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定期試験・CBT・歯科医師国家試験対策無料メールマガジン から 小児歯科学のみを拝借、再編集 http://archives.mag2.com/0001494170/ ![]() https://seaofsmilespa.com/pediatric-dentistry-around-bristol/ から 1)成人と比較して小児で高い、もしくは多いのはどれか。3つ選べ。 a 血 圧 b 体 温 c 脈 拍 d 白血球数 e 赤血球数 2)乳前歯の変色を主訴で来院。3日前に転倒した。 露髄はなく、動揺は生理的範囲内である。電気歯髄診に反応しない。 この段階の対応で正しいのはどれか。1つ選べ。 a 抜 髄 b 暫間固定 c 経過観察 d 生活歯髄切断 e 感染根管治療 3)側方への成長に関与するのはどれか。1つ選べ。 a 前頭頬骨縫合 b 鼻骨上顎縫合 c 前頭上顎縫合 d 頬骨上顎縫合 e 頬骨側頭縫合 4)乳歯の生活歯髄切断法に用いるのはどれか。4つ選べ。 a パラホルム製剤 b 水酸化カルシウム製剤 c 次亜塩素酸ナトリウム d グラスアイオノマーセメント e 酸化亜鉛ユージノールセメント 解答:MOREへ スポンサーリンク 解答 1)成人と比較して小児で高い、もしくは多いのはどれか。3つ選べ。 a 血 圧 b 体 温 c 脈 拍 d 白血球数 e 赤血球数 解答:b,c,d 解説: 小児歯科学から小児の特徴についての問題です。 この辺りは暗記しきれていない学生さんをちらほらと見かけます。 知ってさえいれば正解できるのでその手間を惜しまないようにしましょう。 ~成人と比較した小児の特徴~ 成人に対して小児が高い:体温、呼吸数、脈拍数、白血球数など 成人に対して小児が低い:血圧、赤血球数、血色素数、1日の尿量 2)乳前歯の変色を主訴で来院。3日前に転倒した。 露髄はなく、動揺は生理的範囲内である。電気歯髄診に反応しない。 この段階の対応で正しいのはどれか。1つ選べ。 a 抜 髄 b 暫間固定 c 経過観察 d 生活歯髄切断 e 感染根管治療 解答:c 解説: 小児歯科学から外傷歯への対応についての問題です。 臨床実地問題で非常にネタにされます。 今のうちに考え方をマスターしましょう。 ~正しい外傷歯への対応(臨床実地対策)~ 1)露髄がある場合 点状露髄、かつ新鮮なもの(受傷後数時間以内):生活歯髄切断 露髄の面積が広い、または受傷後時間が経過しているもの:抜髄 2)歯冠の変色がある場合(国家試験の問題では境界は1か月と考えてください) 受傷時期が1か月以内:歯髄の生死にかかわらず経過観察 受傷時期が1か月以上前:失活していれば感染根管治療 *受傷直後の歯髄電気診はあてにならないので注意が必要です。 3)動揺がある場合 動揺度2度であれば暫間固定が必要 動揺度3度の場合は抜歯 4)歯の脱落 数時間以内なら再植可能 ・歯根膜を残す(掻爬しない) ・保存は生理食塩水、もしくは牛乳(口腔内に入れてきてもらうのもアリ) *牛乳を用いる理由も歯科医師国家試験に出題実績があります。 (浸透圧が体液と類似、入手が容易) 3)側方への成長に関与するのはどれか。1つ選べ。 a 前頭頬骨縫合 b 鼻骨上顎縫合 c 前頭上顎縫合 d 頬骨上顎縫合 e 頬骨側頭縫合 解答:d 解説: 小児歯科学より、頭蓋骨の縫合についての出題です。 試験頻出のわりには苦手としている学生さんが多い印象です。 この部分は頭蓋骨模型やイラストでイメージしながら学習しましょう。 ~頭蓋の縫合~ 垂直方向への成長 ・前頭頬骨縫合 ・前頭上顎縫合 前後方向への成長 ・鼻骨上顎縫合 ・頬骨側頭縫合 側方への成長 ・正中口蓋縫合 ・頬骨上顎縫合 ここはイメージが大事です。 4)乳歯の生活歯髄切断法に用いるのはどれか。4つ選べ。 a パラホルム製剤 b 水酸化カルシウム製剤 c 次亜塩素酸ナトリウム d グラスアイオノマーセメント e 酸化亜鉛ユージノールセメント 解答:b,c,d,e 解説: 小児歯科学から生活歯髄切断法についての出題です。 生活歯髄切断法は術式もさることながら、使用する器具・薬剤についても試験頻出です。 今回の問題は難易度としてはそれほど高くはないと思われますが、 それぞれの薬剤をどこで使うかを正確に答えられますか? 試験ではそのレベルが求められます。 ~生活歯髄切断法の術式~ 1)局所麻酔・ラバーダム防湿 2)軟化象牙質の除去 3)天蓋の除去、髄室開拡 4)冠部歯髄除去(滅菌ラウンドバー、スプーンエキスカベーターを用いる) 5)歯髄切断(根管口より少し大きめの滅菌ラウンドバー) 6)止血(次亜塩素酸ナトリウムと過酸化水素で交互洗浄) 7)歯髄切断面の覆髄(水酸化カルシウム製剤を用いる) 8)裏層・仮封(裏層には酸化亜鉛ユージノールセメント、仮封にはグラスアイオノマーセメントを用いる) パラホルム製剤はかつて失活断髄剤として使用されていましたが、その毒性や組織刺激性ゆえ現在は使われていません。 |
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