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USMLE Step 1 prep: Elevation of bone metabolites with osteoblastic lesions
から引用改編

問題

75歳、男性。
義歯調整のため歯科医院を受診し、
パントモグラフィーを撮影したところ、
下顎骨に骨硬化性病変を認めた。
本患者に対し詳細に問診すると、
尿の切れが悪さや残尿感などで
某泌尿器科で精査中とのこと。
以下の骨代謝物質の中で、
本患者の骨病変と最も関連するものはどれか?

A. PSA
B. 前立腺酸ホスファターゼ
C. 血清ALP  
D. 酒石酸耐性酸フォスファターゼ
E. 尿中ハイドロキシプロリン


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解答

75歳、男性。
義歯調整のため歯科医院を受診し、パントモグラフィーを撮影したところ、
下顎骨に骨硬化性病変を認めた。
本患者に対し詳細に問診すると、尿の切れが悪さや残尿感などで某泌尿器科で精査中とのこと。
以下の骨代謝物質の中で、本患者の骨病変と最も関連するものはどれか?

A. PSA
B. 前立腺酸ホスファターゼ
C. 血清ALP(アルカリフォスファターゼ)  
D. 酒石酸耐性酸フォスファターゼ
E. 尿中ハイドロキシプロリン


正解 C


本患者の骨硬化病変は前立腺癌関連であろう。
前立腺癌に反応する骨形成細胞は類骨を産生し、ALPを分泌する。
本ALPが骨ミネラル化に関与する。
ALP測定は前立腺癌のscreeninng目的ではなく、治療プランを立てるために必要である。
ALP上昇は腫瘍転移の再発を意味する。
PSA上昇は前立腺癌に特異的markerで重要ではあるが、
骨転移により上昇するmarkerはあくまでもALPである。


他の選択肢について

A. PSA
B. 前立腺酸ホスファターゼ

A、Bともに、前立腺由来のもので本質問ではこのことについて聞いているわけではない。
骨転移に関係する骨代謝物質は何かと問うている。

D. 酒石酸耐性酸フォスファターゼ
E. 尿中ハイドロキシプロリン

D, Eは破骨細胞(osteoclast)の活性を反映するmarkerである。
溶解性骨転移 :lytic tumor metastasis (肺、腎、胃腸管、メラノーマの骨転移)は本markerと関連するであろう。
酒石酸耐性酸フォスファターゼは骨吸収過程で破骨細胞から分泌される。
ハイドロキシプロリンはコラーゲン破壊に関連し、尿中に分泌される。

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