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高齢者のポリファーマシーを意識した問題。
これからの医療では問題となる重要な分野です。

poripha_001.jpg 
https://photo-pharmacy.com/pharmacy/poripharmacy.html


112F82改題

73歳の女性。
右股関節を人工関節に置き換える手術が予定された。
入院時のシステムレビューで、夜間のトイレ歩行時に
軽いふらつきを自覚していることが分かった。
神経学的所見では、右下肢の筋力低下以外に、
ふらつきの原因となる異常は認めなかった。

処方されている薬剤で、ふらつきの原因となる可能性があるのはどれか。
3つ選べ。

a 非ステロイド性抗炎症薬〈NSAIDs〉
b 降圧薬
c 睡眠薬
d 整腸薬
e 点眼薬




解答:MOREへ



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解答

73歳の女性。
右股関節を人工関節に置き換える手術が予定された。
入院時のシステムレビューで、夜間のトイレ歩行時に
軽いふらつきを自覚していることが分かった。
神経学的所見では、右下肢の筋力低下以外に、
ふらつきの原因となる異常は認めなかった。

処方されている薬剤で、ふらつきの原因となる可能性があるのはどれか。3つ選べ。

a 非ステロイド性抗炎症薬〈NSAIDs〉
b 降圧薬
c 睡眠薬
d 整腸薬
e 点眼薬


正解 abc


b 降圧薬
BP下がりふらつき出るでしょう。

c 睡眠薬
ベンゾジアゼピン系は要注意です。

a 非ステロイド性抗炎症薬〈NSAIDs〉
選べにくいです。

【非ステロイド性抗炎症薬の副作用】
1.腎障害(胃腸炎が最も多い)
2.出血傾向
3.血圧異常
4.気管支炎(アスピリン喘息)
5.肝機能障害
6.眠気、めまい、体温低下、下痢、嘔吐
とのこと。

dはふらつき起きにくいだろう。

e 点眼薬:もともと白内障などあれば見えにくいということはあるか?
眩暈はおきないだろう。

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2018/06/01 06:00 老年医学・認知症 TB(-) CM(0)
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