スポンサーリンク 失語症の分類2 - 医療関係資格試験マニア
fc2ブログ
様々な医療福祉関係の資格試験に挑むブログ
プロフィール

かず

Author:かず
某総合病院で日々、臨床で忙しい医師カズです。
各種医療職の資格試験問題に挑戦しつつ、資格を目指す方々を励ますブログです。
内容は、国内の医師、歯科、薬剤師、看護師国試など、さらには米国医師資格試験(USMLE)、米国歯科医師資格試験(NBDE)あたりの問題にも挑戦する予定です。
応援よろしくお願いいたします。

ブログ使用時の注意点:
PCビューで見ると、答えが隠れています。
解答を見る場合は、”MORE”ボタンをクリックして下さい。
スマホですと、全てが表示されてしまうので演習目的の場合はPCビューがお勧めです。

広告
カテゴリ
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
学校・教育
17位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
1位
アクセスランキングを見る>>
楽天お勧め
google+1
歯科では、このレベルでないと出題されないか?
ただし、失語症の細かい分類まではコアカリには入ってないか。

問題

下の図でCが障害された失語症はいずれか。1つ選べ。

失語 脳

a Brocca失語
b Wernicke失語
c 超皮質性運動失語
d 超皮質性感覚失語
e 伝導性失語



関連問題:

失語症の分類

神経生理学:視床下部、高次脳機能など(歯科国試)




解答:MOREへ




スポンサーリンク


解答


下の図でCが障害された失語症はいずれか。1つ選べ。

失語 脳

https://en.wikipedia.org/wiki/Receptive_aphasia を引用改編

a Brocca失語
b Wernicke失語
c 超皮質性運動失語
d 超皮質性感覚失語
e 伝導性失語

正解 e

Aの障害はBrocca失語
Bの障害はWernicke失語

C:AとBを結ぶ弓状束と呼ばれる部位

この経路の障害は伝導性失語として知られる失語症を引き起こす。

この患者では音声言語の理解、産出は保存されているが、聞いた言葉を反復することが出来ない


c 超皮質性運動失語
言語自発性の低下と良好な復唱が特徴の失語。
形式的には非流暢性とされるが、運動性失語が「話せない」のに対し、超皮質性運動失語は「話そうとしない」。
すなわち発話量が減少し復唱が保持される状態である。
病巣としては左前頭葉の内側部(補足運動野、上前頭回)から背外側部(中下前頭回)であるが中心前回は含まれない。

d 超皮質性感覚失語
言葉の音を認知することができ、復唱もできるが、言葉の意味が理解できない。
反響言語(おうむ返し)が目立つ。
発話は流暢で、誤った言葉(錯語)が多い。
すなわち聴覚的理解障害があり復唱が保持されている場合である。

関連記事
2017/12/11 06:10 生理:歯科 TB(-) CM(0)
コメント















 管理者にだけ表示を許可する

アクセス数
検索フォーム
知りたい疾患や用語に関連するブログ記事を探すのに使ってください
広告配信
人気記事
本ブログ内でよく読まれている記事
カレンダー
08 | 2023/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
月別アーカイブ(タブ)
各年のアーカイブ全体はLISTをクリック下さい。 LISTを閉じる際は、SELECTをクリック下さい。
リンク
医歯学などの勉強に有用なサイトを随時増やしていきます。 リンクサイトでアクセス出来ないものあれば、メールフォームで遠慮なく教えて下さい。
ブログランキングなど
ブロとも申請フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: