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γ-GTP高値でALP基準値内の肝胆疾患


少し難しいかもしれないが、歯科カテゴリーに
割れ問だったようです。

卒試あたりには出る可能性あり。

https://medu4.com/110I6 から


110I6

血中γ-GTPが高値で、ALPが基準範囲内に留まるのはどれか。


a 胆管癌
b 総胆管結石
c 原発性硬化性胆管炎
d 原発性胆汁性肝硬変
e 非アルコール性脂肪性肝炎




解答:MOREへ

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解答


血中γ-GTPが高値で、ALPが基準範囲内に留まるのはどれか。


a 胆管癌
b 総胆管結石
c 原発性硬化性胆管炎
d 原発性胆汁性肝硬変
e 非アルコール性脂肪性肝炎 (NASH)



解答: e

正答率:55.0%


110I6の解説

γ-GTPもALPも胆道に含まれる。
一方、肝細胞にはALPは含まれない*。
このため、本問は「胆道障害がなく、肝細胞障害があるのはどれか」と読み替えることが可能。

a〜d 疾患名に「胆」とつくことから想像がつくように、γ-GTPもALPも上昇する。

e 正しい。
  非アルコール性脂肪性肝炎は肝細胞障害がメインであるため、
  γ-GTPは上昇してもALPは基準範囲内に留まることが多い。

*実際には肝細胞周囲に毛細胆管が存在するため、
 肝細胞のみの障害でもALPが上昇する患者は存在する。
 また、ALPには複数のアイソザイムがあり、
 非アルコール性脂肪性肝炎患者であっても併存する別病態によってはALP上昇がみられることがある。
 厳密に考え出すとキリがないため、
 本問に限っては「疾患名に『胆』と付かないのはどれか」と読み替えてしまうとよい。


th-n-01812.jpg 

https://medick.biz/category/select/pid/158029

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2018/03/25 06:30 肝・消化器:歯科 TB(-) CM(0)
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