様々な医療福祉関係の資格試験に挑むブログ
プロフィール

かず

Author:かず
某総合病院で日々、臨床で忙しい医師カズです。
各種医療職の資格試験問題に挑戦しつつ、資格を目指す方々を励ますブログです。
内容は、国内の医師、歯科、薬剤師、看護師国試など、さらには米国医師資格試験(USMLE)、米国歯科医師資格試験(NBDE)あたりの問題にも挑戦する予定です。
応援よろしくお願いいたします。

ブログ使用時の注意点:
PCビューで見ると、答えが隠れています。
解答を見る場合は、”MORE”ボタンをクリックして下さい。
スマホですと、全てが表示されてしまうので演習目的の場合はPCビューがお勧めです。

広告
カテゴリ
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
学校・教育
10位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
3位
アクセスランキングを見る>>
楽天お勧め
楽天トラベル
ブロとも申請フォーム
google+1

1_BTiNxxvlOSXIDttJP4QTXA.png 


https://medium.com/npo-koushikai/nbm-bfe833f9103c

問題


(         ) is a medical approach that utilizes people's story/speaking
about life style or way of life in clinical practice, research,
and education as a way to promote healing.

(    ) に入るのははどれか?1つ選べ。

a Clinical pathway
b QOL
c EBM
d NBM
e NST


解答:MOREへ

関連記事(一部広告含む)


解答

(NBM) is a medical approach that utilizes people's story/speaking about life style or way of life
in clinical practice, research, and education as a way to promote healing.

(Wikipediaから引用改編)

NBMは、治癒を促すために臨床の現場で患者のi生き方や生き様に関する物語や語り口を利用するアプローチである。

(    ) に入るのははどれか?1つ選べ。

a Clinical pathway
b QOL
c EBM
d NBM
e NST


正解 d NBM; Narrative-based Medicine



NBM(Narrative-based Medicine)-物語と対話による医療

http://www.c-mei.jp/BackNum/015r.htm より


近年、医療はEBM(Evidence-based Medicine エビデンス・ベイスト・メディスン 根拠に基づいた医療)
という新しい診療理念が重視されるようになった。

これまで行われてきた診療は、医師が有する医学的知識と経験的技術に基づいたものであるが、
医師個人の経験や勘にだけにたよる“独りよがりな医療”に陥る危険があった。
極端なことをいえば、同じ病院、同じ診療科であっても
担当医によって診療パターンが異なることも珍しいことではなかった。

EBMは、
最新の臨床研究に基づいて統計学的に有効性が証明された治療を選択することにより、
より効果的な質の高い医療を提供することを目的としている。
実際、EBMの考え方に基づいて、疾患ごとに診断や治療について作成された
診療指針(ガイドライン)は有効であることが実証されている。

しかし、EBMは全ての患者に有効であるわけではない。

その有効率は60~90%とされ、有効でない患者が40~10%%存在することになる。

また、根拠になるデータが十分そろっていない疾患、治療が困難な疾患、高齢者のケア、死に至る病気、
あるいは精神に関わる病気などEBMを適用できない場合もある。

そのために、EBMで有効とされる医療技術を患者に応用するか否かは、患者の病状や副作用を考慮し、
患者の価値観や意向を取り入れ、医師の経験を活かして決めることが望ましい。

こうした考え方から、EBMを実践してきた英国の開業医から提唱されたのがNBM
(Narrative-based Medicine ナラティブ・ベイスト・メディスン 物語に基づいた医療)である。

「ナラティブ」は「物語」と訳され、患者が対話を通じて語る病気になった理由や経緯、
病気についていまどのように考えているかなどの「物語」から,医師は病気の背景や人間関係を理解し、
患者の抱えている問題に対して全人的(身体的、精神・心理的、社会的)にアプローチしていこうとする臨床手法である。

NBMは患者との対話と信頼関係を重視し、
サイエンスとしての医学と人間同士の触れあいのギャップを埋める ことが期待されている。

サイエンスとしての医学を支えるのは客観的なデータである。
最近は医療機械や検査が次々と開発されて、医師も患者もそれに頼るあまり、
両者の対話やスキンシップともなる診察が軽視されがちである。

その結果、患者はいきなり検査を希望する。
医師は検査に異常がなければ病気と考えない。
そして患者の悩みや苦しみは癒されないことになる。
NBMの立場からは、従来の問診と身体診察の重要性を再認識する必要がある。

EBMとNBMは対立するものではない。
むしろ、互いに補完するものといえる。

表2:EBMとNBMを対比するJPEG

http://sugimotomasatake.com/?p=704 から

 

ちなみに、
日野原重明先生は
「医学というのは、知識とバイオテクノロジーを、
固有の価値観を持った患者一人ひとりに如何に適切に適応するかということである。
ピアノのタッチにも似た繊細なタッチが求められる。
知と技をいかに患者にタッチするかという適応の技と態度がアートである。
その意味で医師には人間性とか感性が求められる。」
と述べておられる。

まさに、
EBMとNBMはサイエンスとアートの両輪として、
真に患者の満足度が高い“患者中心の医療”には不可欠のものといえる



 実録「永遠の0」 & Narative Medicine  も参照





関連記事
2018/01/08 16:58 医学英語 TB(-) CM(0)
コメント















 管理者にだけ表示を許可する

アクセス数
検索フォーム
知りたい疾患や用語に関連するブログ記事を探すのに使ってください
スポンサーリンク
カレンダー
05 | 2018/06 | 07
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
リンク
医歯学などの勉強に有用なサイトを随時増やしていきます。 リンクサイトでアクセス出来ないものあれば、メールフォームで遠慮なく教えて下さい。
ブログランキングなど
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: