人物の同席。 2.評価-Assessing the Patient’s PERCEPTION ・自分の病気についてどのように理解しているか、どんな気持ちか。 3.確認-Obtaining the Patient’s INVITATION ・自分の病気についてどこまで知りたいか。 4.伝達-Giving KNOWLEDGE and Information to the Patient ・良くない知らせであると前置きをして、わかりやすい言葉で、相手の理解を確認しながら少しずつ。 5.共感-Addressing the Patient’s EMOTIONS with Empathic Responses ・すべての反応に共感する。相手の気持ちや気がかりを探りながら話す。 6.総括-STRATEGY and SUMMARY ・治療計画を話す前に心の準備ができているかを確かめる。 治療の選択肢について説明し、予測される結果を話す。 面談の終わりには、次の面談で何をするのかを決めておく。 108H-19 高血圧と糖尿病で通院中の75 歳男性に対する熱中症の説明として適切なのはどれか。 a 「外出時に注意すれば大丈夫です」 b 「ひどく汗をかくのが典型的です」 c 「頭痛や悪心は自覚症状としてはまれです」 d 「口渇感がなくても水分の補給が必要です」 e 「スポーツドリンクを大量に補給すれば予防できます」 答 D 108H-30 50 歳の女性。不眠を主訴に来院した。寝床に入っても何時間たっても眠れないの がつらいと訴える。一方、ソファでテレビを見ているとウトウトすることがある。 睡眠がとれた翌日は気分もよく趣味を楽しむことができる。 この患者への指導として適切なのはどれか。 a 「昼寝をしてください」 b 「寝床で本を読んでください」 c 「起床時間を遅くしてください」 d 「早めに寝床に入ってください」 e 「眠れない時は寝床から出てください」 答 E 108H-33、34 次の文を読み、33、34 の問いに答えよ。 42 歳の女性。頭痛を主訴に来院した。 現病歴 : 3 年前から月1 、2 回の頭痛を自覚していた。頭痛は両側の後頭部を中 心とした持続性の鈍痛で、肩こりを伴っている。夕方になると頭痛が悪化するが、 生活に支障をきたすほどの痛みではない。家事などで体を動かしている時のほうが 多少痛みは和らぐ感じがする。悪心はない。頭痛に大きな変化はないが、昨日知人 が脳梗塞で入院したという話を聞き、心配になって受診した。 既往歴 : スギ花粉症。 生活歴 : 事務職。喫煙歴はない。飲酒は機会飲酒。 家族歴 : 父親が56 歳時にくも膜下出血で死亡。母親が高血圧症で治療中。 身体診察を開始しようとした時に、患者が「今日、頭のCT を撮ってもらえませ んか」と希望してきた。 33 現時点の医師の返答として最も適切なのはどれか。 a 「まだ診察の途中ですよ」 b 「人間ドックで相談してください」 c 「予約制なので今日はできません」 d 「頭のCT を撮ってほしいのですね」 e 「あなたの状態ではCT を撮る必要はありません」 答 D 以下のサイトも」参考にしてください。 医療面接と形式語用論 : 医師-患者関係とラポールの構築 http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/26167/1/31_P176-191.pdf 医療廃棄物関係のマークも覚えておいてください。 全国共通の「バイオハザードマーク」がゴミ箱の貼るよう義務付けられています。 このロゴマークも、国試に出ます。 ![]() http://www.kanamekogyo.com/infection-waste/ から
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