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ペリオ関係の生理、生化学
![]() http://www.slideshare.net/makkahguys/anatomy-and-physiology-of-periodontuim 前回同様に、闘う!歯科医師国家試験 http://shikakokushi.com/ からの引用で、 並び変えたものです。 1)103A-59 歯周病学 歯根膜の機能と関係するものはどれか。 2つ選べ。 a 開口反射 b 下顎張反射 c 咬合力の調節 d 象牙質の知覚 e 下顎安静位の保持 2)87A-6 歯周病学 歯根膜の機能について正しいのはどれか。1つ選べ。 a 象牙質の栄養を供給する。 b 象牙質の痛みを伝える。 c 下顎張反射を起こす。 d 咬合力を調整する。 e 下顎安静位を保つ。 3)90A-27 歯周病学 歯根膜の機能について正しいのはどれか。全て選べ。 a 咬合圧を緩衝する。 b 歯周組織での免疫応答を行う。 c 歯肉からの出血を調整する。 d 歯周組織の恒常性を維持する。 e 付着組織の再生に関与する。 4)85A-1 改 歯周病学 歯根膜に存在するのはどれか。全て選べ。 a タイプⅠコラーゲン b タイプⅡコラーゲン c 弾性線維 d オキシタラン線維 e マラッセ上皮遺残 5)91A-3 改 歯周病学 セメント質について正しいのはどれか。全て選べ。 a 根尖部は無細胞である。 b 栄養の供給は歯髄から受ける。 c 加齢とともに厚さが増加する。 d 一度吸収したのちでも再生する。 e 基質コラーゲンはタイプⅠである。 解答 :MOREへ スポンサーリンク 1)103A-59 歯周病学 歯根膜の機能と関係するものはどれか。 2つ選べ。 a 開口反射 b 下顎張反射 c 咬合力の調節 d 象牙質の知覚 e 下顎安静位の保持 解答 a c 歯根膜の機能 (Wikipediaを改編) 1)歯の植立作用および緩圧作用: 歯根膜の緩圧作用には血液、リンパ液、組織液の流体系も関与する。 2)歯の感覚の発現: 触・圧・痛覚受容器、固有受容器が存在することにより、 歯の触・圧覚、歯根膜痛、固有感覚を発現させるという説もあるが、 これにはエビデンスがない。 因みに、多数のインプラントと天然歯の混合歯列弓となった患者にその差異を聞くと、 ほとんどの場合、インプラントと天然歯の区別が自覚的には分からないと答える。 3)他の歯周組織への栄養補給: 歯根膜の血管系はセメント細胞、セメント芽細胞、歯槽窩壁の一部を養う。 4)歯牙の咀嚼機能を発現・維持 歯牙の発生~萌出過程を通じて、対合歯との接触・位置関係を調整し、 歯牙の咀嚼機能を発現・維持するための前提をなす働きである。 5)感染防御機能: 歯牙に進行したう蝕・歯周炎などの細菌感染が生じた場合、 歯根膜自身が排膿路となったり・歯牙を脱落排除させることで、 感染を局所化・終息する働きがあると考えられる。 それにより、感染が顎骨深部~周囲軟部組織へ波及して拡大・深刻化し、 生命予後を脅かすことを防御している。 2)87A-6 歯周病学 歯根膜の機能について正しいのはどれか。1つ選べ。 a 象牙質の栄養を供給する。 b 象牙質の痛みを伝える。 c 下顎張反射を起こす。 d 咬合力を調整する。 e 下顎安静位を保つ。 解答 d 3)90A-27 歯周病学 歯根膜の機能について正しいのはどれか。全て選べ。 a 咬合圧を緩衝する。 b 歯周組織での免疫応答を行う。 c 歯肉からの出血を調整する。 d 歯周組織の恒常性を維持する。 e 付着組織の再生に関与する。 解答 a d e 4)85A-1 改 歯周病学 歯根膜に存在するのはどれか。全て選べ。 a タイプⅠコラーゲン b タイプⅡコラーゲン c 弾性線維 d オキシタラン線維 e マラッセ上皮遺残 解答 a d e Wikipediaから引用 主な成分は、 線維芽細胞を主とする細胞成分と、 細胞外マトリックス(線維成分および線維間マトリックス)である。 その主な構成要素はコラーゲンの太い束からなる歯根膜線維であり、 タイプIII型コラーゲンを少量に含むタイプI型コラーゲンを主成分とし、 また少量のオキシタラン線維が存在する。 弾性線維はないとされている。 歯根膜はその組織学的特長として細胞成分が多いことがあげられる。 細胞成分として、 線維芽細胞 骨芽細胞 破骨細胞 セメント芽細胞 未分化間葉細胞 マラッセの上皮遺残 マクロファージ などが認められる。 (骨細胞はない) 尚、歯槽壁に接して、骨芽細胞、破骨細胞が認められ、 セメント質に接してセメント芽細胞が認められる。 歯根膜には歯根膜線維の他に、毛細血管(血管内皮細胞)や各種の神経終末[2]、リンパ球[2]などが含まれる。また、歯根膜形成時に必要であったヘルトビッヒの上皮鞘の一部が残存し、これはマラッセの上皮遺残と呼ばれている[2]。従って、歯根膜には生理的に上皮細胞が存在することになる。 5)91A-3 改 歯周病学 セメント質について正しいのはどれか。全て選べ。 a 根尖部は無細胞である。 b 栄養の供給は歯髄から受ける。 c 加齢とともに厚さが増加する。 d 一度吸収したのちでも再生する。 e 基質コラーゲンはタイプⅠである。 解答 c d e 以下、Wikipediaから セメント質(Cementum)とは、 歯根部象牙質外表を覆う非血管性の結合組織である硬組織で、 歯根膜線維を歯根に付着させる役割を持つ。 歯は歯根膜を介し、顎骨に固定されることによって咬合圧に対応している。 組織学的にはエナメル質、象牙質、歯髄、セメント質よりなり、 歯を支持する組織、つまり歯周組織として歯肉、歯根膜、セメント質、歯槽骨がある。 構造 セメント質の厚さは根尖部や歯根分岐部では厚く、 歯頸部では約30-60μm、 根尖部では約150-200μmであるが、 加齢により肥厚する。 高齢者では、歯槽骨と癒着することもある。 無細胞セメント質と有細胞セメント質に分かれる。 無細胞セメント質:歯根象牙質前面をじかに覆っている。 有細胞セメント質:歯根の根尖側1/3に存在し、無細胞セメント質を被覆する。 構成成分 約60%が無機質、25%が有機物、15%が水からできている[10]。 無機質はヒドロキシアパタイトを主成分とする。 有機質の大部分はコラーゲンであり、I型コラーゲンを中心とする。 この他、プロテオグリカンや糖タンパク質が含まれている。 ![]() |
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