スポンサーリンク 骨髄異形成症候群の予後の指標:108医D16 - 医療関係資格試験マニア
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医科の問題ですが、
歯科でも予想をつけて解けるはず。


https://medu4.com/108D16 から

myelodysplastic-syndrome-9-728.jpg 
https://www.slideshare.net/rajud521/myelodysplastic-syndrome



108D16
骨髄異形成症候群の予後の指標となるのはどれか。2つ選べ。

a 血清LD値
b 染色体異常
c 血球形態異常
d 骨髄芽球比率
e 網状赤血球数



解答:MOREへ

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解答

正解 b,d

108D16の解説

a 血清LD値は溶血等による上昇にすぎず、非特異的。

b 正しい。
  複雑な染色体異常や7番染色体異常の出現は予後不良である。
  一方、正常核型であれば予後は良好となる。
  類例は過去にも出題がいくつかあり、
  例えば104D31では正常核型を示し解答に「経過観察」を選ばせている。

https://medu4.com/104D31 参照

c 血球形態異常は骨髄異形成症候群〈MDS〉で必ず出現する。
  ゆえに予後不良とは関係がない。

d 正しい。
  骨髄芽球比率が高いほど予後不良となる。
  これは急性白血病で芽球比率が30%以上であるべきなところ、
  MDSでは30%未満となることからも分かる。

e 網状赤血球数は溶血の指標とはなるも、予後因子ではない。


 予想として、

1)染色体異常があれば、遺伝子変異により
未熟な細胞が出現しやすいのではないか?

2)骨髄芽球が増えるということは、
それだけ先祖がえり:未熟な細胞が増えるだろう。


という2点で、
予想可能な解答ではないか?

見たことがなくても、
今までの知識で戦えるようにすべきだろう。





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