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かず

Author:かず
某総合病院で日々、臨床で忙しい医師カズです。
各種医療職の資格試験問題に挑戦しつつ、資格を目指す方々を励ますブログです。
内容は、国内の医師、歯科、薬剤師、看護師国試など、さらには米国医師資格試験(USMLE)、米国歯科医師資格試験(NBDE)あたりの問題にも挑戦する予定です。
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歯科麻酔学のみを拝借、再編集
http://archives.mag2.com/0001494170/



palatal-press-and-roll-kravitz.png
http://www.dentalimplants.us/research-findings/252/pain-free-dental-anesthesia



1)中耳炎の既往があるHIVプロテアーゼ阻害薬服用患者の鎮静法に使用できるのはどれか。
すべて選べ。(歯科麻酔学)

a 笑 気
b ミダゾラム
c ジアゼパム
d プロポフォール
e チオペンタール


2) 星状神経節ブロックが奏功した部位に起こるのはどれか。3つ選べ。(歯科麻酔学)

a 散 瞳
b 発 汗
c 鼻 閉
d 眼瞼下垂
e 皮膚温上昇


3) 気管支喘息の治療に用いられるのはどれか。3つ選べ。(歯科麻酔学)

a ニカルジピン
b アドレナリン
c アミノフィリン
d サルブタモール
e プロプラノロール


4)癌性疼痛に関する鎮痛薬の使用で正しいのはどれか。1つ選べ。(歯科麻酔学)

a 頓服で使用しても構わない。
b すべての患者に同じ量を適用する。
c 鎮痛薬は静脈内投与を原則とする。
d 疼痛ラダーの第一段階でモルヒネを使用できる。
e 抗うつ薬を鎮痛補助薬として用いることができる。


4) 全身麻酔下で下顎枝矢状分割術を行うこととした。
術前の心拍数・血圧は正常であったが、切開を加えたのちに
血圧、脈拍共に上昇した。
原因として考えられるのはどれか。すべて選べ。(歯科麻酔学)

a 出 血
b 鎮痛の不足
c 麻酔深度の不足
d 迷走神経への刺激
e アナフィラキシーショック


解答:MOREへ

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解答


1) 中耳炎の既往があるHIVプロテアーゼ阻害薬服用患者の鎮静法に使用できるのはどれか。
  すべて選べ。

a 笑 気
b ミダゾラム
c ジアゼパム
d プロポフォール
e チオペンタール

解答:d,e

解説:
歯科麻酔学から鎮静法についての問題。

~鎮静法とその禁忌~

笑気吸入鎮静法の禁忌:
妊娠初期、中耳炎、嚢胞、ガスによる眼科手術、イレウス等
(体内に閉鎖腔を持つ患者は禁忌)

バルビツレートの禁忌:
喘息(ヒスタミン遊離作用を有するため)

ベンゾジアゼピン系の禁忌:
狭隅角緑内障、重症筋無力症、HIVプロテアーゼ阻害薬服用患者

プロポフォールの禁忌:
卵・大豆アレルギー、小児

今回は「中耳炎の既往」「HIVプロテアーゼ阻害の服用」があるので、
笑気とベンゾジアゼピン系(ジアゼパム・ミダゾラムなど)が禁忌となります。

どの鎮静法も、「妊娠初期の患者」「協力が得られない患者(障害者など)」には禁忌となります。


2) 星状神経節ブロックが奏功した部位に起こるのはどれか。3つ選べ。

a 散 瞳
b 発 汗
c 鼻 閉
d 眼瞼下垂
e 皮膚温上昇

解答:c,d,,e

解説:
歯科麻酔学から星状神経節ブロックについての出題。
歯科麻酔学の分野ではかなり出題頻度が高いところでもあります。
的確に押さえましょう。

~星状神経節ブロック(SGB)~

適応:顔面神経麻痺、帯状疱疹後神経痛、神経損傷など
(三叉神経痛では適応にならないことに注意)

ホルネル徴候:眼球陥凹、眼瞼下垂、縮瞳
その他の症状:結膜充血、鼻閉、血行促進、皮膚温上昇など

偶発症:嗄声(反回神経麻痺)、局所麻酔中毒など


3) 気管支喘息の治療に用いられるのはどれか。3つ選べ。

a ニカルジピン
b アドレナリン
c アミノフィリン
d サルブタモール
e プロプラノロール

解答:b,c,d

解説:
歯科麻酔学から気管支喘息の治療薬についての問題。
薬理学が関係することもあり、この辺りは暗記を後回しにしようとする学生さんが多い印象を受けます。
ここで押さえましょう。

~気管支喘息と薬剤~

気管支喘息の治療薬

・サルブタモールなどのβ2受容体刺激薬、アドレナリン(β2刺激作用を有する)、
・テオフィリン、アミノフィリン(気管支拡張薬)
・副腎皮質ステロイド(ヒドロコルチゾンなど)
(アレルギーが関連する場合はジフェンヒドラミンなどの抗ヒスタミン薬もあわせて使用)
気管支喘息患者では、発作防止のため副腎皮質ステロイドを常用していることがあるので、
そのような患者さんの治療(特に外科治療)のさいにはステロイドカバーが必要となります。

気管支喘息患者に禁忌となるもの
・プロプラノロールなど(β遮断薬)
・d-ツボクラリン
・バルビツレート(チオペンタールなど、ヒスタミン遊離作用があるため)
・モルヒネ、フェンタニル
・非ステロイド系抗炎症薬(アスピリン喘息の場合)


4)癌性疼痛に関する鎮痛薬の使用で正しいのはどれか。1つ選べ。

a 頓服で使用しても構わない。
b すべての患者に同じ量を適用する。
c 鎮痛薬は静脈内投与を原則とする。
d 疼痛ラダーの第一段階でモルヒネを使用できる。
e 抗うつ薬を鎮痛補助薬として用いることができる。

解答:e

解説:
歯科麻酔学から癌性疼痛への鎮痛薬の使用についての問題です。
大学・学年問わず試験頻出の分野です。

~癌性疼痛の鎮痛~

・経口投与を原則とする

・時間を決めて投与する(頓服はダメ)

・患者一人ひとりにあった分量とする

・疼痛ラダーに沿った投与を行う
第一段階:NsAIDS、アセトアミノフェン
第二段階:麻薬拮抗性鎮痛薬(ペンタゾシン)・弱オピオイド(コデインなど)
第三段階:強オピオイド(モルヒネ、フェンタニルなど)


4) 全身麻酔下で下顎枝矢状分割術を行うこととした。
術前の心拍数・血圧は正常であったが、切開を加えたのちに
血圧、脈拍共に上昇した。
原因として考えられるのはどれか。すべて選べ。

a 出 血
b 鎮痛の不足
c 麻酔深度の不足
d 迷走神経への刺激
e アナフィラキシーショック

解答:b,c

解説:
歯科麻酔学から術中のバイタルサインの変化についての問題です。
問題文が長くて読む気が失せそうかと思いますが、
同様の内容が近年の歯科医師国家試験に出題されています。
ここでイメージを理解しましょう。

~術中のバイタルサインの変化~
・血圧低下、心拍数上昇:出血、アナフィラキシーショック
・血圧低下、心拍数低下:迷走神経への刺激、深すぎる麻酔深度
・血圧上昇、心拍数上昇:鎮痛の不足、浅すぎる麻酔深度

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2018/04/22 17:44 歯科麻酔・救急 TB(-) CM(0)
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