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認知症screeningの代表格であるHDS-RとMMSE。
似ていて違います。 今回はこの辺についての問題です。 医科でも歯科でも、ここまでは聞いてこないとは思いますが。 問題 認知症の検査法であるHDS-RとMMSEにおける共通する検査項目はどれか。 3つ選べ。 a 時間の見当識 b 場所の見当識 c 自発書字 d 図形模写 e 計算力 関係問題: 認知能の代表的検査法 認知症の症状?:111歯B47 認知症の評価 解答:MOREへ スポンサーリンク 解答 正解 abe a 時間の見当識 ○ b 場所の見当識 ○ c 自発書字 × d 図形模写 × e 計算力 ○ HDS-RとMMSEの判定方法の違い https://admin.blog.fc2.com/control.php?mode=editor&process=new から引用改編 いずれのテストも30点満点 ▶︎ HDS-R ・検査項目:9項目 ・検査内容:見当識、即時記憶、計算力、遅延再生(記憶力)、視覚記憶、誤想起・流暢性 ・判定方法:20点以下/30点満点が認知症の疑い ▶︎ MMSE ・検査項目:11項目 ・検査内容:見当識、即時想起、注意と計算能力、遅延再生(短期記憶)、言語的能力、図形的能力(空間認知) ・判定方法:21点以下/30点満点が認知症の疑い 22〜26点/30点満点が軽度認知障害(MCI)の疑い これらを表にすると、以下のようになる。
MMSEの場合、 検査に図形模写などの動作性のテストを含む ため、ペンを握ったり字が書けることが大前提となります。 HDS-Rは、 口頭での質問事項で検査ができる ので比較的容易にテストをすることができます。 さらに、評価項目の違いを見てみると、 MMSEは 「口頭指示」「書字」「図形模写」など、 言語機能や空間認知機能を必要とする項目があります。 これらの認知機能の低下は、 主に脳血管性認知症などに現れやすい項目のため、 MMSEの点数が極端に低い場合は、 脳血管性認知症の疑いがあると考えることができます。 HDS-RとMMSEの質問票はnetなどで各自調べて下さい。 |
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