スポンサーリンク 肺血栓塞栓症を否定できる検査:110医D13 - 医療関係資格試験マニア
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110D13
異常がなければ高い確率で肺血栓塞栓症を否定できる検査はどれか。
2つ選べ。

a 心電図
b 血清LD値
c 血中Dダイマー
d 胸部エックス線撮影
e 肺胞気-動脈血酸素分圧較差〈A-aDO2〉


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解答

110D13
異常がなければ高い確率で肺血栓塞栓症を否定できる検査はどれか。2つ選べ。

a 心電図
b 血清LD値
c 血中Dダイマー
d 胸部エックス線撮影
e 肺胞気-動脈血酸素分圧較差〈A-aDO2〉



解答: c,e


110D13の解説

「なければ否定できる」という設問であるため、対偶をとることが有効。
すなわち「肺血栓塞栓症にて高い確率で異常となるのはどれか。」と同義である。

a SⅠQⅢTⅢ といった覚え方もこの世には存在するが、肺血栓塞栓症の一部でみられるにすぎない。
  Ⅰ誘導で深いS波、Ⅲ誘導にQ波と陰性T波が見られます(図1)。

ch5-22.png 
https://www.kango-roo.com/sn/k/view/2097 から


b 非特異的な検査項目である。

c 正しい。血中Dダイマーは血栓の存在下にて高い確率で高値となる。

d 胸部エックス線では肺動脈拡張や心拡大がみられることもあるが、症状の強い一部に過ぎない。

e 正しい。肺血栓塞栓症では換気血流比不均衡を呈し、A-aDO2が高い確率で開大する。


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