> 甲状腺全摘出術、耳下腺腫瘍摘出術後の合併症:109D20、108I38 - 医療関係資格試験マニア
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医師国家試験過去問データベース から


1)109D20
甲状腺全摘出術を行う場合、術前に説明すべき合併症はどれか。3つ選べ。

a 血腫
b 動悸
c 異常発汗
d テタニー
e 反回神経麻痺


2)108I38

耳下腺腫瘍摘出術を行う際、手術前に説明すべき合併症はどれか。3つ選べ。

a 血 腫
b 髄液漏
c 異常発汗
d テタニー
e 顔面神経麻痺


解答:MOREへ



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解答

1)109D20
甲状腺全摘出術を行う場合、術前に説明すべき合併症はどれか。3つ選べ。

a 血腫
b 動悸
c 異常発汗
d テタニー
e 反回神経麻痺

解答: a,d,e

109D20の解説
a 血腫はどんな手術であっても合併の可能性がある。
b 甲状腺機能が低下(無くなる)ため、徐脈となる。
c 本問は108I38をベースとした改題であり、異常発汗は耳下腺手術後のFrey症候群を指す。
d 副甲状腺も摘出してしまうと、Caが低下し、テタニーをみる。
e 頸部を走行する反回神経を損傷する可能性もある。


2)108I38
耳下腺腫瘍摘出術を行う際、手術前に説明すべき合併症はどれか。3つ選べ。

a 血 腫
b 髄液漏
c 異常発汗
d テタニー
e 顔面神経麻痺

解答: a,c,e

108I38の解説
a 正しい。一般的な手術全般で血腫は起こりうる。

b 耳下腺の手術では髄腔までいたらない。

c 正しい。
Frey症候群と呼ばれる。
この病態では食事の際に耳下部の皮膚に異常発汗が起こる。
術後に唾液を分泌する神経が誤接続してしまうことが原因とされる。

d テタニーは低カルシウム血症と低マグネシウム血症にてみる。
  (副)甲状腺の手術後には可能性があるが、耳下腺手術とは関係ない。

e 正しい。耳下腺内には顔面神経が走行しているため、損傷する可能性はある。


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