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様々な医療福祉関係の資格試験に挑むブログ
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かず

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某総合病院で日々、臨床で忙しい医師カズです。
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医師国試模擬問題ですが、このレベルなら歯科でも簡単でしょう。
ということで歯科カテゴリーに!

m3com クイズから
解説は改編。

isiki.jpg 
https://www.kango-roo.com/sn/k/view/1595 から転用



国試模擬試験問題(テコム)

意識清明な患者で四肢麻痺を認める。
最も考えられる責任病変はどれか。

A 頸髄
B 胸髄
C 脳幹
D 腰髄
E 大脳



解答:MOREへ


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解答

意識清明な患者で四肢麻痺を認める。
最も考えられる責任病変はどれか。

 A 頸髄
 B 胸髄
 C 脳幹
 D 腰髄
 E 大脳


正解は A「頸髄」

【アプローチ】

左半身の随意運動は右錐体路で支配される。
錐体路は大脳皮質運動野に発し、内包後脚、大脳脚を下り、延髄で対側に交叉する。

左右の錐体路は大脳レベルでは大きく離れ、脳幹レベルで近付くことになる。
四肢麻痺をきたすためには左右の錐体路が障害されているはずである。


下にシェーマ示す。


18580586_292895181138502_9003758079698796544_n.jpg 

http://www.pictame.com/tag/%E9%8C%90%E4%BD%93%E8%B7%AF から引用



【選択的考察】
A 頸髄(○)
B 胸髄(×)
D 腰髄(×):


したがって、脊髄病変を疑うことになるが、
上肢を支配するのは頸髄であるから、頸髄病変がなければならない。
胸髄以下のレベルでは対麻痺にしかならない。


C 脳幹(×):

脳幹レベルでは左右の錐体路は近くなるが、
錐体路の近くには覚醒を司る網様体賦活系も走っている。
そのために、脳幹病変で四肢麻痺をきたす場合は意識障害を伴いやすい。


E 大脳(×):
大脳レベルでは左右の錐体路は遠く離れている。
したがって、大脳レベルで四肢麻痺が起こる場合、
左右の大脳半球にまたがる病変があることになる。
それは非常に広範な病変であり、
そのような病変があれば意識は清明ではあり得ない。


【essential point】

・その他、末梢神経レベルの疾患として、
 ギラン・バレー症候群でも四肢麻痺は起こり得る。

・脳幹病変で四肢麻痺になることもなくはないが、
 四肢麻痺といえば、頸髄病変で起こることが通常である。



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