FC2ブログ
様々な医療福祉関係の資格試験に挑むブログ
プロフィール

かず

Author:かず
某総合病院で日々、臨床で忙しい医師カズです。
各種医療職の資格試験問題に挑戦しつつ、資格を目指す方々を励ますブログです。
内容は、国内の医師、歯科、薬剤師、看護師国試など、さらには米国医師資格試験(USMLE)、米国歯科医師資格試験(NBDE)あたりの問題にも挑戦する予定です。
応援よろしくお願いいたします。

ブログ使用時の注意点:
PCビューで見ると、答えが隠れています。
解答を見る場合は、”MORE”ボタンをクリックして下さい。
スマホですと、全てが表示されてしまうので演習目的の場合はPCビューがお勧めです。

広告
カテゴリ
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
学校・教育
10位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
5位
アクセスランキングを見る>>
楽天お勧め
楽天トラベル
ブロとも申請フォーム
google+1
問題

ある臓器の組織像を示す。
この臓器に関する記述で正しいものをすべて選べ。


normal_spleen5.jpg


a 古くなった赤血球の破壊を行う。
b 肝硬変時に本臓器は腫大する。
c 本臓器にはシトクロムP450が多く含まれる。
d 本臓器の摘出により、肺炎球菌やインフルエンザ菌などに感染すると重症化しやすい。
e 本臓器においてエリスロポイエチンが産生される。



解答:MOREへ

関連記事(一部広告含む)


解答

ある臓器の組織像を示す。
この臓器に関する記述で正しいものをすべて選べ。

normal_spleen5.jpg
http://histology-world.com/photoalbum/displayimage.php?album=25&pid=775 から引用

a 古くなった赤血球の破壊を行う。
b 肝硬変時に本臓器は腫大する。
c 本臓器にはシトクロムP450が多く含まれる。
d 本臓器の摘出により、肺炎球菌やインフルエンザ菌などに感染すると重症化しやすい。
e 本臓器においてエリスロポイエチンが産生される。


正解 abd


本組織像は脾臓;spleen.

a 古くなった赤血球の破壊を行う。
b 肝硬変時に本臓器は腫大する。
d 本臓器の摘出により、肺炎球菌やインフルエンザ菌などに感染すると重症化しやすい。
が正しい。

肝硬変時には脾臓は腫脹、脾機能は亢進する:hypersplenism


c 本臓器にはシトクロムP450が多く含まれる。
肝臓のこと。

e 本臓器においてエリスロポイエチンが産生される。
腎臓に関する記述。



histology-of-lymphatic-system-62-638.jpg 
https://www.slideshare.net/prennievidiera/lymph-44422935


脾臓の慨略

脾臓は、基本的に以下の2種類の組織からできていて、それぞれ異なる機能を果たしています。

•白脾髄(はくひずい)White pulp
•赤脾髄(せきひずい) Red pulp

白脾髄:
免疫機能:
白脾髄でB細胞(Bリンパ球)、Tリンパ球、形質細胞を成熟させ、
血液を増殖の場とする病原体に対する免疫応答の場となる。
循環血中の莢膜を持つ細菌の濾過とIgMオプソニン抗体を産生する場でもある。
脾摘された人が肺炎球菌やインフルエンザ菌、マラリアなどに感染すると重症化しやすい。

赤脾髄:
造血機能:
骨髄で造血が始まるまでの胎生期には、脾臓で赤血球が作られている。
生後はその機能は失われるが、大量出血や骨髄の機能が抑制された状態では
再び脾臓での造血が行われることがある(髄外造血)。
ラットやマウスでは出生後も造血が行われる。

血球の破壊:
古くなった赤血球の破壊を行う。
赤血球中のヘモグロビンを破壊し鉄を回収する働きもある。
摘出により溶血性貧血が改善された例がある。

血液の貯蔵機能:
血液を蓄える機能がある。人間ではそれほど多くの血液の貯留はされないが、
犬や馬などの動物では大量の血液が貯留されている。
筋肉が大量の酸素を必要とするような運動時には、
脾臓から貯蔵されていた血液を駆出することで充分な酸素を筋肉へ送り届けることが出来る。


脾臓には、肺炎球菌、髄膜炎菌、インフルエンザ菌といった
特定の種類の細菌に対する防御の役割があるため、
脾臓を摘出した場合は、感染リスクが特に高くなります。
このようなリスクがあるため、これらの微生物の感染から体を守るためにワクチンを接種します。
現在ではすべての患者に推奨されていますが、インフルエンザワクチンの接種も
必ず毎年受けるようにする必要がある。

一部では感染予防に抗菌薬が投与されており、特に生命を脅かす感染のリスクを高める
別の疾患(鎌状赤血球症やがんなど)がある場合に多く使用される。


http://www.msdmanuals.com/ja-jp/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/13-%E8%A1%80%E6%B6%B2%E3%81%AE%E7%97%85%E6%B0%97/%E8%84%BE%E8%87%93%E3%81%AE%E7%97%85%E6%B0%97/%E8%84%BE%E8%87%93%E3%81%AE%E6%A6%82%E8%A6%81 ならびにWikipedia から 引用改編


関連記事
2017/12/20 23:03 組織:歯科 TB(-) CM(0)
コメント















 管理者にだけ表示を許可する

アクセス数
検索フォーム
知りたい疾患や用語に関連するブログ記事を探すのに使ってください
スポンサーリンク
カレンダー
07 | 2018/08 | 09
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
リンク
医歯学などの勉強に有用なサイトを随時増やしていきます。 リンクサイトでアクセス出来ないものあれば、メールフォームで遠慮なく教えて下さい。
ブログランキングなど
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: