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根面う蝕と急性化膿性歯髄炎 ロムニー配信28からの転用 根面う蝕
その他のポイントに書かれている「齲蝕円錐の形態はない」などの「~はない」 という引っかかりやすいポイントをおさえておくことで、除去選択肢として消すことが可能になります。 また、単に「加齢にともないリスクが高まる」と覚えるだけではなく、 なぜなのか?を追求し、「唾液分泌低下」による自浄作用の低下、 「辺縁歯肉の退縮」などの具体的な理由を言えるようにしておきましょう。 その結果として、必修の枠を超えて、 一般問題や臨床問題を解くうえでも不可欠な知識を身に着けることにつながります。 つまり、必修対策!という観点ではなく、 全科目の超基本事項!という観点から、広く基本的な知識を身に着けることが必要になります もっとも国試で難しい範囲である「歯内療法」のポイントをみていきます。 2)急性化膿性歯髄炎
急性化膿性歯髄炎は、病変の進行に伴い周囲の歯槽骨、骨膜、歯肉などに波及する。 根尖周囲の歯根膜、歯槽骨中にび漫性の好中球の浸潤がみられ、進行すると膿瘍を形成する。 患者は患歯を同定できないほど激烈な痛みを訴える。 エックス線像には根尖部透過像を認められないことが多い。 自覚症状としては・・・ ・拍動性の自発痛: 初期 には 限局性・間歇性 、 晩期 には 放散性・持続性 ・温度刺激:初期には冷刺激に過敏、晩期には温熱刺激で激痛、冷刺激で疼痛の緩和 夜間もしくは臥床時に体温の上昇により自発痛の増悪 ・歯の挺出感 他覚症状としては・・・ ・視診:深在性の大きな齲窩と多量の軟化象牙質、露髄 ・触診:機械的刺激による激痛、髄腔開放により出血・排膿が起こり疼痛は緩和、 晩期には所属リンパ節の圧痛 ・打診:全部性歯髄炎に移行すると激しい打診痛 ・温度診:初期には冷刺激で鋭敏、晩期には冷刺激で疼痛緩和、温熱刺激で激痛 ・化学診:甘、酸の刺激で疼痛 ・歯の動揺度:全部性歯髄炎※で挺出感と動揺 ・電気診:閾値の上昇※※ ・エックス線診:晩期には炎症が歯根膜に拡延するため歯根膜腔のわずかな拡大が見られる ※歯冠部、歯根部を問わず歯髄全体が炎症状態に陥っている歯髄炎である。 ※急性化膿性歯髄炎の場合、歯髄組織は破壊方向に進展する。 したがって、神経の近くも鈍麻され、刺激に対する閾値は上昇する。 治療法としては、感染根管治療のほか、抗菌薬、消炎鎮痛剤の投与を症状軽減のために行う。 膿瘍の形成があった場合には切開排膿をはかる。 ※外部吸収とは、歯根表面からセメント質・象牙質が病的に吸収されることを言う。 治療としてはまず非外科処置(根管治療)を行うが、 根管治療を行っても症状が改善されない場合や、 根充後も吸収が継続する場合は外科処置(歯根尖切除術)を行う。 ロムニー配信について 歯科医師国家試験を突破するために! DCロムニーハウスがお手伝い という有名な歯科国試サイトを訪問して、 詳細な情報を得てください。 いろいろ有用なことが書いてあります。 私の方でも、情報をまとめ直してお送りする予定です。
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