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医師国家試験過去問データベース から改編
医師国試では、単純XPと胸部CTにおける空洞病変 通常の抗菌剤に反応しない肺炎の鑑別も含めた問題でした。 これを、歯科国試レベルに変更したものです。 108医A37改題 結核の確定診断に最も有用な検査はどれか。 a 結核菌特異的全血インターフェロンγ遊離測定法〈IGRA〉 b 喀痰抗酸菌PCR法 c 喀痰塗抹検査 d 喀痰嫌気培養 e PET/CT 解答:MOREへ スポンサーリンク 正解 b 解説 a IGRAが陽性の場合、過去の感染の可能性もあり、確定診断とならない。 b 正しい。 PCR検査陽性で確定とする。 c 喀痰塗抹検査は隔離の判定に使用される。 結核症と非結核性抗酸菌症の鑑別はできない。 d 結核菌は嫌気性菌感染ではない。 e PET/CTは悪性腫瘍を疑った場合に行う。 感染症でも一部陽性となりうるが、いずれにせよ結核症の確定診断とはならない。 QuantiFERON (QFT), IGRA検査については、 歯科国試のブログ関係記事で出題されるとよくいわれている検査。 抗原特異的インターフェロン-γ遊離検査 (IGRA:Interferon-Gamma release assay) は BCG菌や非結核性抗酸菌には無い結核菌特異的タンパクを抗原として血液中の免疫系細胞を刺激し、 感染者の抗原特異的なT細胞の免疫反応(IFN-γ産生量もしくは産生細胞の数)を測定する検査で有るため、 検査結果はBCG接種等に影響されません。 過去の結核感染でも陽性となるが、 非結核性抗酸菌症では陽性とならず、肺結核症で頻度が高い所見といえる。 まあ、BCGに比べれば鋭敏とはいえますが、 確定診断となれば、喀痰抗酸菌PCR法には叶わんでしょう。 以下の記事を参照のこと! 非結核性抗酸菌症で頻度が低く、肺結核症で頻度が高い所見 |
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