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定期試験・CBT・歯科医師国家試験対策無料メールマガジン から 口腔外科のみを拝借、再編集 http://archives.mag2.com/0001494170/ ![]() https://www.oacds.com/course/oral-surgery/ 1)一時止血法はどれか。すべて選べ。(口腔外科学) a 縫合法 b 圧迫法 c 緊縛法 d 挫滅法 e 塞栓法 2)症候群とその症状の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。(口腔外科学) a Apert症候群――――下顎過成長 b Gardner症候群―――口腔粘膜への色素沈着 c Klinefelter症候群―翼状頸 d Marfan症候群――――心奇形 e Sturge-Weber症候群―てんかん 3)多発性骨髄腫で正しいのはどれか。4つ選べ。(口腔外科学) a 造影CTが原則禁忌となる。 b 尿中にMタンパクが認められる。 c アミロイドーシスが起こることがある。 d 腫瘍細胞にRussell小体が認められる。 e エックス線写真で打ち抜き像が認められる。 4)正中が右側に偏位するのはどれか。すべて選べ。(口腔外科学) a 右側関節突起骨折 b 左側顎関節強直症 c 右側顎関節片側脱臼 d 左側顎関節骨軟骨腫 e 右側化膿性顎関節炎 5)急性壊死性潰瘍性歯肉炎のリスクファクターはどれか。すべて選べ。(口腔外科学) a 喫 煙 b 疲 労 c 低栄養 d ストレス e 後天性免疫不全症候群 6)歯原性上皮のみからなるのはどれか。すべて選べ。(口腔外科学) a 歯牙腫 b 歯原性粘液腫 c エナメル上皮腫 d 腺腫様歯原性腫瘍 e 石灰化上皮性歯原性腫瘍 7)骨折について正しいのはどれか。すべて選べ。(口腔外科学) a 若木骨折は高齢者に多い。 b 介達骨折は関節突起部に多い。 c 複雑骨折では骨折端が外界と交通する。 d 下顎正中骨折は気道閉塞の危険性がある。 e Le Fort I型骨折では上顎の異常可動性がみられる。 解答:MOREへ スポンサーリンク 1)一時止血法はどれか。すべて選べ。(口腔外科学) a 縫合法 b 圧迫法 c 緊縛法 d 挫滅法 e 塞栓法 解答:b,c,e 解説: 口腔外科学より、止血法についての出題です。 ここは知識の有無で勝負が決まるので確実に覚えましょう。 ~止血法~ 一時的止血法:圧迫法、塞栓法、緊縛法 永久的止血法:縫合法、血管結紮法、周囲結紮法、挫滅法、 血管挫滅法、電気凝固法 2)症候群とその症状の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。(口腔外科学) a Apert症候群――――下顎過成長 b Gardner症候群―――口腔粘膜への色素沈着 c Klinefelter症候群―翼状頸 d Marfan症候群――――心奇形 e Sturge-Weber症候群―てんかん 解答:d,e 解説: 口腔外科学から症候群についての出題です。 症候群はかなり出題頻度が高く、 臨床実地問題でも症状を知らないと正解を導き出せない問題も多数存在します。 内容は盛りだくさんですが、早めに押さえておくことをおすすめします。 ~症候群~ Turner症候群:XO、低身長、高口蓋、翼状頸、先天性心疾患、知能障害なし 基底細胞母斑症候群:多発性角化嚢胞性歯原性腫瘍、大脳鎌石灰化、 二分肋骨、手掌の点状小窩(常染色体優性遺伝) 鎖骨頭蓋異骨症:大泉門閉鎖不全、過剰歯、なで肩、胸はベル状、短頭、鞍状鼻 クッシング病:副腎皮質亢進症、満月様顔貌 アジソン病:副腎皮質機能不全、メラニン色素 Apert症候群:上顎骨の劣成長、眼球突出、高口蓋、合指症 Beckwith-Wiedemann症候群(EMG症候群):常染色体劣性遺伝、臍帯脱出、巨体、巨舌 Crouzon症候群:常染色体優性遺伝、眼球突出、上顎骨劣成長、泉門の早期閉鎖 Eagle症候群:茎状突起過長症、パノラマエックス線写真にて確認可能、嚥下痛あり Frey症候群、耳下腺部の手術で起こることがある(耳介側頭神経が関与)、食事で発汗 Gardner症候群 骨腫、類皮嚢胞、歯牙腫、過剰歯、消化管ポリポージス Klinefelter症候群:XXY、女性化乳房、タウロドント Heerfordt症候群:末梢性顔面神経麻痺、耳下腺腫脹、サルコイドーシス、ブドウ膜炎 Marfan症候群:常染色体優性遺伝、クモ指、口蓋裂、高口蓋、 心疾患(大動脈瘤、大動脈解離等)、顎関節習慣性脱臼 Melkersson-Rosenthal症候群:顔面神経麻痺、肉芽腫性口唇炎、溝状舌 Albright(McCune-Albright)症候群:線維性異形成症、カフェオレ斑、性的早熟 Oslar病:毛細血管拡張症 Peutz-Jeghers症候群:色素斑、消化管ポリープ Pierre Robin症候群 小下顎症、口蓋裂、舌根沈下 Treacher Collins症候群:常優、小下顎症、口蓋裂 Sturge-Weber症候群:多発性血管腫、緑内障、てんかん von Recklinghausen病:カフェオレ斑、神経線維腫 左右非対称:Goldenhar症候群やRussell-Silver症候群 Godenhar症候群(第一第二鰓弓症候群):顔面非対称治療は骨延長術 猫鳴き症候群:5p (欠失) 無汗型外胚葉異形成症:伴性劣性遺伝、老人様顔貌、部分無歯症、毛髪発育不全、皮膚乾燥 先天性色素失調症:多数歯の先天欠如、骨病変、爪欠損 3)多発性骨髄腫で正しいのはどれか。4つ選べ。(口腔外科学) a 造影CTが原則禁忌となる。 b 尿中にMタンパクが認められる。 c アミロイドーシスが起こることがある。 d 腫瘍細胞にRussell小体が認められる。 e エックス線写真で打ち抜き像が認められる。 解答:a,c,d,e 解説: 口腔外科学から多発性骨髄腫についての出題。 名前は頻繁に耳にすると思われますが、その内容を確実に押さえていますか? 病理学や歯科放射線学にもつながる内容も掲載していますのでここで押さえておいてください。 ~多発性骨髄腫~ ・形質細胞が腫瘍化して起こる(なので腫瘍細胞は形質細胞に特徴的なRussell小体を認める) ・尿中にBens-Jonesタンパク、血液中にMタンパクを認める ・アミロイドーシスが起こることがある ・エックス線写真で頭蓋骨の打ち抜き像が認められる ・ヨード系造影剤の使用は原則禁忌(腎障害の危険性があるため) したがってヨード系造影剤を用いる造影CT撮影も原則禁忌となります。 4)正中が右側に偏位するのはどれか。すべて選べ。(口腔外科学) a 右側関節突起骨折 b 左側顎関節強直症 c 右側顎関節片側脱臼 d 左側顎関節骨軟骨腫 e 右側化膿性顎関節炎 解答:a,d 解説: 口腔外科学から顎関節疾患についての出題です。 今回の範囲はかなり昔から出題されていますが相変わらず苦手な学生さんが多いところです。 確実に押さえることが非常に重要となります。 ~顎関節疾患:正中がどちらに偏位するか?~ 患側(問題が起こっている側)に偏位 →関節突起骨折、下顎頭形成不全、顎関節強直症 (つまり骨折、小さい、動かない) 健側(問題のない側)に偏位 →下顎頭過形成、顎関節脱臼、顎関節の炎症・腫瘍 (つまり大きすぎ、外れる、余計なもの) 今回は「右側に偏位」なので「右側にできた患側偏位するもの」 または「左側にできた健側偏位するもの」を選べばいいということになります。 5)急性壊死性潰瘍性歯肉炎のリスクファクターはどれか。すべて選べ。(口腔外科学) a 喫 煙 b 疲 労 c 低栄養 d ストレス e 後天性免疫不全症候群 解答:a,b,c,d,e 解説: 歯周病学から急性壊死性潰瘍性歯肉炎についての出題です。 近年の国家試験に床つ題されています。確実に押さえましょう。 ~急性壊死性潰瘍性歯肉炎(ANUG)~ ・Prevotella intermedia、Treponema denticolla、Fusobacterium nucreatumが原因となる ・リスクファクターはストレス、栄養失調、AIDS、疲労、喫煙など ・症状は口臭、偽膜、歯肉からの出血 ・治療:含嗽剤、ガーゼでぬぐう(まずブラッシングはしない) 6)歯原性上皮のみからなるのはどれか。すべて選べ。(口腔外科学) a 歯牙腫 b 歯原性粘液腫 c エナメル上皮腫 d 腺腫様歯原性腫瘍 e 石灰化上皮性歯原性腫瘍 解答:c,d,e 解説:口腔外科学より、歯原性腫瘍についての出題です。 ~歯原性腫瘍の分類~ 歯原性上皮のみからなるもの ・エナメル上皮腫 ・腺腫様歯原性腫瘍 ・石灰化上皮性歯原性腫瘍 ・(歯原性角化嚢胞=角化嚢胞性歯原性腫瘍) 外胚葉性間葉のみからなるもの ・歯原性線維腫 ・歯原性粘液腫 ・セメント芽細胞腫 歯原性上皮と外胚葉性間葉の両者からなるもの ・歯牙腫 ・エナメル上皮線維腫 ・(石灰化歯原性嚢胞=石灰化嚢胞性歯原性腫瘍) 7)骨折について正しいのはどれか。すべて選べ。(口腔外科学) a 若木骨折は高齢者に多い。 b 介達骨折は関節突起部に多い。 c 複雑骨折では骨折端が外界と交通する。 d 下顎正中骨折は気道閉塞の危険性がある。 e Le Fort I型骨折では上顎の異常可動性がみられる。 解答:b,c,e 解説: 口腔外科学より、骨折の定義についての出題です。 意外と理解が怪しい部分もあるのではないでしょうか。 ~骨折について~ 直達骨折:外力の作用した部位が骨折するもの 介達骨折:外力の作用した部位以外が骨折するもの(関節突起が好発部位) 単純骨折:骨折端が外界と交通していないもの 複雑骨折:骨折端が外界と交通し、軟組織損傷を伴うもの (複数の骨折線があるものではないことに注意。複数の骨折線があるのは複線骨折) 若木骨折:小児に多い不完全骨折。骨折端が一部連続して屈曲しているもの ・下顎正中骨折では骨片呼吸がみられる(下顎犬歯骨折ではみられない) ・下顎両側犬歯骨折(打ちぬき骨折)では気道閉塞の危険性 ・筋突起骨折では咬合異常は起きない ・Le fort I型、II 型骨折では上歯槽神経の障害がみられる ・Le fort II型、III型骨折では複視がみられる ・Le fort II型骨折では皿状顔貌がみられる ・Le fort I型骨折では上顎の異常可動性がみられる ![]() https://www.slideshare.net/chidambramakker/midfacial-fractures-oral-surgery-bds |
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