> 保存修復:歯質の変色とブリーチング方法 - 医療関係資格試験マニア
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歯質の変色とブリーチング方法

aesthetic06.jpg 
http://www.418smile.com/2013/08/11-week/


歯科医師国家試験を突破するために! DCロムニーハウスがお手伝い
より、保存 国試ポイント
January 23, 2015配信)

 

 

●歯質の変色

外因性

:アマルガム,フッ化ジアミン銀(サホライド)、フッ素症

内因性

:先天性ポルフィリン症,テトラサイクリン系抗菌薬梅毒
 加齢(石灰化,亀裂)、外傷,抜髄による歯髄出血

(ここで、梅毒がでてきたので、ポイントを次に述べる)

**********************

梅毒(Treponema pallidum

先天性

⇒ ハッチンソンの3徴候:ハッチンソン歯内耳性難聴実質性角膜炎

後天性

⇒第1期~4期に分かれる。

1

感染後3か月:陰部、口唇部、口腔内に「硬性下疳」(無痛性の硬結で膿を出す)を生じる。
また、鼠径部の「リンパ節腫脹」

6週間を超えるとワッセルマン反応等の梅毒検査で陽性反応が出るようになる。

 

2

感染後 3年:「全身のリンパ節腫脹」「倦怠感」「関節痛」「バラ疹(全身的な赤い発疹)」

 

3

感染後10年:皮膚や筋肉、骨などに「ゴム腫」(ゴムのような腫瘍)が発生する。

 

4

感染後10年以降:多くの臓器に腫瘍が発生、
脳、脊髄、神経を侵され「麻痺性痴呆」「脊髄瘻」(脳梅)を起こし、死亡する。

 

現在は、第2期くらいまでに治癒する。⇒ペニシリン系の抗菌薬にて。

 **********************

まず、不適症例から。

・アマルガム、フッ化ジアンミン銀などの金属イオンによる変色

先天性疾患による変色(先天性ポルフィリン症など)

・『重度の』テトラサイクリン歯(Feinman2度まではOK

・実質欠損の歯

 

※しばしば、歯髄壊死にはダメですか?と質問する人がいるが、大丈夫です。

 

※オフィスとホーム

    オフィスブリーチ

 

術前の歯面清掃(ペーストなどで:ただし、フッ素含有はNG) 
⇒ 歯肉保護(ラバーダムを用いる場合、ブロックアウトレジンを用いる場合、
そして、粘膜や口唇にはワセリンを塗布) 
⇒ パウダーと水の混和 ⇒ ブリーチ剤の歯面塗布 
⇒ 光照射(目安⇒キセノン:1分以内、ハロゲン:3分)
⇒ この作業を繰り返す ⇒ ブリーチ剤の除去 
⇒ 術後の歯面清掃(このときは、フッ素含有で
OK) 

 

    ホームブリーチ

 
カスタムトレーを作製するために印象採得 ⇒ 
模型上の漂白する歯の歯冠に
レザボア(ブリーチ剤が貯留する空隙)を付与(厚さ1mmくらい)
⇒ カスタムトレー作製(もちろん、模型上で!:トレー用シートを密着させて、デザインナイフでつくる)
⇒ カスタムトレーの試適(実際に口腔内にセットして適合性の確認) 
⇒ 歯面清掃 ⇒ 患者に使用方法の説明(初回は、実際にトレーにブリーチ剤をいれて、口腔内にセットする)
⇒ 患者が自宅で使用(約1日
2時間)
⇒ 数週間ごとに経過観察(知覚過敏、漂白の効果など)

 

※患者に説明すること

「就寝時」には使用してはならない(誤飲の恐れ)。

・知覚過敏が発生したら、直ちに使用をやめる。

・着色のある食べ物、酸性飲料などは、漂白の効果を妨げ、脱灰も起こす。

 

※光照射を用いるのは、
 もちろん、オフィスブリーチ(ウォーキングブリーチは使用しません)だが、
 具体的に用いられる光としては、
 「アルゴンレーザー」「ハロゲン光」「
LED」「キセノンランプ」「プラズマ光」などがある。
 光照射のことを「加熱」「薬剤の活性化」「漂白の促進」などと表現する。

 

 

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2015/09/06 16:32 保存修復 TB(-) CM(0)
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