FC2ブログ
様々な医療福祉関係の資格試験に挑むブログ
プロフィール

かず

Author:かず
某総合病院で日々、臨床で忙しい医師カズです。
各種医療職の資格試験問題に挑戦しつつ、資格を目指す方々を励ますブログです。
内容は、国内の医師、歯科、薬剤師、看護師国試など、さらには米国医師資格試験(USMLE)、米国歯科医師資格試験(NBDE)あたりの問題にも挑戦する予定です。
応援よろしくお願いいたします。

ブログ使用時の注意点:
PCビューで見ると、答えが隠れています。
解答を見る場合は、”MORE”ボタンをクリックして下さい。
スマホですと、全てが表示されてしまうので演習目的の場合はPCビューがお勧めです。

広告
カテゴリ
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
学校・教育
13位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
2位
アクセスランキングを見る>>
楽天お勧め
楽天トラベル
ブロとも申請フォーム
google+1
脳MRI 診断についての問題。


110I22
意識障害患者の頭部MRIのFLAIR像(A、B)を別に示す。
最も可能性が高いのはどれか。


110I-22A.jpg110I-22B.jpg

a Wernicke脳症
b 一酸化炭素中毒
c 単純へルペス脳炎
d インフルエンザ脳症
e Creutzfeldt-Jakob病


解答:MOREへ



関連記事(一部広告含む)


解答

意識障害患者の頭部MRIのFLAIR像(A、B)を別に示す。
最も可能性が高いのはどれか。

110I-22A.jpg110I-22B.jpg

a Wernicke脳症
b 一酸化炭素中毒
c 単純へルペス脳炎
d インフルエンザ脳症
e Creutzfeldt-Jakob病



正解 a


解説

意識障害があるという情報のみが与えられ、頭部MRIのFLAIR像を根拠に診断を推論させる問題です。

Aの画像では、画面中央よりやや腹側に第3脳室が確認され、周囲にFLAIR高信号域を認めます。
また、中脳の背側にも同様の高信号域を認め、これを中脳水道周囲の高信号と捉えれば、
Wernicke脳症で見られる典型像と見なすことができます。

Bの画像では、両側視床にFLAIR高信号を認めています。

以上を踏まえると、
(1)意識障害をきたす疾患 
(2)第3脳室、中脳水道周囲、視床を病変の主座とする疾患 
(3)高信号域は左右対称 
ということを根拠に、Wernicke脳症が正解となります。

<選択肢考察>
それぞれの疾患において、MRIで高信号域が期待される部位・領域に注目します。

a Wernicke脳症は上記の通りです。

ウェルニッケ脳症と脚気の違い



b 一酸化炭素中毒では、酸素需要量の多い淡蒼球に病変を認めることが多いです。
他には中脳黒質で異常所見を認めることもあります。

脳MRIは下記サイト 参照
http://plaza.umin.ac.jp/~pmd/iden_koten.html

淡蒼球については、下記サイトに
http://www.akira3132.info/basal_ganglia.html


c 単純ヘルペス脳炎は、両側側頭葉が病変の主座となります。

d インフルエンザ脳症は、特異的なMRI所見がないのが特徴です。
  様々な部位に高信号域を認めることがあります。


e CJDは、主に大脳皮質や基底核病変が特異的です。 

認知症関係 画像診断2

参照


解説:日経メディカル 1日1問医師国試から改編


関連記事
2018/05/12 19:08 脳・神経 TB(-) CM(0)
コメント















 管理者にだけ表示を許可する

アクセス数
検索フォーム
知りたい疾患や用語に関連するブログ記事を探すのに使ってください
スポンサーリンク
カレンダー
08 | 2018/09 | 10
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
リンク
医歯学などの勉強に有用なサイトを随時増やしていきます。 リンクサイトでアクセス出来ないものあれば、メールフォームで遠慮なく教えて下さい。
ブログランキングなど
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: