スポンサーリンク 医学史の4問:103-105回歯科国試 - 医療関係資格試験マニア
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某総合病院で日々、臨床で忙しい医師カズです。
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103回以降で医学史関係の問題が出題されているようです。
102回以前;ABCの3パートからなる国試では出ていないようす。

1)103A22
103a22.png



2)103C17
103c17.png



3)104A11
104a11.png 



4)105A15
「ターヘル・アナトミア」を訳して「解体新書」として著したのはどれか。1つ選べ。

a 華岡青洲
b 緒方洪庵
c 杉田玄白
d 高野長英
e 貝原益軒



解答:MOREへ


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解答

1)103A22
103a22.png

解答 c


a  マリ・キュリー(Marie Curie):
放射線の研究で、1903年のノーベル物理学賞、1911年のノーベル化学賞を受賞し、パリ大学初の女性教授職に就任した。
放射能 (radioactivity) という用語は彼女の発案による。

b  Yrjo Veli Paatero
 Pioneer of Panoramic Oral Tomography

d  Antoine Henri Becquerel
フランスの物理学者・化学者。放射線の発見者であり、この功績により1903年ノーベル物理学賞を受賞した。

e  Godfrey Newbold Hounsfield
コンピューターを用いたX線断層撮影技術の開発により、
1979年にノーベル生理学・医学賞をアラン・コーマックとともに受賞した。


2)103C17
103c17.png

正解 b

緑色蛍光タンパク質(Green Fluorescent Protein, GFP)は、青色の光を吸収して緑色の蛍光を発する、
分子量約29 kDaのタンパク質である。
1962年、下村脩博士によってオワンクラゲから発見された。
2008年のノーベル化学賞は、GFPの発見と発展に貢献した、
下村脩、マーチン・シャルフィー、ロジャー・ Y.・チェンの3氏に贈られた。
http://www.toho-u.ac.jp/sci/biomol/glossary/bio/green_fluorescent_protein.html

a  RNAの触媒機能
トーマス・チェック、シドニー・アルトマンによって発見された。

c  キラル触媒を用いる不斉水素化および酸化反応の開発
2001年:本研究でノーベル化学賞を野依良治(のよりりょうじ)・名古屋大大学院理学研究科教授(63)、
元米モンサント社研究員のウィリアム・ノーレス博士(84)、
米スクリプス研究所のバリー・シャープレス教授(60)の3氏に贈られた。
https://www.chem-station.com/blog/2001/10/nobel2001.html 参照

d  マトリックス支援レーザー脱離イオン化法:
質量分析におけるサンプルのイオン化法の一つである。
MALDIの開発と実用化は島津製作所の田中耕一の研究成果に拠るところが大きく、
かかる功績により、田中には2002年にノーベル化学賞が授与されている。


2004年度には「ユビキチンを介したタンパク質分解の発見」の功績により、
アーロン・チカノーバー、アーウィン・ローズ 、アブラム・ハーシュコの3人がノーベル化学賞を受賞した。


日本人が受賞したノーベル賞の内容はよく理解しておくべきでしょう。
この機会に一通り見といてください。



3)104A11
104a11.png 

正解 e

ウィリアム・クラーク・イーストレイク(William Clark Eastlake/Eastlack 1834年3月25日 - 1887年2月16日)は
米国出身の歯科医。幕末に来日し、日本の近代歯科医学の発展に貢献した。
「日本の近代歯科医学の父」と呼ばれる。



4)105A15
「ターヘル・アナトミア」を訳して「解体新書」として著したのはどれか。1つ選べ。

a 華岡青洲
b 緒方洪庵
c 杉田玄白
d 高野長英
e 貝原益軒


正解 c

西洋科学書の日本最初の本格的な翻訳書。本文4巻,序および図1巻。
原書はドイツ人 J.クルムスの著わした"Anatomische Tabellen"第3版の蘭訳本"Ontleedkundige Tafelen" (1734) 。
当時この原書は「ターヘル・アナトミア」と訛称された。
明和8 (71) 年小塚原刑場で女囚の腑分け (解剖) に参加して,
同書の記述の正確さに驚嘆した杉田玄白,前野良沢,中川淳庵らが翻訳を企て,
薄弱な語学力を克服,3年半の歳月と 11回の改稿を重ね,安永3 (74) 年ついに訳業 (4巻) を完成。
翻訳の苦労は杉田玄白の『蘭学事始』によって広く知られている。
本書は蘭学が本格的な発展段階に入るきっかけを与えた記念すべき労作である。

(コトバンク から)

81306024013433.jpg 
https://search.yahoo.co.jp/image/search?p=%E8%A7%A3%E4%BD%93%E6%96%B0%E6%9B%B8&search.x=1&tid=top_ga1_sa&ei=UTF-8&aq=-1&oq=%E8%A7%A3%E4%BD%93%E6%96%B0%E6%9B%B8&ai=omnwaAnIST6HqTsqLJAw.A&ts=2067&fr=top_ga1_sa#mode%3Ddetail%26index%3D0%26st%3D93

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2017/09/12 22:40 医学史・一般教養 TB(-) CM(0)
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